2018/01/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にテオドールさんが現れました。
テオドール > 日の高い時間帯の繁華街、酒場の騒動や行きかう人々の賑やかな中をぶつかるのを避けて歩く。
歩きながらも視線は行きかう人や酒場を覗いたりと忙しなく動き。
そんな道をどの店で食事をするかと考えながらも視線は道を行き交う人々に向けられる事が多く。

「あの子は相手が居そう。あっちは大人数……中々いないもんだね」

食事のついでにナンパでも出来ればと吟味するように視線を向け。
目につく好みな女性に目を移しては声をかけるかと悩みながら歩いて。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からテオドールさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にアルマさんが現れました。
アルマ > 綺羅びやかな装飾に賑やかな台が並ぶフロアー。ハイブラゼールに連なる高級ホテルの1Fに広々と作られたカジノ。
冒険者が観光客が訪れ、時に享楽を得時に失意を抱える。
そんな感情の坩堝とも言える空間を横切るように歩みを進めていく。

賭博は大好物だしカジノに来た以上勿論目的はギャンブルだ。ただ今日の目的地は“ここ”ではない。
人でひしめくフロアをゆっくりと掻き分けるようにして向かう場所、それはスーツを来た屈強な二人が背後の扉を塞ぐように立つ部屋の隅。

「今日はこれで」

空間から幾つかアクセサリーを取り出し、無造作にスーツの男に手渡す。
すべてがここ数日間の発掘品、まともな鑑定士へ売ればしばらくは楽しい生活が出来そうな逸品達。それが今日の元手の全て。

「……良い時間をお過ごし下さい。」

渡したアイテムと簡単なボディチェックを行うと男達は恭しく頭を下げて背後の扉を開ける。扉の先にあるのは下へ続く薄暗い階段。

「ありがとう、楽しんでくるわ」

この階段を下った先こそが今日の目的地。貴族や成金が秘密裏に楽しむ、特別レートの地下カジノで。

アルマ > 小さなランプで照らされた階段をスルスルと降りて行けばやがて下から漏れる光に一瞬目が眩む。

螺旋状に連なった階段上から見える景色はさながら自分が先程通過したカジノに酷似したもの。

強いて違いを挙げるのであれば目に入る客の客層、そしてフロアの各地から時折聞こえる嬌声と叫びこそが“普通の”カジノではないことを認識させていた。