2020/07/07 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ【イベント開催中】」にアウロラさんが現れました。
アウロラ > (ちょっとカジノの資料が欲しくて取材をしに訪れたハイブラゼール。一通り必要な資料も集め終わり・・・折角だから、ちょっと遊んでから帰ろう。そんな風に思ってしまったのが運命の分かれ道だった、とでも言うのだろうか。

そこは店に入るのにコインを受け付けで借りていくタイプのカジノ。お金を支払い、受け付けから遊ぶためのコインを借りて、帰る際に借りたコインを返さなければならない、という形。ゲームで負けてコインをスッてしまった場合、現金でコインを買う事もできて、それで帰るのだとか。 

――ただし、それすらもなくしてしまった場合・・・自分の身体を、賭けなければならなくなるという。罰ゲームとして、すけべなことをさせられたり、言わされたり、衆人環境で犯されるような事もあるとか。何をやらされるかは・・・その時によるのだという。

まぁ、別に払えなくなる前に帰ればいいのだし。そう気楽にとらえていたのだけれど、ついゲームに熱が入ってしまって、カジノで遊ぶ予定なんてなかった為に持ち合わせもそれ程なく。気がつけば受け付けに返す分のコインを失ってしまって、どうにか持ち合わせのコインで一発逆転をして、せめて退場する分のコインを稼がなければいけないような状態へと陥っていた。

アウロラがそんな状態に陥っている事をどこからか聞きつけてきたのか周囲には小さな人混みが出来ていて、やんややんやと賑やかしをする。下卑た歓声が飛び交う中)

・・・やかましいですよ。見てなさい、ここから私は逆転するんですから・・・!

(勇ましくそう宣言しつつ、女はゲームに向き合う。遊んでるゲームはポーカー。女の前に積まれたコインは既に僅かで、次に負ければ本当に、身体を支払わなければならなくなってくる状態。何をしろ、と言われるかわからない以上、これ以上負ける訳にはいかないのだけれど、果たして。)

アウロラ > (そうしてしばらく経った頃・・・アウロラの目の前には高々とコインが積まれていて。観客の人間はつまらなそうに口を尖らせ、逆にアウロラはにまにまと得意そうに笑みを浮かべ)

ほーら、見たことですかぁー!私はやる時はやる女なんですよぉぉぉ!

(と、画家の女は得意そうに胸を張り、ここで全額プッシュすればウチの最高額の商品が当たるチャンスが・・・という悪魔の囁きをしてくるディーラーの囁きを避けて、あ、もう帰るんで・・・、とひらひらと手を振って、借りたコインを返せる額だけ残し、ちょっとした美味しいお酒とかお菓子とか、そういうのだけ交換し、悠々とそのカジノを後にしたそうである。

後に聞いたことであるが。そのカジノは割とその界隈で有名なカジノで、女の身で負けたのなると私でもちょっと引くレベルの事をやらせることもあると聞いて、無事に帰れてよかった・・・と胸をなでおろすのでした。)

ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ【イベント開催中】」からアウロラさんが去りました。