2022/11/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 港湾都市ダイラスにある、アケローン闘技場。
そこでは、色んな試合が行われている。
純粋に強さを求める、正式な試合形式。
報酬目当て、賞金目当てと、その中でも、ルールあり、ルール無し等の試合。
後は…まぁ、普通には見せられない、そうした試合もある。
さて、本日はと言えば…最後に挙げた系統の試合だ。
勝者の報酬は、その戦いでの敗者。
…とは言っても、永続ではなく、次の日、一日限りのものだが。
しかも、戦いに大したルールはなく、何をしても構わない。
それこそ、戦いの中での凌辱も可能、と言えるだろう。
そんな試合だからこそ、出場希望者は厳選される…らしい。
まぁ、そうは言っているが、そんな試合だ。
主催側が、何らか手を回し、奴隷から出したり、攫ってきたり、脅迫されたり。
そんな感じで、色んな理由で出る者も、きっと居るに違いない。
「欠点は、一試合で終わってしまう、と言う事じゃのぅ。
何度も闘いたい妾としては、ちと物足りなさそうじゃが…ふむ、仕方あるまい」
まず片方の扉が開き、そこから現れたのは、一人の少女。
少なくとも、人間では無いと分かるのは、狐を模した耳と、複数の尻尾を持っているからだ。
変わったミレー族、程度の認知度であろうが。
そんな種族がどうとか、それを除けば、少女はこの闘技場では、それなりの有名人だ。
色んな内容の試合に出場し、色んな成果を生み出してきている。
もちろん、今日みたいな試合に見合う闘い方もする為、期待も大きい。
そんな、少々不満そうな呟きを零しながら。
舞台の上へと上がり、ひらひらと、観客へと挨拶代わりに手を振って。
さて、後は今回の相手を待つ、そんな感じだ。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にシルヴァさんが現れました。
■シルヴァ > 月下の闘技場、そこで行われる試合はとある意味が含まれている。
観客の顔ぶれから間の良い者はその意味にすぐに気が付くだろう。
勝者が敗者を好きに出来る試合、そういう事だ。
借りのある貴族から試合に出て欲しいと頼み込まれ、断る事が出来ずに実態を知らずに請け負う事となった。
貴族の謀の一端だとも知らず、純粋な試合だと思ったまま準備を終え、係員に名を呼ばれて舞台上への扉を開き、先にいる者の前に姿を現す。
距離があるために月下の元の相手の姿はまだはっきりとはせず、舞台上にあがり正対したことで気が付く、一度負けた相手だと。
そんな事を相手が覚えているのだろうかと考えつつ、無言のまま剣を抜き構え、薄く睨むように見つめて。
■タマモ > ぴくん、耳が揺れる。
それは、入場者の音を聞き取り、反応したのだ。
だが、特に相手の方を見たりはせず。
ぐーっと伸びをしたりと、余裕の素振り。
と、やっと舞台に現れた相手…その少女の姿を見れば、かくん?と首を傾げた。
「あー………あぁ、なるほど、お主が相手か。
どんな相手が出て来るか、期待をしておったが…
うむ、悪くは無かったようじゃ」
そう、その少女には、見覚えがあった。
名前…うん、名前は…気にするな。
ともあれ、対峙し、武器を構える少女に対し。
己は、まだ構えの一つも取りはしない。
そんな言葉を掛けていれば、それ以上の会話を遮るように、審判員が試合開始を告げるのだった。
■シルヴァ > 貴族から是非と身に付けて頑張ってくれと渡された鎧はディアンドル風、下手な鎧よりも動き易くはあるが、防御力は低い。
何よりも頼んできた貴族にとって勝敗はどうでも良いと言うよりも試合の意味からするとそんな者を用意しているぐらいだから観客を楽しませてくれたら良いのだろう。
そんな事には気が付かないまま、素直に身に付けて姿を現した。
相手の言葉に見せる反応は睨みを強める程度で言葉は返さない。
僅かなれど覚えているならそれで良いとばかりに不思議そうに首を傾げる相手を見据えるだけ。
何も言葉は交わさず、審判員から試合開始を告げられるとじっと相手の動きを見つめる。
以前は自分から切りかかって負けたのだから、今回は相手の動きに呼応しようと。
構えをとらない相手に対し、隙を突こうと中段で構えたまま対峙している。
■タマモ > 会話を遮られ、やれやれ、と肩を竦めるも。
試合は開始され、身構えたままの少女を見遣る。
…と、言うよりも、その姿をまじまじと見詰める。
前の戦いは覚えている、が、その時と格好が少々違う。
以前は、もう少し、しっかりとした鎧だった気がするが…
「まぁ、良いか。
さて…それでは、始めるかのぅ?
