2020/01/21 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にシェラさんが現れました。
■シェラ > …………はー。 ため息しか出ない。
「………こちらがカクテルです。」
にこやかに微笑みながらカウンターのお客にお酒を出す。
極めて真っ当な冒険者の彼女が、なぜこんな場所でこんな格好をしているのか。
まあ、普通に賭けに負けたギルドの先輩に嵌められただけだ。
圧倒的に負けた男が、支払いの代わりにこいつを働かせろ、と言う。
彼女の意思はあんまり関係ない。
■シェラ > 本当は嫌なのは嫌ではある。
ただ、仕事を選り好みできるような身分でないこともまた事実。
先輩に逆らって、流れてくる仕事量を絞られれば干上がるのは必至。
冒険者どころではなくなるわけで。
元々短期の仕事は一通りやってきている冒険者だ。
酒場の一種だと考えれば………悪くはない。 うん、我慢できる。
「ひゃぁっ!?」
酔っ払いにお尻を撫でられるのも……まあ、うん。
慌てて飛びのいて逃げながら、給仕を続ける。
■シェラ > 「だからディーラーとかは無理ですって。」
手先が器用だからなんか出来るだろ、と言われて、渋い顔で首を横に振る。
客には悪戯され、仕事仲間からは無理を強いられ。
はー、っと肩を落としながらホールの隅でテーブルを拭く仕事を捕まえる。
これを拭いている間は一人でいられる………。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にボブさんが現れました。
■ボブ > (ダイラスの船大工から船の竜骨用のしっかりとした樹が欲しいという依頼をこなした褐色肌の男は
せっかくこっちまで来た事だし、カジノで遊んでいて、結構な勝ちを得たかのようにチップが詰まったケースを手に
カジノ内を歩いていれば従業員らしい服装をしたちょっとした顔見知りを見つけて、はぁ~?といった感じの呆れた表情を浮かべれば)
「また変な感じに変な事を押し付けられたんだな、あいつ……」
(やれやれ…といった感じにため息を一つつけばテーブルを拭く彼女の元へと歩み寄っていって)
「よぉ!シェラ……いい腕は確かに持っているのに何で…まぁ、ここまでいい様に使われるかねぇ~」
(彼女の噂が世間が勝手に印象付けているだけと知っている男は彼女の不遇な状況を悲しむかのように話し掛けていって)
■シェラ > 「………あー。………まあ、借金こさえた先輩がいけないんですけど。
仕事の斡旋もしてる先輩なんで。」
苦笑交じりにそうやって言葉を返す。
権力があるってのはどうにも便利なものだ。
はー、っと、バニーガール姿で溜息一つ。
小さなウサギの尻尾とポニーテールで、尻尾が被っているけれど。
■ボブ > 「悪い先輩も居たもんだな……自前の借金くらい自分の腕で支払えって言いたいな。
まぁ、ちゃんとお前の腕前を見込んで仕事を斡旋している先輩なら少しくらいは顔は立ててやらんとマズいか…」
(相変わらず損な性分をしているであろう彼女を見て、軽く怒り混じりの言葉を洩らしつつも
それを回避できない彼女の事情も慮っていく男)
「それじゃあ、一つ提案なんだが……ここの従業員ってカジノのチップでお仕事時間を買えるもんなんだが、
この広いフロアに居たくないんだったら俺がお前のお仕事時間を買ってもいいんだが、どうする?」
(それなりにカジノチップを持ち合わせている男はこのカジノの上にある個室と彼女自身の時間を買える位には
余裕を持っていて、それに応じるかどうかは彼女自身の選択に任せようと彼女に問い掛ける姿勢を見せていって)
■シェラ > 「………真っ当に斡旋してもらってるかって言えばそうでもないんだけど。
細かい仕事すら回されなくなると本当に干上がるから。」
とほほ、っと苦笑を一つ。それでもまあ、相手の提案には首を傾げて。
「……そんなルールあったのね。
どーりで、この後あいてるか聞かれると思ったわ。
……んー、仕事まで来て迷惑かけるのもなぁ………」
■ボブ > 「本当に冒険者ギルドを抜けて盗賊ギルドに入っちまえばお前の腕前だったら引く手あまただと思うのになぁ~。
真っ当な仕事しか興味ないんだもんなぁ~、お前は……」
(腕前は確かな物を持っているのにつまらない風聞で蔑まされている彼女の身の上を残念がる男。
そんな中、彼女にこの衆目環視のカジノフロアから抜け出せる提案をしていくが、
こちらの事を気にして踏み切れない返事を返してくる彼女を見つめていって)
「普通にフロアで働いているよりは早く解放されるぜ。
店にだってカジノチップは回る訳だから売り上げが立つ訳だしな。
俺の方だって賭け事のあぶく銭だし、少しでも人の役に立てるなら有益な使い方だと思うしよ。
後はシェラ、お前が得をする方法を選べば誰も損はしないよ」
(迷惑……というほどの迷惑は掛かっていないと断言し、彼女の選択を後押しするように自論をたたみ掛けていくか)
■シェラ > 「……まあ、そう言うわけにはいかないっていうか。
実際、盗みに入るような盗賊ギルドに入ったら入ったで、絶対大変な目に遭うって思うし。」
彼女の所属しているのは、あくまでも冒険者としての盗賊ギルド。
実際に盗みに入るなりする盗賊には興味が無いのだ。
っていうか、悪いことをしたくて盗賊になったわけではないクチだ。
「………まあ、それなら? お言葉に甘えようかしら。
そ、んなにたくさんは時間無いと思うけど、いいの?」
■ボブ > 「まぁ、生きるには世知辛い世の中って事だよな。
また何かあったらいい仕事をこっちからでも紹介できるように網でも広げておくよ」
(男自身も面倒なしがらみを色々受けていたゆえ、彼女のいき方に共感を持っていて、
困ってるなら手助けをしたいという気分になり、いつか手助けする約束をしてみせていって)
「よしっ、決まりっ! 時間はそんなに気にしてないからいいさ」
(話がまとまれば彼女を連れ、少し服装が豪華なチーフクラスの男性従業員にカジノチップを渡し、
話を通せば、上の階の個室の鍵を譲ってもらい、彼女と共に上の階……そして個室へと向かっていく)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からボブさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からシェラさんが去りました。