2017/04/29 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 寂れた酒場」にイーリスさんが現れました。
■イーリス > 夜のハイブラゼールは、文字通り不夜城の態を示している。喧騒響く通り、嬌声の届く裏通り。
とはいえ、この寂れた酒場はそこから切り離されたみたいに静かで、己以外客もおらず、初老の男がグラスを磨いているだけ。
店の出入り口から最も奥のカウンター席に腰を下ろし、何杯目かのエール入りのグラスを飲み干す。
ふぅ、と満足げに息を吐き、グラスをカウンターの向こうへと押しやり。
酔った様子もなく、水替わりと言わんばかりに、同じもの、と短く店主へと声をかける。