2020/02/22 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にレーナさんが現れました。
レーナ > 店の立ち並ぶ大通り。
そんな場所で普段は絶対に着る事のないひらひらとした服を着て酒場の客引きを行う。
普段なら絶対に受ける事のない仕事ではあるが今回はやむを得ずで。

「酒を飲むならここの酒場で飲んでいけ。今なら空いている」

愛想のかけらもない声で声をかけては客を引き、駄目なら次にと声をかけ。
本当に仕事をやる気があるのかという態度で仕事を続けて。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にエズラさんが現れました。
エズラ > 臨時雇いの港湾労働を終えて日当を受け取り、酒場へ繰り出す。
馴染みの店に向かう道中、ふと立ち止まって目をこする――まるで自分が今見ているものが信じられないとでもいうように。

「おい、レーナか!?」

そこにいたのは、客の呼び込みをする女の姿。
ただし、いつもの様子からは考えられない格好の――

レーナ > 「……なぜここにいる?」

客引きを続けていれば聞き覚えがあり過ぎる声に一瞬動きが止まり。
確かめる為に視線を向ければ考えた通りの男が居て顔が赤くなる。

「私以外誰に見える……仕事中だぞ」

だから名前を呼ぶなというように睨みつけ。
むしろなぜお前がここに、王都にいるのではないのかと視線で問いかけて。

エズラ > 「こりゃまた……いやよく似合ってるぜ、そういう格好も――」

普段まず見ることの出来ない姿をこれ幸いとまじまじ見つめ。
今日は臨時で港にいたのだと告げる。

「おお、確かに仕事の邪魔しちゃ悪いよな――折角だからここで飲ませてもらうことにすっか」

折しも彼女が客引きをしている店には、まだ入ったことがなく。
仕事上がりに一杯付き合わないか、とも誘って。

レーナ > 「冗談でも笑えんぞ。似合う訳がないだろう」

そもそもにスカートなど身に着ける事は先ずなく。
しかも膝上となれば色々と不安でしかない訳で…。
そして理由を聞けば純粋に間が悪かったと肩を落とすしかなく。

「そうだぞ…邪魔をされたら金にならん。あぁ、それは助かるな」

男の言葉にならばと早速店にと案内し、仕事上がりの誘いには恒例の奢りならばと誘いに乗る訳で。

エズラ > 「冗談なんて言ってねぇよ――このまま一緒に飲みたいくらいだぜ」

ムフフ、と笑みを浮かべつつ案内されるままに店の中へ消える――

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からエズラさんが去りました。
レーナ > 「悪いがそれは無理だ。終わったらだ」

こいつは…そう溜息を吐き、文句を言いたいが客は客。
店にと案内していき……。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からレーナさんが去りました。