2019/02/02 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > ルーレットが回る音とトランプが配られる音。歓声と怒声。欲望と絶望が入り混じるハイブラゼールの大カジノ。
その一角、酒を嗜む為のスペース。カウンターとソファー席が設けられたちょっとしたバーの様な場所で、広々としたソファー席を占有して書類を眺める少年の姿があった。
「…また王国金貨の相場は下がったのか。金の含有率は変わらんというのに、随分と買い叩かれたものだ。それだけ、王国の衰退を他国が理解しているという事か」
ハイブラゼールの有力者達と酒を酌み交わした後、そのまま此処に残り渡された書類を確認していた。
可もなく不可も無く、といった具合の内容に大雑把に目を通した後、テーブルに置かれたグラスを手に取って喉を潤した。