2019/11/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にカイロンさんが現れました。
■カイロン > 【お約束待機中です】
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にネコさんが現れました。
■ネコ > 最初から激しい行為。周囲の人間に見られているのが、また少女の興奮を誘う。
そうして、精を放たれれば、少女は、痙攣を繰り返していたが。
「ぁ……っ、んっ♪」
そのまま、肉棒を体内に埋め込まれたまま。
場所を変えられ、二度目の行為がすぐさま開始される。
獣のような姿勢でのセックスに、少女はくっ、と体をのけぞらせ。
「ぁ、っ、ひっ♪
お、く、までっ♪ は、ぁ、ぁ、ぁぁぁっ♪」
膣内だけではない。乳首とクリトリスへの同時の攻めに、少女の声が甲高くなっていく。
一度突かれるたびに、膣肉はぎゅうぎゅうとペニスへと吸い付いてしまい。
少女は、痙攣とは違うものの、体を小刻みに震わせてしまう。
どんどん強くなる快楽と、性交の激しさに。少女の肌には汗が浮き始め。
少女は、ただただ翻弄されるがごとく、犯されるだけであった。
■カイロン > 造られた特殊体質が放つ精は少女の体力を回復させる働きを持つかもしれぬ。
だとすれば、己の欲が尽きても彼女が抱かれ疲れるということはなさそうだ。
軽々と華奢な肢体をソファへ半分伏せさせて浅く深く、緩急をつけながら腰を揺らす。
「──ネコ、」
汗ばんできた少女の襟首を噛むように後ろから舐め上げて掠れた囁きで名前を呼ぶ。
「腰振って、いい声で鳴いてみろ」
強くなる締め付けとぬるぬるとした湿り気の心地よさに悩ましく眉根を寄せて片手を振ると『ペチッ!』と高い音を立てて尻を打つ。
広い掌全体で均等に打つように手加減し、痛みよりも音の派手さが勝るようなスパンキングを右の尻朶へ。
■ネコ > 少女も、性的な経験は豊富であるが。
こうして、おとなしく相手の行為に身をさらすのは稀有といえた。
体を固定されながら、入り口付近や、奥底を刺激されれば。
少女は今度は顔を隠すように、ぼふっ、とソファに顔を埋めようとする。
「……ぁ、んっぅっ……?」
そこで名を呼ばれ、首筋を舐められれば。
少女は無意識に相手を見てしまっていた。
潤み、ゆれる瞳で捉えた相手の姿は、とても余裕そうで。
「……って、言われても……。
あたし、こんな体なんですけど……。
ひゃうぅぅうんっ♪」
この姿勢で、隻腕の女に腰を振れとか。そう訴えようとするものの。
尻をたたかれれば、その急な刺激に、思わずのけぞってしまう少女。
たたかれた瞬間。今まで以上に、膣壁がペニスに絡みつくことになってしまうが。
「……もぅ。わかり、ました……♪
ふ、ぅ、っくぅっ、ひゃ、は、ぁぁっ……♪」
仕方なし、とでもいうように。少女はゆっくりと腰を動かし始める。
姿勢の関係上、そこまで激しく動くわけでもないが。
にゅぷ、にゅぷっ、と。卑猥な水音がなる程度には腰を動かし。
そうして鼻から抜けるような、甘い声であえぎ始める。
ちら、と相手を見ながら。
「……っ、カイロン、さまは……。
見られながらするのが、好きなんですか……?」
少女は、そう問う。今まで肌を重ねてきた相手は。
基本、個室でセックスするのが好きだったから。
こういう場所で自身を犯す相手、というのはある意味新鮮であったからだ。
■カイロン > 腕力を以てすれば、性器を刺した玩具を振り回しているのと動作としては変わらない。
けれど乱暴に見える動作もなるべく少女に傷を与えない範囲。
首筋舐め上げた流れでそのまま、青い頭髪の間の猫耳を甘噛みして。
「そうか? じゃあ俺はただのオナホールに1000ゴルドも払ったてェ言うのかい」
上半身をソファに伏せて膝立ちをしているのだろう少女が己の掌に脅されて緩く腰を揺らし始めれば、相手のよく鳴く場所と奥とを重点的に責めて分け入る。
喘ぎ声が高まればふく、と口元が綻ぶ。
そうして問われた言葉には、
「──何処でしても俺のチンポとメンタルのコンディションは変わったことはない、な。
ネコはどうだ、こうして見られるのは」
