2020/06/28 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にイエナ・イズバックさんが現れました。
イエナ・イズバック > オークション会場は身なりが様様な者達でさざめき、中央の舞台で繰り広げられている競りの熱気で室内が暖まっている。
それを見守る人間達の中にちょっと毛色が変わった人影があった。
大太刀を背負った、蛮族風のビキニアーマーのハイエナ系のミレー族である。
蛮勇のイエナは今夜はカジノで大勝ちして懐が充実している。それでオークションで何か面白い物がないかとオークション見物を兼ねて競りの品を物色していた。
さて、彼女の興味を惹く、オークションに参加したくなるような物品は現れるだろうか。

ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「はぁ……すっげぇ賑わってるな」

オークション会場に現れた男は、その熱気と人の多さに圧倒される。
入り口近くで金を払い、パンフレットをもらえば。
そこには、今日出品される商品の一覧が載っていた。

「へぇ……面白そうなものも結構あるんだな」

そのパンフレットを見ながら歩いていた男だが。
不注意から、前方の人物にぶつかってしまい。

「おっと、すまない。大丈夫か?
 ……って。アンタ……。
 ……イエナ。イエナ・イズバックか?」

顔をパンフレットから上げ、相手の姿を確認し、謝罪する男。
だが、その相手は、男も知る人物であった。
そう。冒険者である男が、名を聞いたことのある猛者。
剣闘の世界ではある種の伝説となった、凄腕のミレー戦士であり。
……男が、こっそりと憧れていた存在。その人本人だったのだ。

イエナ・イズバック > 「っと、ごめんな」
ぶつかられたイエナは反射的に謝った。
そして、自分の名を呼ばれた事に気づく。
自分の名は知られているところでは知られている。だから名を呼ばれた事自体には驚きはしない。
だが、今回は有名な人物に呼ばれた事に驚いた。
「セイン……ディバンか」
初めて会うが、その黒髪と赤い瞳は噂には聞いていた。
セイン=ディバン。
ナノ知れた冒険者だ。
彼の名を呼んだ時、一つのオークションが終わった。
木槌の音が奴隷少女の落札を告げている。
セインの方を見ながら、イエナの好奇心はちょっと邪念をもたげていた。
噂には聞くが、セインという男は巨根の持ち主だという事である。
(そう言えば最近、ヤッてないな)
セインに対してイエナが持った興味は性的なものだった。

セイン=ディバン > 「うぇっ!? アンタ、オレの名前なんか知ってるのか!?
 ……あぁ、いや、いい、言わんでくれ!
 どうせ悪名か、蔑称、あるいは悪い噂で知った名だろう」

相手に名を呼ばれ、男は驚き、光栄だ、と思うのだが。
そこで思案。自分が、良い意味で名を覚えられているとは限らない、と。
いやむしろ名の広まり具合は、悪名の方が、っていうか悪名ばかりだ、と。
そう考え、勝手に落ち込み、一人で物を語る男。
そこで、木槌の音が聞こえれば。男の視線がオークション会場へと向き。

「……おいおい。奴隷少女を堂々とオークションにかけるなよ……。
 あぁ、それにしても。まさかこんなところでアンタに出会えるとはな。
 実はオレ、アンタのファンなんだよ。
 あの三十連勝の時。その三十勝目の時に観客としてアンタの戦いを見てたんだ。
 あれは……すごかった。アレこそ剣闘、あれこそ強者だ、と。
 そう思ったもんさ」

ちら、とパンフレットを横目で確認。
次の商品は、希少な宝石らしいが。男はそこは興味が無いので一度スルー。
そのまま、憧れの相手に対して、思っていたこと、ファンとしての気持ちを語り始める男。
イントネーションや表情からは、それが本当だとわかることだろう。