じゃが、そのままでは、あれじゃろう?
今回は、お主にちと、はんで、とやらをくれてやろう」
ゆらりゆらり、尻尾を揺らしながら。
すぅ、と瞳を細めれば、そう少女へと伝え。
ぱちんっ、と指を鳴らす。
ず、ずず、と少女へと集る、何らかの力。
目に見えぬ力だが、それなりに、勘が働くならば、それは簡単に避けれるだろう。
しかし、それが出来なかった場合、少女はその力に包まれ、ある力を得るのだ。
それは、身体能力と、感覚の向上、そして、痛覚を快楽に変換するもの。
戦闘力の上昇を見込めるが、後者の感覚は、少女の感度も含まれている為、快楽を受ける行為や攻撃に異常に弱くなってしまう。
もっとも、そんな弱点については、今すぐに分かるものではないのだから。
それに気付くまでは、言葉の通り、ハンデを付けられたものだと思えるだろう。
■シルヴァ > 姿をまじまじと見つめて気が付いた事は間違ってはいない。
以前の鎧はしっかりと身体を守る者であったが、今回の鎧はプロポーションを露骨に強調して観客を楽しませる物、ただ本人はそうとは知らずに身に付けているのだが。
「そんなものはいりません」
かけられた言葉に見下されたと、小さく溜息を吐いて初めて言葉を返す。
鳴らされた指、同時に力の躍動をなんとなくだが感じ取り、後ろに飛ぶ。
ただ僅かに遅かったのか、完全に避けきれずに受け、身体能力の向上はないが感覚の向上だけが働く。
それも働いたのは感度と快楽への変換のために、避けきったと思って改めて構え直す。
一度おおきく息を吐いて吸い、次の動きに対応するために相手の動きをじっと見つめて。
■タマモ > 「おや、要らない?そうかそうか。
それならば…ちと、真面目に揉んでやろうかのぅ」
どうやら、包もうとした力からは、逃げられたらしい。
しかし、一部の効果は効いている、それは感覚で理解は出来て。
が、その理解を示すような事はせず、そう伝えれば。
ぐりんぐりん、と腕を解すように回し。
一度二度、体を曲げ解したりも行い。
視線を、改めて少女へと向け直し。
たんっ、と床を蹴った。
距離を縮める為、それは少女にも分かったのだろうが。
だが、その速度は、確実に少女の予想を越えているものだった。
瞬きを一つ、その間に、己の姿は少女の懐へと潜り込んでいるのだから。
そして…
「まず、一発目」
との、言葉の後。
間髪を居れず、肘打ちが少女の鳩尾を襲うのだ。
避けれるのか、避けれないかは、少女次第。
■シルヴァ > 言葉から何か仕掛けられ、それを避けたのだと感づく。
完全に避けたのではなく、効果を受けているのだが、今はまだそんな事に気が付く事はない。
ただ、腕を回し身体を曲げ伸ばすのを見てイラっとする、そんなに余裕なのかと。
