2018/03/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジ併設のバー」にファニーさんが現れました。
ファニー > 「いや…まさか最後にワザとすろうと思って0に一点賭けしたルーレットが当たるとはね。」

ブラックジャックで負けない程度&バレない程度にカウンティングをして、自然に勝ったり負けたりして3000ゴルド程チンマリと稼いだ。
その後でプラマイ0にしようと冗談でルーレットで一点賭けをしたら……どうやら運命の女神というのは気紛れなようである。

「適当に遊んで帰る予定だったんだけど……多少は還元してから帰ることにしようか。」

そんな独り言を漏らしながらカジノの中を歩いてきた女は、カジノに併設されたバーへとやってきた。
そこは客もまばらな様で、適当にカウンター席へと腰掛け。

「とりあえず……ロングアイランド・アイスティーで。」

そう言って度数の高いカクテルを頼む。
そしてこのあぶく銭をどう消化しようかと悩むのである。

ファニー > 「勝負事は欲が絡まない方が勝てるというのは俗説だとは思っていたが、案外本当の事なのかもしれないね。」

少し興味がわいたので、適当に人を集めて実験してみようかとも思ったのだが、直ぐにその辺は自分の専門分野ではないと思いだして止めることにした。
そうこう考えていると頼んだ飲み物がやってきて、バーテンダーが何かあったのかと聞いてきて。

「いやなに…物欲は怖いという話さ。」

くつくつと喉を鳴らし、悪戯っぽい笑顔でそんなあやふやな答えを返していて。

「時にこんなところに勤めている君はギャンブルはするのかい?
もしするのなら、あぶく銭はどう使ったら良いと思う?」

そんな問いをカウンターに肩肘をつきつつグラスを傾けながらしてみるが……。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジ併設のバー」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (ちょっとした、別に大きな用事でもない外出の帰り。
ふと、己が店に酒を見繕って納入しているバーへと脚を運んだ。
最近、少々店での消費が多く為って居る関係で、増やしてくれと言う言付だ
ローブを深く被った姿は、少々バーの中では奇異に映るやも知れないが
店主含め、従業員の誰もが気に留めていない辺り、怪しい者では無いと知れるか。)

―――――――………嗚呼、そうだ。 普段よりも2割ほど増して欲しい所でね。
勿論、集めてくれれば、此方で少し色は付けよう。

(其れはちょっとした商談だ、話しているのはバーの店主。
そうして、多少なりと近況なりを話している、其の途中

カウンターで、話している女の目の前で
話し掛けられた従業員が、フードの男を示してみせるだろうか。
『あそこで喋っている方の店で、色々、ですかね?』
なんて、笑いながら話すのだろう。 己が店が娼館である事。
其の中でも高級に属し、普段は手の届かない高嶺の花である事。
其のほかにも、色々と、聞けば教えてくれる筈で)。

ファニー > 「なるほど、しない方なのか。まあ、下手に手を出して悲惨な目に遭わないように出来ているのなら良いことだよ。
負けた人間の哀愁漂う姿は見慣れているだろうしね?」

話に付き合ってくれたバーテンダーは堅実な方だったらしく、余り面白みもない話になったがそう答えてくれた。
そして金をどう使うかの答えは何やら横の方で店主と話している人物の店がどうのとのことで、興味深そうに何度か質問をしてみるのである。

「ふむ、そういうのも偶には面白そうだね。
普段はあまりそういうお店に行かないものだからさ。」

普段は色々と自分で相手を見つけていたりするのでそういったお店のお世話になることも少なく、興味深そうに店主と話すフードの人物を横目で眺め。
そしてその姿に何か感じ取ったのか興味深そうにジッと眺め始めた。

ルヴィエラ > ――――……うん、順調そうなら良い事だ。
また何か在ったら声を掛けてくれ給え。

(今の店主となってから、決して長い付き合いとは言い難いが
御互いに友好的な仕事相手、と言った部分は在るだろう。
最後に、一言交わして口元に笑みを浮かべれば、くるりと踵を返して
――その折に、此方を見詰める視線へと気が付いた。)

―――……ごきげんよう、何か御用かな、御婦人?