繋がった部分が少女の愛液と先ほど出した己の白濁で泡立ち、今にも床を汚しそうだ。
腰を揺らしながらも少女の尻へ触れた手の親指をその濁りで濡らし、つぷり と後ろの孔に指先を侵入させようか。
「──ここをこうされるのは?」
軽く上がりかけた息で己も相手へと質問投げかける。
■ネコ > 思えば、抱き上げられたりなんていつぶりか。
少女は、その事実に少しだけ、羞恥した。
形はどうあれ、相手に持ち上げられたのは事実な訳で。
「う、っくっ……♪
そう、言われると……♪」
相手の指摘に、少女は言葉失い。
買われた以上は、と。懸命に腰を動かし始める。
そうしている間にも、相手に攻められるわけだから。
余計に快感が増幅されてしまう。
「そ、です、か……♪
アタシは……あん、まり。こういうのは……♪」
気持ち良いのは確かなのだが。
どうしても、見られていると集中が切れてしまう。
だが、相手が少女のアナルをも攻めてくるのであれば。
「ふ、う、ぅぅぅぅぅぅぅううううっっっ♪」
途端に、さらに甲高い声を上げることになってしまう少女。
相手の指先をアナルが締め付け。
同時に、自身を貫いているペニスを、膣壁が痛いほどに締め上げ……。
「ん……んうぅうううう、あぁぁあああぁぁぁっ!」
そうして、少女が二度目の絶頂を迎える。
体を大きく戦慄かせ、目を見開き叫ぶ少女。
そのまま、くたり、とソファに突っ伏したかと思えば……。
「ふぅぅぅ~~~っっっ♪ ふぅううぅううううぅっ♪」
まるで、獣のように声上げながら息を吐く。
少女も経験豊富である以上、ある程度快感には強いのだが。
ここまで執拗に、かつ、ねちっこく攻められるのは経験少なく。
快感が、少女の許容量を超えつつあった。
ようするに、喘いだりという『娼婦としての演技』の仮面が、外れかけているのだ。
■カイロン > 素直に腰を遣う少女の姿に笑みを深め。
「うん、いいよネコ──…、
上手いじゃないか さすがはプロ、だよなァ」
更に何か、羞恥か別の感情を引き出そうとするように囁きかける。
「へぇ、でもさっきはステージの上でくねくね踊ってたじゃないか。
みんな見てたよ、ネコのこと」
つぷ。 ずぶずぶずぶ。
親指を根元まで沈めれば締め付けが増し、自分自身と指先がそれぞれ互いの存在を蝕知する。
少女が二度目の絶頂を迎えれば締め付けが緩む前に腰を振るピッチを上げる。
「──っ、あ、また出すぞ……っ、」
またたっぷりと、少女の中深くへたっぷりと雄汁を吐く。
そうして2回の交わりの後、少女の様子が変化すれば繋がったまま黒服に声をかけて水浴び装置のついた部屋の場所を聞く。
「どうした?
俺のような客は嫌か?」
強硬に拒否されなければ少女を連れて行こう。
叶うなら繋がったままで持ち上げる。
■ネコ > 「別段、プロ、って訳でもないん、ですけど……♪」
実際、少女は体を売ることはあっても、どこかの店に所属しているわけでもない。
このカジノでのこういった商売も、いわば臨時のスタッフとして雇われただけなのだ。
「そ、れ、はぁ♪
あんな、アホみたいな、踊り……♪
本当は、イヤ、だったもん♪」
ステージの上で踊っていたことを指摘されれば。
赤面しつつそういう少女。実際、間抜けなダンスだとは自分でも思っていたわけだし。
「あ、い、ぁ、いま、だされ、た、らっ♪
く、っふううううううううううっっっ!」
絶頂中に中出しをされ、さらに長く達する少女。
体中を、強烈な快感に襲われ、熱が下がらなくなってしまったまま。
相手に声をかけられれば。
「ふううううううううぅぅぅっ……!
いや、じゃ、ない、です」
何とか、この熱さを吐き出そうと。大きく息を吐き続ける少女であるが。
相手のことは、決して嫌いではなく。いや、むしろ紳士的な部類だと思えた。
そのまま、相手に運ばれるのならば。
つながったまま、移動すること自体に快感覚え。
少女は、移動中も息を吐いては、喘ぐことになる。
膣はすでに蕩けきり、侵入したままのペニスに甘くきゅんきゅんと絡みつき。
■カイロン > 「そうかい」
別段、色で食っている訳でないとは己も常日頃考える故に煽った言葉は引っ込める。
「うん?
可愛かったぞ?