イエナ・イズバック > 「名は聞いてるよ。『千人斬り』ってね」
イエナは熱っぽく自分を語り始めたセインを潤んだ瞳で見つめ返し。自分の唇を桃色の舌で舐めた。
「『踏破者』の『黒曜』階級。立派なものじゃない。それにあたいの試合を観ていてくれたなんて、嬉しいじゃないか。こちらこそあなたに会えて光栄だ」
そして、周囲を素早く見渡した。
周りは人でいっぱいだ。
しかし全員がオークションに夢中で中央の舞台に釘づけになっている。
会場の端に大きな柱の影となっている暗がりがある。そこは周囲からすれば死角だ。
「どうだい。ファン同士、手っ取り早くあそこで親睦を深め得るというのは」
イエナの手がセインのスラックスの股間をいやらしく触り始めた。

セイン=ディバン > 「……うぅっ……やっぱりその名前かよ……」

憧れていた人物に、蔑称を口にされ、落ち込む男。
『千人斬り』……。男の二つ名ではあるが。
それは何も、千人の敵を倒した、ということではなく。
とある事情で、闘技場にて『千人に擬似輪姦で犯された』ということから付いた名前なのである。
悲しきかな、当時呪われていて、女性だったころの男の経験。

「……最近、ようやっとそのランクにあがった、って所だけれどもな。
 正直なところ、アンタが冒険者として活動を続けていけば。
 そんなランクはあっという間に飛び越すだろうに」

自身の階級を口にされ、男が照れる。
この相手は、実力は間違いなく一級品なのだが。
なんというか……名を上げる、というよりは。
ただ、自由に、生き生きと生きている、という噂。
それはまた、ある意味で男にとってはうらやましい生き方なのだが。

「……うおっ!? ……あ、アンタ。
 噂はマジだったのか? その……。
 ……性に対して、非常に、おおらかでいらっしゃる、っていうの」

いきなり股間を撫でられれば、情けない声が上がるが。
男は、そう尋ねつつも、表情が緩み始める。
同時に、男の股間は布地押し上げ、ぐぐぐっ、と自己主張。
もしも触り続けていれば、それがかなりのサイズだということはわかるだろう。

「……まぁ、オレもそういうのは。嫌いじゃないが」

性におおらかなのは、男もなのであった。

イエナ・イズバック > 「ほお」
関心する声がミレー族の女の唇から自然に出る。
勿論、相手の股間が自己主張し始めた事についてだ。
「……こいつはなかなか楽しましてくれそうじゃないか」
巨根を確かめたイエナの声の艶っぽさが増す。
アーマーに隠れて見えないが、100cmのバストの頂点で乳首が尖り始める。
「……まぁ、オレもそういうのは。嫌いじゃないが」というセインの声でイエナの心の底で女性的な本能がくすぐられた。淫乱の本性が笑顔として表情に出る。
「あっちへ行こうよぜ」
イエナはこのやり取りに気づいていない群衆をかき分けて、このオークションの死角となっている柱の陰の方へ、セインの手を引く。
やはり、ここは周囲の死角だ。
希少そうな宝石の競りに夢中になっている群衆から見えない位置に来ると、イエナは柱に手をつき、立ったまま尻を突きだした。
「一発やろうぜ」
ビキニアーマーの下半身部分をずらし、片手で自分の尻を割り開く。
くぱぁ、とハイエナ系の体毛の中で赤い陰唇が開いて誘っていた。もう既に十分に濡れている事が、彼女の淫乱さを表していた。

セイン=ディバン > 「……一応、女鳴かせの自慢のモノだけどな」

撫でられ、硬くなったそこ。
相手の言葉に、男は多少自信を感じるような返答を。

「って、おいおい、マジかぁ……?」

相手に連れられ、見事に柱の陰へと。
オークション会場では、『蒼穹の涙』という青い宝石が値をバンバン吊り上げていたが。
男としては、そんな宝石よりも、目の前の女性の肉体、であり。

