2019/12/31 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 富を、金を、財産を求める者達の熱気で溢れるカジノ。
しかし、そういった熱気とは無縁の者も存在する。
即ち、最初から膨大な財を持つ者。此の場において、命を削る様な勝負と勝利を得る必要が無い者。単なる娯楽、享楽、暇潰しの賭博に勤しむ者。資産家。王侯貴族等々。
王国随一の資産を持つ王族の嫡男は、その溢れんばかりのチップを適当にベットしながら手元のカードを眺めていた。
「……フルハウス。どうやら私の勝ちの様だな。頑張った方だとは思うが、欲を出し過ぎたな」
此方の掛け金は常に相手の所持金の倍。差し出されるモノによっては更に上乗せ。勝てば単純に所持金は倍。場合によってはそれ以上の金が手に入る。し、連戦も可能。
しかし、負ければ一文無しどころか、身包み全て剥がされても足りない程の負債。
そんなハイリスクハイリターンな勝負は、今のところ己の全勝であった。
というよりも、一度や二度は此方に勝てる相手が居ても、賭け金を積み上げれば引き際を見誤って結局負けてしまう。
即ち、相手が負けるまで延々と金を積み上げているだけなのだから、楽な勝負である。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にダグラスさんが現れました。
■ダグラス > 久しぶりにカジノで一発運を試そうかと訪れたところ。
何やら三是の一角で異様な盛り上がりを見せていることが入ってすぐにわかり。
何を楽しんでいるのだろうかと覗き込めばそこに座っているのは見知った顔の少年。
以前見かけたときもそうであったがはやり今日も馬鹿勝ちしているようだ。
一人の男がまた夢破れた後、人込みをかき分けて相手の対面に座り。
「よぉ、今日もまた儲かっているようだな」
ドンと膝をポーカー台の上に置き。
ニヤッと笑みを浮かべて声を掛ける。
港湾都市ではそこそこ名の知れた男の登場に周りの見物客もどよめいて。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 投げかけられらた言葉に視線を向ければ、其処に居たのは見知った男。
彼から投げかけられた言葉に、僅かに瞳を細めて笑みを浮かべる。
「…儲かっている、と言う程でも無いがな。あきらめの悪い連中のおかげで、赤字にはなっておらぬよ」
小さく肩を竦めて、苦笑いと共に彼に応えるだろう。
■ダグラス > 「それは何よりだ…それなら俺と一つ勝負をしないか?」
相手がこちらの顔を覚えていたのであれば軽く肩をすくめ。
相手が承諾すれば二人にカードが配られるだろう。
■ダグラス > 相手が承諾したのを見ればカードが二人の手元に配られる。
その後、まぁまぁな白熱した勝負を繰り広げ。
結果としてはお互い引き分けといったところで解散となるだろう、
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からダグラスさんが去りました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > ――後日、別室にて再開予定――
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。