「ぇっ、なっ」
そんな心を読んだのか向けられる瞳、視線が交差した次の瞬間に姿を見失う。
思わず間の抜けた声を上げるが、懐に気配を感じてとっさに背後に飛ぶ。
「はぅっ、なっ、何をしたぁっ」
後ろに飛んだのは幸いだったのか、鳩尾を狙った肘打ちを受けるが衝撃は強くはない。
ただ感じたのは痛みではなく快楽、思わず挙げた声は甘さ交じりで構え直しはするが薄っすらと肌が染まっていて。
■タマモ > 「さて、馬鹿鴉に鍛えられた、妾の業。
たっぷりと、堪能して貰うぞ?」
肘打ちの衝撃、それが確かな快楽となった。
少女の反応から、その確信に到れば。
距離を取った少女へ向けて、右手を突き出し、その手首を支えるように、左手で掴む。
「ふふ…距離を取っても、意味はないぞ?」
突き出した右手、その指先に、何らかの力の塊を発現させ。
ぱんっ、とそれを指で弾き飛ばす。
力の塊、とは言っても、それは可視化されたものではなく。
少女には、何か打ち込んだ、とは見えるのだが。
打ち出された、その力の塊を視覚に捉える事は出来ない。
勘を頼りに、避けるのもありだが。
それが出来ねば、その塊は、少女の下腹部を強かに打つのだ。
■シルヴァ > 「くぅっ…」
肘打ちの衝撃は浅いが甘く、甘い声が零れる。
とっさに後ろに飛んだだけでは距離はほとんど離れず、突き出された右手は胸にあたり、甘い声を漏らして柔らかな感触を伝える。
「距離をとるもぉっ、何もをぉっ…」
胸に受けた衝撃でよろけ、放たれた力の塊を避けられるはずもない。
其れも目に見えない塊、放った姿を確認した時に下腹部に衝撃を受け、思わず甘く喘いで。
そのままその場にへたり込んでしまい、勝負どころでなくなったのは誰の目からも明らかだろう。
■タマモ > 「おや、もう立ってられんか?
じゃがなぁ、はんでは要らん、と言ったんじゃ。
もっともっと、頑張ってくれんと、な?
ほれ、『妾が良いと言うまで、お主は立ってしまう。
何をされようと、どうなろうと』」
くすりと笑い、そうへたり込む少女へと。
力ある言葉が、投げ掛けられた。
快楽に、抵抗力も鈍る今ならば、それに抗えず、強制的に立ち上がらされてしまうだろう。
■シルヴァ > 「ぇっ、やぁっ、なっ、何故ぇっ…
たっ、立ってしまうのぉっ…」
へたり込んでしまったところでくすっと笑い告げられる言葉。
それまでに受けた塊の力が働き、力ある言葉に従うようにのそり、ゆったりと起き上がる。
しかもお好きなようにしてくださいとばかりに腕は左右に広げ、軽く胸を張り、豊満な乳房の頂点でぽちっと乳首が尖り始めているのを見せつけて。
■タマモ > 「さて、なぜなんじゃろうな?
立っておるのは、お主自身じゃろう?ん?