「……そんな直接的な誘われ方、久しぶりだわ。
 ならまぁ、喜んで」

目の前で、尻を突き出し、更に、女性器までも見せ付けてくる相手。
そんな状況で臆するほど、男は草食ではない。
男もまた、スラックスから猛りを取り出してみせる。
へそに付く、というくらいまで反り返った肉の槍。
25サンチを超える巨根の根元を握り、男は、先端をクレパスへとあてがう。

「それじゃあ……早速、いただきます、だ」

そのまま、男は腰をゆっくりと突き出していき。
相手の美しい肉の海の中へと、その大剣を沈め始めていく。
ゆっくり、じっくり、ねっとりと。まずは、奥までの道のりを楽しむように。

イエナ・イズバック > 「……ああ」
イエナは自分の肉襞を押し分けて体内深く潜り込んでく物に快感と充足を覚えた。
じれったいほどゆっくりと進んでくる物を背筋を這いがってくる様な痺れる快感として受け止める。
「こいつは……掘り出し物だね」
イエナの脳裏は白い。
久しぶりの充分な快楽に自分の腰がもじもじと動き始めるのが解る。
周囲の群衆はオークションに夢中で気がついていない。
もし気がついたらどうする?
その時は見せつけてやろうじゃないか。
そんな気持ちで腰を大きく動かし始めた。
へその下に力を入れれば、自分の膣は相手を絞めつけるだろう。
そんな気持ちで喘ぎ始めた。
更なる蹂躙を期待して。
「あたいの中の感触はどうだい?」

セイン=ディバン > 「お、おぉっ……」

相手の中を掻き分け、奥まで満たしていく男。
その膣内の感触に思わず声が漏れてしまうが。

「……そ、そう言ってもらえると。
 光栄だねぇ……」

最奥までを満たしたところで、男が動きを止め、呼吸を整える。
男の経験だが、ミレー族の女性は、人間の女性よりも。
締め付けがキツく、浅めの女性器、というタイプが多い。
だが、この相手のそこは、男のものを十分に受け入れ。
なおかつ、締め付けは程よいキツさであり。
ハッキリ言えば、名器、というものであった。

「くぅぅっ……!
 いやぁ、すっげえよ……。
 やっぱ、剣闘士として、鍛えてたから。
 特に締め付けが……」

相手の問いに答える男の声は、あまり余裕が無かった。
相手の見事な筋肉コントロールによる締め付けは、極上の快楽を与えてくる。
男は耐え切れず、相手の腰を両手で掴むと。
一気に、腰を早く動かし始める。
それこそ、相手の尻肉に、下腹部の肉を当て、ぱんぱんと音が鳴り響くほどの勢いだ。
だが、幸いにも、周囲の人間はオークションに夢中になり、その音も歓声にかき消されているようで。

「は、ぁ、あっ……!
 まさか、アンタとこうして、セックスできる日がくるなんてな……」

相手の背に体を預けながら、耳元でそうささやく男。
声色には、隠し切れない喜色が溢れていた。

イエナ・イズバック > 「セインのも凄いよ……本物の中の本物だよ……!」
セックスという単語を直接、耳に吹き込まれる事がイエナの発情を更に加速させていた。
もう、どうなってもいい。
そんな気持ちさえ、心奥に湧いてくる。
尻肉が水気を帯びた音を立て、胸も揺れる。
喜色がイエナの表情にも表れている。眼は潤み、涙さえこぼれそうだった。
「ああん! ああん! あん! あん!」
悦びの声が遠慮なく漏れるが、周囲の群衆には聞こえていない。
イエナは尻をぐりぐりと回し始めた。
叩きつけられるセインの腰の動きとそれが絶妙にシンクロする。
「あ! あ! あ! あ……!」
絶頂に近いのが解る。
性器から全ての肢体に快感が上がってくる。
「イク! イッちゃう! お願い! 一緒にイッて!」
イエナの腰のいやらしさがいっそう増した。

セイン=ディバン > 「そんなこと言われたのは、初めてだな……」

本物、というのは。なかなかどうして。
言われると、気恥ずかしさと同時に誇らしさが湧き上がるようで。
男はその喜びを、行動として発露しようと。
相手の体を揺さぶり、貫いていく。

