2017/09/03 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にボブさんが現れました。
ボブ > 「すまないが、それほど酒精が強くない酒を一杯もらえるかな」

(掛け金の上限が低いカジノ台で小勝ちをした男は調子に乗って大きく賭けて、大損する危険性を察知し、
一旦小休止という名のクールダウンをするためにバーのカウンターのスツールに腰掛け、酒を一杯頼んでいって
スツールの上で身体を反転させ、他のカジノ台の方に視線を向けていけば)

「う~む……、やっぱり熱くなってるヤツは熱くなりっぱなしだな。
ああいうのを反面教師にして自重する事を覚えないと勝ちを持って、帰れないからな」

(引くべき時は引く……、熱くなり易い時ほど忘れてはいけない事を改めで心に刻むようにしつつ、
カウンターの上に置かれた酒精のグラスに口を付け、よく冷えた酒精で頭の方も冷たく冷やしていく男)

ボブ > (冷えた酒精を口にしながら、賭け事に熱くなっている人たちの姿を見て、逆に己自身の熱くなる心を押さえ込んでいく男)

「さてと……そろそろ身と心を削りあう…戦いの場にもどるとしますかね。
引き所さえ間違えないように心構えていれば損はしないだろうからな」

(空になったグラスをカウンターの上に置けば、両頬を手のひらで叩き、熱くなりそうになっている己の心を
戒めるようにしながら、スツールから下りていけば、喜びと悲嘆が入り混じるカジノの渦の中へと男は紛れ込んでいった)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からボブさんが去りました。