大の男一人が思わず挙手する位にはァ」
そして顔を赤らめる様も可愛いが、それは腹の中に留める。
互いに快感を高め合って絶頂し、痺れるような余韻が覚めれば相手の体をこちらへ向けさせるように回して抱き上げる。
足元確かにしてそのまま立ち上がり、歩き駅弁スタイル。己の荷物と部屋のキー、頼んだウィスキーボトルを携えて黒服が1人後に続く。暇な観衆も集ったならば、ちょっとした大名行列が形成されたやも知れぬ。
「キスは、別料金だなんて言わないよな」
少女の体は両腕で支えて、歩行の動きも繋がった個所に刺激を与えるだろう。どこかふわふわとしたような心地で個室迄向かう。ドアが開けられれば膝抱きの形でベッドへ腰を下ろす。
■ネコ > 相手の短い返答に、少し思うところあるものの。
それを問い詰めたりする余裕などなく。
「か、わいい、とか……♪
からかわ、ないでください……っ♪」
先ほどまでの自身の踊りを思い出し、さらに赤面強くする少女。
そうして、二度目の性交が終われば、すぐさま移動。
どこまでタフなんだ、この客は、と思うものの。
まだまだ。これくらいなら、少女にも経験が無いでもない。
とはいえ、ここまですぐに行動に移れるタイプは初めてかもしれないが。
「……今日は、特別に。
料金に、含んで、おきますよ……」
少しずつ。少しずつ呼吸も整ってくるものの。
相手に移動されれば振動が刺激になる。
個室に入るころには、すっかり呼吸が乱れた状態に戻ってしまい。
少女は、抵抗する力も無く、ただ相手に抱きしめられたまま、ベッドへと向かうことに。
「……ふ、っく、ぅぅぅぅぅぅっ……♪」
体中が熱い。すっかり余裕がなくなってしまっている。
相手の、穏やかな行為により。体が本格的に準備を済ませてしまっていた。
■カイロン > 彼女か彼女の主か、その友人知人に治療か錬金を生業とする者が居れば住居の区画名と名前ですぐに生業はばれようものだが今は自ら語らず。
「では、愛らしいだとか──」
少女の赤面を目にしながら換言する。
げっそりとしてしまわないように、冷静に己の精力の残量を推定。その上での行動で。
「それは有難い。たっぷり味わうことにしよう。
──恥ずかしいプレイが好きなタイプだったら手押し車スタイルで部屋移動したかったけど、そもそも片腕なかったね」
部屋に入ればサイドテーブルを引き寄せてピッチャーの水をグラスへ注いで飲み干す。
「じゃあ、改めて」
部屋の外から足音が去ると己と繋がる少女に唇を重ねて舌を絡めようとする。
そうしながら、先ほど己が酒で濡らした小さなブラの背中紐を解こうとして。
■ネコ > かすかに揺らいだような、相手の雰囲気。
しかし、さすがの少女も相手の素性やら、そういったものを機微から知ることはできず。
「そ、れっ。おんなじ……っ♪」
とりあえず、可愛いとか。そういうニュアンスの言葉で、からかわないでほしい、と告げる少女。
さて、無事に移動が終わっても、少女は相手の手中である。
なにせ、いまだ貫かれたままなのだから。
というか、一向に萎えぬ肉槍のタフさもまた、凄まじい。
「……なんて、いうか。
カイロンさま、変態っぽいですね……」
はぁっ、と熱く重い息を吐きつつ指摘する少女。
変り種のプレイが好きな人なのかな? と思いつつも。
買われた以上、ある程度のことは受け入れるつもりではあり。
「……んっ……」
唇を奪われれば、少女が小さな吐息を吐いた。
相手によって脱衣させられる気配を感じ取れば。
ここからは、普通に抱かれるのかな、と思い。
それがまた、どことなくくすぐったくて。
少女の膣壁が、一回だけ、きゅんっ、と締まる。
■カイロン > 「ならば難しい言葉を言おう──蠱惑的、と。
これなら文句はなかろう」
ぷに。と張りのある相手の頬を指で突き。
ここまでで衰えぬ己の欲にはまだ腹六分。けれどまだ夜も長い。
変態、と言われればくすりと笑う。少女の本音が聞けたような心地よさが不服を上回り。
「──変態行為もできる、知ってるってだけ。
普通にもできるし、プレイ内容にも性的嗜好にも貴賤はない」
唇を重ね舌を絡ませればちゅるりと、今度はささやかな音が立つ。
たっぷりと少女の唾液の味診ながら手を動かす。
ビキニパンツが横紐で脱がせそうならどこを解き、欠けた腕を覆う包帯があればためらう様子はなくそこへも手を掛ける。
合間に、指先で少女の髪を梳き。