「おぉぉおおっ……! すっげぇ腰使い……!」

相手の腰が、円を描くように動けば。
男の腰の奥に、気持ちよさから熱が生じる。
男は、相手のことを逃がすまいとするかのように。
体を密着させ、両手で胸を鷲づかみに……しようとするのだが。
さすがの爆乳。男が必死に掴もうとしても、手からこぼれんばかりのサイズ感だ。
それでも、男はぐにぐにと相手の胸を揉みし抱き。

「あ、ぁあ、イイぜ……!
 オレも、このまま……一緒にイくからよ……!」

相手の声の甲高さ。そして、その内容に。
男の興奮がぐんぐんと強まっていく。
そのまま、まさに欲望を叩き付けんとするかのように腰を振る男。
そうして、ひときわ強く、男が腰を叩きつけるのと同時に。

「ぐくっ……あ、あぁぁぁっ……!」

男が呻き、相手の中で、ペニスが震えた。
同時に、大量の白濁が、相手の中へと溢れていく。
溶岩のように熱く、粘つく液体を。
男は、相手の体を抱きしめ、奥の奥へとすべて注いでやろうとする。

イエナ・イズバック > 胸さえ揉みしだかれる快楽にひたっていたイエナは、最後にセインが腰がぶつけてきたのと同時にイッた。
「あうううぅ……イクぅ……イクぅ……!」
自分の膣内に大量の精液がそそがれるのが解る。
それは巨根と自分の肉体の隙間を満たす様に、肉襞の内側に広がっていく。
「……あはぁ」
イエナの顔は惚けた様に笑っていた。
イッて尚、膣は相手の男性器を絞めつける。
だが、それもイエナが両手で自分の尻肉を大きく割り開き、男性器を解放するまでの事だった。
膣内から力が緩む。
巨大な男性器は精液と愛液が溶けまじってぐちゃぐちゃになったイエナのそこから白濁液をひきながら滑り出てきた。
「ふう……よかったよ」
そこまでたっても周囲の群衆は気がつかない。
だがオークションはそろそろ終了しそうだった。
「……どうだい。再会の機会は幸運の神にお任せするとして、今夜はこれで別れるというのは」
股間をハンカチで拭いながら、イエナはセインに提案した。

セイン=ディバン > 「お、おぉっ……」

男にとっての幸せの一つ。
女性と肌を重ねた上で、中に精を注ぐ瞬間。
その快感に、息を漏らしていた男だが。

「……ふ、ぅ、うっ……」

相手の声を聞き、男の脳が覚醒する。
ちら、と横目に見えた相手の笑顔は。
酷く淫靡でありながら、とても美しく見えた。
それまであったつながりが、ふ、と失われれば。
男の脳も、冷静さを取り戻し。

「いや、そりゃこちらこそ、って感じ……」

よかった、などと言われたのも久しぶりかもしれない。
そう思いつつ、相手に笑みを向ける男。

「……ハハハ、そりゃあいいな。
 もしもまた出会えたら、そりゃあ神様の思し召し、って訳だ。
 じゃあ、それでいこう」

相手の提案は、ずいぶんと素晴らしいものであった。
男は、自分もそういう言葉をポン、といつも出せればな、と思いつつ。
まだ少し硬いままの股間を隠し、相手を見る。

「それじゃあ、イエナさん。
 今日のところはこれで」

事を終え、相手の名を呼ぶ男。
いくら相手が年下……だと思われるが……だとしても。
男にしてみれば憧れの存在なので。
この男には珍しく、さん付け、で呼ぶのであった。

イエナ・イズバック > 「じゃあな」
数十秒前までが別人だったかの様なサバサバとした態度で、イエナはオーディションの群衆に紛れていった。
最後に一言。
「セインさん」

ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」からイエナ・イズバックさんが去りました。
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」からセイン=ディバンさんが去りました。