2019/10/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 欲望の熱気に包まれた不夜城、ハイブラゼール。
悪辣な金貨が蠢いていながら、富への執着と言う点において最も正直とも言える歪な都市。

そんなハイブラゼールのカジノにおいて、天高く聳えたつチップを積み上げた少年が一人。

「フルハウス。……どうやら私の勝ちのようだな。今宵の勝利の女神は、私の頭を撫でてくれているらしい」

最も高いレートでチップが飛び交うテーブルで、貴族や商人相手に微笑む。
既に身包み剥がされた者達の怨嗟がまとわりつく様なテーブルで、また一人少年の毒牙に掛かって有り金どころか証券の塁まで失った貴族が肩を落とす。