2018/12/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に違法カジノさんが現れました。
違法カジノ > 本日も違法カジノは営業中の様だ。
けばけばしい色彩の光と独特の喧騒が施設を彩っている。
今日も今日とて観客席には多くの下衆な趣味を持つ者があつまり、
賭け事の台へと上がる者を心待ちにそこへ立ち並んでいる。

そして、いつものように、
ディーラーは人の良さそうな笑みを浮かべて対戦相手を待っており、
凌辱要員の黒服の妖魔もまたいつものように座って並び待っている。

本日の目玉商品は魔導鉱石。
その石の中に魔力を秘めたる宝石の一種で、不思議な色に輝く逸品だ。
これを賭けるなら、50ポイントで勝利、マイナス80ポイントで敗北との事。

また、本日のオススメのメニューは鞭責め、水責め、電気責め、木馬責めなど…
SM系、拷問系のプレイ、これらは初回のみポイント2倍の特典つきとの事だ。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にエキドナさんが現れました。
エキドナ > 「遊びに来たよぉ♥」

その女は、いつものように唐突に現れた。
いつものようにと言う通り、この女がこのカジノに訪れるのは初めてのことではない。
妖艶で上機嫌なこの女は颯爽と現れては、嵐のようにカジノを遊び倒し去っていく…。
今日の女もナイトドレスの中に褐色の豊かな胸を湛え、優雅にディーラーの目の前の席へ。
だがその目にはカジノの目玉商品だとか、高価な品々はまったく目に入っていない。
ただただ、何かを期待するかのような瞳で、ディーラーをうきうきと眺めていた。

それもそのはず、この女はカジノで行われている惨憺たる行為を、自らすすんで味わおうとしてくる、とんでもない変態だからである。
故にゲームとか、豪華賞品だとかなど一切目もくれず、わざと負けたりするどころか、わかりやすいイカサマまでしてお仕置きされようとする始末。
当然のことながら、カジノのブラックリスト入りしていることだろう。
こういう手合いは、さっさとお仕置き部屋なりなんなりに叩き込むのが早いと思うくらいだろう。

違法カジノ > 「……あぁ、どうも。いつぞやぶりですね。お元気そうでなによりです。」

ディーラーは何かを察したように沈黙した後、
今日の客に目を向ければいつも通りに愛想の良い笑顔を浮かべた。
見世物にする女としては、最高級の逸材とも言えるから、無下にする訳にもいくまい。
観客だって今から行われるショーには白熱した注目を送ろうか。
何でも楽しませる変態さんにして、一応ここは魔族の経営する店だと言うのもあって、
知らない間柄ではない。
このカジノに、自分から負けに来る人なんて、彼女くらいいかもしれない。

「とりあえず、決まりですのでお名前をこちらの書類にどうぞ。」

多分…これももう慣れてるだろうけれど、
ルールが書かれたカードと、契約書になるカード、その2枚を彼女に手渡せば、
契約書の方に名前のサインを求める。

「折角ですから楽しんで行って貰いましょうか、ね。貴女にもお客にも。
一応賭け事から奴隷堕ちするところくらいまでは…さて。
とりあえず一発目は何がお望みですか?お好きなメニューを選んで下さい。」

エキドナ > 「あはー、ディーラーのくせに表情に出ちゃってるよ~」

常に平静を装うプロである顔なじみのディーラーも、この変態女を前にすれば調子が狂うのも仕方あるまい。
一応、この女も他の客には気を使って…というよりこれからの遊びを楽しんでもらうために露骨なことは言わないだけだ。
手慣れた様子で、契約書にサインをするが、メニューを選ぶときだけは、えらく時間を掛けて考えるのもまた、いつも通り。
当然、その視線はメニューの中でも飛びぬけてドギツイやつに向けられているのだけれど。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からエキドナさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」から違法カジノさんが去りました。