■ネコ > 「だ、か、らぁぁ……♪」
そういったことを、言わないでほしいと。
相手に目で訴えるものの。聞き入れてもらえるかどうか。
少女は、頬に触れられるもされるがままに。
しかして、どこかこのやりとりも不快ではなく。
「それは、つまり、変態なのでは……?」
普通の人はそういったプレイなどしないだろう、といいつつも。
相手のキスは優しく。少女も、身をゆだねていく。
次々に服を脱がされる中、腕の傷口を隠す包帯に触れられれば。
「ぁ……そこ、は」
その包帯を解かれるのは、いやだと。かすかに告げる。
傷口など、見ても気分などよくないだろう、と。
髪に触れられれば、目を細めるものの。
相手がもしもその包帯を取ろうとするのなら、拒絶はしないだろう。
■カイロン > ブスと言われるよりは良かろうに。
少女の微妙な乙女心は察しきれず、呆れて笑うようなその語尾に自分も笑う声を乗せてみる。
「ん──変態でもいいや。
変態呼ばわりされても、傷つく程のものは持ってないやね」
より変態的な行為もこの世にはあるが。
直近、少女が触れた中ではということでその表現を許容して鷹揚に笑んだ。
たっぷりと啜った唾液から、その外傷が彼女の健康を害している主因だと知れば
「気になって。
──俺自身、見慣れてはいるが見せ慣れてないだろう。済まないね」
少女を覆う全ての布を取り去れば、傷の具合を見る。
新しくはないだろう、ただ生来のものでも幼少の頃の傷でもないことは周囲の肉付きと肌の具合からも知れる。
■カイロン > 断たれた腕の傷を見れば、恐らくそこにあるだろう縫合痕か血止めの痕に唇を触れさせる。
「──腕、手に入るといいな」
ぽつりと吐いて、ゆっくり腰を揺らし始める。
十分に潤った其処には十分な刺激だろうか。
■ネコ > 少女は、これまでの人生。
可愛いだとか。そういう言葉をあまり言われてこなかった。
だからこそ、自分が可愛い、とも思えていないわけで。
「開き直り……。
でも、ふふっ。変態でも良いと思いますよ」
少なくとも。気持ち良いのは確かなのだし。
それに、肉体を傷つけられるわけでもないので。
その辺りはまぁ、個人の好み次第だろう、とも思う少女。
「ん……。ちょっと、カジノで。
負けが込んじゃいまして」
相手に傷を見られれば、問われるでもなく、訥々と語り始める。
違法カジノで大負けしたこと。代償に腕を斬られた事。
そして、いまやカジノに多額の借金があり、返済するまで、身分を拘束されていること。
逃亡したり、不利益になることをすれば、首のチョーカーが爆発し、命を落とすこと。
「一応、知り合いに話をして。
ドワーフに、腕を作ってもらおうかと……」
ただ、それもすぐに、というわけには行かないのだが。
相手が腕にキスすれば、ん、と短く声もらし。
そのまま、ゆるやかに再度犯されていく。
それは、とても心地よいもので。
これまでの長いつながりが、どこか、少女の気持ちと体をリンクさせているようですらあった。
■カイロン > 「じゃあ、一夜限りの変態の相手をよろしく頼むよ」
言葉とは裏腹に穏やかな指先を相手の尻尾近くに彷徨わせて擽る。
そうしながら聞く、少女の身の上には。
「五体満足で働かせた方が、効率よく返済しそうなものを──…」
変態たる己には借金に対するカジノの仕打ちがよくわからないが、きっと悪趣味な見世物を兼ねていたのだろう。
「鍛冶製の腕か、それだってまた高額なんだろう──。
俺には処女膜くらいしか再生してやれないが」
挿しっぱなしの理由は、己の体液を受けた女性は治癒能力向上の結果、再生させてしまうことがあるから。しかも、若いほどその確率は高い。
「──嫌なことを、ふ…っ、話させてしまったかな」
抱き寄せて密着させたままゆさゆさと、少女の体を揺する。刺激するのは深い位置が主で。
■ネコ > 「……ふふっ。はい、承りましたですよ」
どこか、わざとらしくそんなことを言う相手に、思わず笑ってしまう少女。
「まぁ……いわゆる、見世物というか」
完全に消耗品としての扱いである。
もちろん、命まではとられていないのだから。
まだ、慈悲があるとも言えるかもしれないが。
「そうですね~……。
いや、そういうのいらねーし」
見積もりだけでもめまいがしそうな金額だったのを思い出しつつ。
処女膜を再生して何かメリットが? と思う少女。
「……ん、ぁ、別に……。
