2018/06/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にシエルさんが現れました。
■シエル > とことこと人の間を少年は歩いて行く。
何度か来た事があるとは言え、この不夜城っぷりは毎度面食らう。
慣れない、とも言ってもいい。
周囲には着飾った人たち。少年自身もいつもよりはお高い服で飾っている。
「だからって放り出さなくてもなぁ。」
遊んで来い、と言われてもそれほど夜更かしする身体でもなし。
両親と言えばさっさと消えちゃうわけで。
おのぼりさんでもあるまいし、とため息一つ。
視線を左右に向ければカジノコーナーと言ってもいい場所。
カードやルーレットが主だろうか。
専門の大カジノほどではないが、宿泊客が楽しめる程度のもののようだ。
少し先には劇場があるという。
遅い時間でも観劇できるのかなー、と思いながら広い宿の中をぶらぶらと歩き回っていた。
部屋に帰ってさっさと寝ちゃうのもありかな…と思う辺り、遊ぶには向かない少年であった。