(――僅かにフードの下、見えぬ視線を重ねてから、数瞬。
一礼と共に、女へと向けて声を掛けては――僅かに、双眸を細めた
ハイブラゼールと言う街の性質上、様々な者が此処を訪れる
時折、普通では無い異質な存在が訪れる事も多いが――彼女の場合は、恐らく特筆だ。
ふと、帰るための歩みを変え、彼女の元へと近付いて行けば、其の隣まで。)

……余り口にはしないで貰えるかな? 何せ、此処では其れなりに秘密が多くてね。

(ふふ、と、穏やかな声音でそう告げる。
それは、まるで彼女に、己の正体が看破されている前提の様に)。

ファニー > 「問題はハマってしまったら金銭的に大変そうだって位かな。
まあ多少の蓄えはあるから大丈夫だとは思うがね。」

高級店のサービスに慣れてしまうと後が大変になりそうだとは思ったりもするので、話をしていたバーテンダーにそんな軽口と少し楽しそうな苦笑を見せてバーテンダーにだけ聞こえるように耳元に口を近づけて囁いていた。

「ごきげんよう。いやなに、そこの彼とあぶく銭の使い方を話していたら貴方の店を紹介されたのでね。」

フードの相手に軽く肩をすくめるようにして笑いながらそういった言葉をむける。
正体を覗うようにじっと眺めていた視線を普通の視線へと戻しながら、この街はやっぱり楽しい物だと考えてしまって口端を緩くつり上げて楽しそうに。

「その辺りは弁えているよ。私も人に言えないヒミツの一つや二つ程度はあるものでね。」

つくつくと喉を鳴らし、自嘲混じりの表情でそんな言葉を彼に告げる。
興味は持ったが、わざわざそれを言葉に出す程分別がないわけではなく。

ルヴィエラ > (バーテンとのひそひそ話は、残念ながら此方には聞こえていない。
とは言え聞こえていたとしても、きっと其の結論については同意した事だろう
隣へと近付けば、語られる、己へと向けた視線の理由。
なるほど、と理解した様に頷いては、隣の椅子へと軽く腰掛けて。)

そう言う事か、ふふ、もし何かご入用なら、是非招待させて貰おう。
使い道ならば幾つも用意されているよ、料理でも、サービスでも、或いは夜の相手でもね。

(ふと、バーテンへとグラスのカクテルを頼む。
君のオススメで、と内容は彼に任せつつ、彼女へと向けては紹介を。
本来ならば、招く相手は最低限選んでいる。 其れが高級たる所以でも在るのだ。
だが、彼女の場合は別だ、身分や財力と言った部分は問題に為らない
御互いに、秘密を抱えていると言葉を交わせば、少しばかり可笑しそうに小さく笑い。)

なら安心だ、其の辺りを弁えて貰えないと、私としても困る、盛大にね。

(程なくして、テーブルに出されたのはマリブミルク。
其れを受け取り、軽く掲げれば、女へと軽く傾けてから、口を付けた)。

ファニー > 「そうだねえ……せっかくだしパーッと使って全部入りのフルコースっていう手もありかな?
そうそう、うちの店は夜のお店用のアイテムも幅広く取りそろえているので、ご入り用の際にはファニー雑貨店へどうぞ。
と、まあ営業の一つでもせっかくの機会だししておこうか私も。」

クスリと笑ってそんな注文をしてみるのはせっかくの機会だからというのが理由の大半を占める。
そして営業して返す辺り、この女は意外と商魂逞しい様だ。
そうして話をしている途中でグラスが空なのに気づき、先程と同じ物を注文する。

「そう言っている割には余り困っている様には……いや、なんでもないよ。」

あまり外でこういった話を続けすぎて墓穴を掘るのも面白くないので自重をする。
もっとも……それはそれで楽しそうだとはちょっとだけ思ったりもしているが。
そして彼がグラスを傾けるのを見れば己もそれに付き合って軽く傾けて微笑を。

ルヴィエラ > 成る程、其れは良い。 もし今夜、と言うなら先に用意させて置こう。
例えば料理であるとか、お酒の好み。或いは…娼館としては、君がどちらを御希望かによるがね。
ふふ、君の店の話も興味はあるが…其れは、宴の後で、気が向いたらでも構わないよ。

(相手から告げられた営業に関しては、素直に興味をもつ
何せ此方の店は娼館、そう言った器具や物品に関しては常に幅広く情報を集めているのだ
相手の言う泡銭とやらが、もし今宵藻屑と消えるのならば
事前に用意させれば、店へ到着する頃には滞り無く出迎えられるだろう
もっと詳しい話しをするのならば――其の歓待が終わった後でも、遅くは無い。)