寝物語だとでも、思ってくださいにゃ……」
相手に抱きつきながら、揺さぶられる少女。
奥を執拗に刺激され、少女の体が、また絶頂へとむけて高ぶっていく。
少女は、相手の胸板に顔をうずめ、ただただ、喘ぎ、貪られるのみ。
■カイロン > 相手の笑う声に、釣られて己の口角もクイと上がる。
それから見世物と聞くと、やっぱりかと顔を顰め。
「恐ろしい界隈だ。
近寄らないでおこう」
上を見てもキリがないが、そんな悪趣味は間違いなく変態の中でも下。その果てしない下の出来事のように思える。
「まあ、そう何回も痛いのは嫌だろうな。
けれど、初物買いが好きな客なら3000か、5000ゴルドは出すんじゃないか」
実際再生するかは相性のようなものなので定かではない。
「キスして──…。
うん、そうして俺のをもぐもぐと食べるみたいに中を締めてみて。慣れたらきっと、好きな時にイけるようになるから──」
たまに俯いて少女を促しながら、激しい抽送ではなくスローなセックスをねっとり堪能。
■ネコ > お互いに笑えば、どこか空気こそ弛緩するものの。
それは、また性的な物とはちがう心地よさがあった。
「そう、です、ねぇ。
でも、ちゃんと認可を受けてるカジノなら、大丈夫ですよ……♪」
少女が痛い目を見たのはあくまでも違法カジノ。
普通に生きていれば、そんなヤバイ目には出会わない。
「……遠慮、しておきます。
そこまでメリットとは、思えないんで」
相手の言葉が、本気か冗談か判断つかぬ少女は。
苦笑しながら、そう言うにとどめておいた。
「んっ……ふぁ……♪
あ、ぁ、ああ。もう、ダメ、です……。
イ、っちゃ、いそう……♪」
相手の指示に従い、ゆったりとしたセックスに身をゆだねる少女。
しかし、準備が整いすぎていたのだろう。
少女は、また絶頂しそうになり。
相手にすがるように、右手で、しっかりと相手に抱きつく。
■カイロン > 友人関係とまではいかないまでもさながら酒場で行きずった者同士の気楽な会話を口で行い、打ち解け合った恋人同士の行為を下半身が行っているかのような。
それでいて双方は乖離せず両立しているような気分が、少なくとも己にはある。
「そんなトコに認可下りるこの国、闇が深いよねェ」
そうしてここもまた、カジノに付随したような施設だったことを思い出して急に声を潜めて笑う。
「……じゃあ、再生してたら御免ということで」
回復具合までは完全にコントロールできないが、己の精を注いだ相手には少なくとも数日間は健康が約束されるはず。【※個人差があります】などと脳内で嘯きつつ。
己の指南のままに無数に連なった輪を開閉しながら高まっていく相手の様子には目を細める。
「イかせてあげるよ──ココ、だったね」
ぞり。
最小限だった腰の動きを変えて2回目まで何度も相手が好がった声を上げた場所を己自身の高い雁首で引っ掻くように突き上げては戻す。
「……っ、は…気持ちいいよ、ネコ」
その場所と子宮口とを往復するような小刻みな動きの中、己も達しそうに逼迫した声で囁く。
■ネコ > 相手から、嫌なにおいというか、気配を感じないからだろうか。
少女は、ある程度この相手に信を置いていた。
「なんなら、あとで、店の場所、教えますよ……」
そこに近づかなければいい、と。耳元でささやきつつ。
「……いやいやいや、え?」
コントロールできないの? と途端にあせる少女。
しかしまぁ、こうしてセックスをしてしまっている以上。
あとは、天に運を任せるしかないかもしれない。
「あ、ぁ、ぁぁぁぁぁ♪」
すっかり相手に覚えられた弱点を刺激されれば。
少女の声色がまた変わる。絶頂へと駆け上がるような。
軽く、甘く、高い声。
「んぁ、ぁ、だぁ、めっ♪
イ……っくうぅぅぅぅぅぅううっ♪」
そうして、相手も高ぶっているのがわかれば、少女は限界迎え。
三度目の絶頂は、穏やかながらとても大きいもので。
大きく痙攣した後に、少女は、相手に寄りかかるようにし……。
そこで、意識を失ってしまった。
……その後、どれだけ愛し合ったかは。
二人だけの秘密、というもので……。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からネコさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からカイロンさんが去りました。