2016/12/04 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にアイゼンブルームさんが現れました。
アイゼンブルーム > こっ…これは………
(自分の姿を見た瞬間に引き攣る貌……。 今日から娼館ファタールの娼婦として働く初日。 今の姿はと言えば、白い花柄のシルクの肩が露出したベビードール一枚に、赤いヒールのみ。 先輩の娼婦たちが入れ替わり立ち代わり衣装を選んでは、着せ替え人形のようにされた結果だ。 ―――こんなので大丈夫だろうか……。 引き攣った貌で部屋に入れば漫然とベッドの上に腰かける。 水晶玉によりその映像は店内に映され、自分を買うという物珍しい客がいるのかと、半ば諦め嘆息をついて、途方に暮れ)

アイゼンブルーム > しかし、こんな感じで本当に客なぞ来るのか……。
(先輩の娼婦によれば己は「可愛い」らしい……。 疑問に思いながらもじっと身体を見つめれば、ベビードールの上に勃起した乳首がツンと上を向いて立っているのが透けて見え。 更には股間の鈍色の叢まで見えている。 これでは、裸と変わらない。 もっとも、娼館でも扱いは闘奴・肉便器の時のそれとはずいぶん違った扱いだった。 「ん~ やっぱり…こうか……?」 客が付かないでは、せっかく拾ってくれた娼館主に面目が立たない。 自分なりに工夫しようと、ベッドの上でアヒル座りになれば、腕を胸の下で組んで、その大きさを強調しては、水晶玉に切なげな視線を向け)

アイゼンブルーム > ………
(一向に声のかかる気配もない。 本当に大丈夫だろうか……。 自分に高級娼館の娼婦などが勤まるのだろうかとだんだん不安になってくる。 奴隷市場の大通りでは、脚を寛げ秘所を晒せば人がそれなりに集まった。 しかし、ここは高級娼館。 そのような客引きが許されるのかと思案に暮れる。 やおら思いついた姿勢……。 水晶玉の前で四つん這いになり、上半身をベッドに預けて指先を軽く銜えてチュポチュポと音を立てて舐めあげ始め)

アイゼンブルーム > だめだったか……。
(先輩娼婦たちに次々とかかる声。 やはり、もう少し艶や所作を身に着けなければ美貌と教養という艶を身に着けた先輩たちに叶うわけもなく。 ゆっくりとベッドの上から起き上がれば、そのまま自室へと戻ってゆく。 この後先輩娼婦達から「初日はそんなもんじゃない」と軽く慰められるのだろう。)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からアイゼンブルームさんが去りました。