対処の術は心得ているのでね。 だが、対処しなければ為らない、と言った時点で億劫だろう?
ふふ、面倒も時には楽しむが、基本的には起こらない方が良いものだ。

(小さなグラスの中身は、存外3口程度で費えてしまう程度。
そうして、直ぐに空にしてしまえば、其れをテーブルへと置いて)。

ファニー > 「今夜か、思い立ったが吉日という言葉もあるのだし、せっかくだからそうしようか。
料理はあっさり目の方が良いかな、お酒は度数の高い方が好みだけれど、料理に合っていればあまり気にしないね。
夜のお相手は……可憐な花を愛でるのもいいけれど、今日は少しばかり乱れたい気分なので、Sっ気のある子がいいかな。」

本日の成果と種銭と普段使う分を併せればおそらく支払いは大丈夫であろう。
まあ足りなければ資産から出せば良いだけなのだ、今日はその辺は気にせずに楽しむことにした。
色々と終わって己の店の話になれば営業が実を結ぶかはその時の交渉次第か、もっとも今の時点ではまだ分からない話である。

「たしかに面倒事に対処するのは私も好みじゃないからね。
人生は平穏が一番さ。」

そう言ったりする割には厄介毎に首を突っ込むのがこの女の悪い癖なのだが、それはまた別の話。
彼が飲み終える頃には自分も飲み終えており、空のグラスを名残惜しそうにカラカラと回して眺めつつお代わりをするかどうかを考えていた。

ルヴィエラ > 成る程、ではそうだね、最近は季節の変わり目で良い魚が手に入った様だから、其れが良さそうだ。
細かい所は料理担当に任せているがね、きっと満足して貰えるだろう。
夜の相手は…ふふ、なら、そう言った娘を準備させようか。 必要ならば、男でも招けるがね。

(からりと、グラスに残った氷を廻す。
相手の希望を聞き止め、成る程、と幾度か頷けば
仔細を懐から取り出した羊皮紙に書き写して、其れを、また懐へと仕舞った
もし――女が機を向けているならば、其の瞬間、一瞬の魔力の気配と
羊皮紙の存在が、袖口から消失したのが感じられるやも知れない。)

はは、だがそうだね…平穏が余り長く続くと、其れは其れで刺激が欲しくなるのが性という物だ。
個人的な見目だが、キミも其の類では無いかな?

(くすりと、口元に緩く弧を描いては、そんな事を。
お互い、グラスの中身を空にしている状態で、ふと女へと視線を向ければ。)

まだ、此処で飲むかな? それとも、此方の館に来るなら、私が案内しよう。

ファニー > 「今日はお昼を食べるのを忘れていたからね。
魚も好きだし、今からとても楽しみだよ。
おや、娼婦だけかと思っていたけど男娼もいるのか、となると……よし、せっかくだし男女一人ずつ用意してもらおうかな。
カップルに玩具にされるという設定が今頭をよぎってしまってね。」

喋っていると少しばかり口寂しくなったので、グラスに残っていた小振りの氷を口に含んではカリカリと噛み砕く。
そんな事をしながら彼が何やら書いているのを眺めており。
彼の手元から魔力の反応とともに消える様子を解析しつつ見送った。

「言われてみると確かに……。
趣味と実益を兼ねて多少の無茶をすることはよくあるね。」

小首を傾げて少し考えた後でクスッと自嘲気味に笑って答える。

「そうだねえ…それじゃあそろそろ君のお店にお邪魔させてもらうことにするよ。」

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジ併設のバー」からファニーさんが去りました。
ルヴィエラ > それなら、空腹が満たされるように腕を奮って貰おうか。
なに、人の趣味はそれぞれだ。 女性の需要も在るには在るのだよ…まぁ、娘に比べれば少ないがね。
人によっては、態々私を指名してくる物好きも居るくらいだ。

(高級店だからこそ、そう言った輩が集まってくる物だ。
ふふ、と笑いつつに、戯言めいた経験談を語ったなら
ゆっくりと席を立ち上がり、カウンターへと硬貨を置いて。)

では、私の店へと案内しよう。 其処まで遠くは無いが、ね。

(バーテンダーへと、声を掛けて。 それから、彼女が立ち上がるのを待ち、店を出よう。
彼女の眼鏡に叶うかは判らないが…はて、其れは、朝に為れば判る事で――)。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジ併設のバー」からルヴィエラさんが去りました。