さぁて…試合続行じゃのぅ?」
明らかに、立ち上がるも、闘う姿勢ではない少女。
だが、そんな少女へと、そう伝えれば。
ゆるりと、少女の前へと歩み寄る。
「ほれ、ゆくぞ?ゆくぞ?ゆくぞ?」
そのまま、ゆっくりとした動きで、少女の瞳に映るように、腕を振り上げ。
ぱんっ!と、張られた胸に、平手打ち。
続いて、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、と乳房を右に左にと打ち付けて。
今度は、少女の横を通り、その背後に。
その平手打ちが、今度は、ぱしぃんっ!と、少女の尻を打つのだった。
一応、退こうと思えば、退く事も出来る。
逃げる事も、もちろん可能だ。
なのに、決してその足が崩れ、床に倒れる事が出来ずに、動かなければ好き放題だ。
■シルヴァ > 「そっ、それはそうだけどぉっ…
ちっ、違うのぉっ…
ぞっ、続行と言ってもぉっ…」
立ち上がるのは良いが、見せているのは好きにしてくださいとばかりに大きく両手を開いた姿。
言葉に左右に首を振って返すが、そんな事を気にする事なく近づいてくる少女を僅か蕩けた瞳で恨みがましく見つめて。
「ひぃんっ…やぁっ…駄ぁっ…目ぇっ…
はぁっ…そんなにぃっ…叩かれたらぁっ…
そっ、それもぉっ…胸にぃっ…お尻にぃっ…」
ゆっくりと振り上げて見せつけられる腕、掌の向き角度でどこを狙っているのかに気が付くとぞくっと震える。
張り出し見せつけられた豊満な乳房を叩かれ響き渡る音、それも一度で終わらず、小気味良く何度も叩かれると甘くあえいでそれ軽く達し、硬く尖る乳首が服をしたから持ち上げ、ぽっちりと浮かび上がって。
背後に回り込まれてぱしぃんと良い音をたてて尻肉を叩かれるとまた啼いて悦び、打たれるたびに啼いて悦び、甘い雌の匂いが香り始めて。
傍から見ていると避けれる動き、ゆっくりと大げさな仕草は逃げる事も可能に思えるが、豊満な乳房をたゆんたゆんと重たげに揺らしないながら受け続ける。
崩れ落ちる事もなく、倒れる事もなく、健気に打たれ続ける姿はどこか淫靡で悦んでいる様にしか見えない。
■タマモ > 【これにて中断、続きは後日に】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からシルヴァさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレイさんが現れました。
■クレイ >
闘技場。そこに新星? が現れていた。
観客はどよめく。ランカーを相手に次々とぶち破っているのだから。
「おいおい、闘士ってのはこの程度か?」
木刀を両手に気絶した闘士を踏みつけるようにしながら言い放つ。
見るからにヴィランとしての動きだ。
今回来た依頼。それはかなり不思議な依頼だった。簡単にいえば……ある種の盛り上げ依頼。
徹底的な悪役としての動きをしてほしい。その目的はそういった需要はあるものの、やはりというべきかカッコ良い闘士というのを目指す人が多いからその需要を満たせない。そんな理由で傭兵である自分に悪役ムーブをしてほしいという依頼が入った。
報酬金も入る、闘士としての賞金もはいる。飯や酒も飲める。断る理由がなかった。
「おらおら、どうしたてめぇら。殴り込みの傭兵1人にビビッてんのかよ。出て来いよ」
ほらほらと観客やら闘士のゲートやらに挑発をかける。
だが、既にステージの上には6名のランカーが転がっている。対してこの男傷を負っていない。
その光景に流石に二の足を踏む者が多いのが現状だった。
■クレイ >
後ろから咆哮を上げながら襲い掛かってくるのは5m越えの巨人。
そういう種族であり有り余る力で敵を吹き飛ばすランカーだった。そうだった。
「……バカが。奇襲しかけるなら静かにこいよ」
腰に差した魔力を放つ剣を抜くまでも無い。
振り向きざまの右の一閃。膝を砕く。膝をついた所で左の振り上げが顎をしたたかに打ち据える。
そして両手でクロスするように振り抜いたその剣は巨人を吹き飛ばし、壁に叩きつけた。
「あーあ。ありゃしばらくは休業だな。お生憎様」
どよめきは増えるが同時に歓声も上がる。待望のヴィランの登場だった。
ニヤリと笑う。
「さてどうするかな。だーれもこねぇなら。適当に面白そうな奴使命してみるか? それかこのまま控え室に乗り込んで引っ張ってくるのも有りだな。お前らどっちがみてぇよ!」
と観客に問いかける。意見は完全にバラバラ。ランダム指名。引っ張ってくるは勿論やってくれなんて声もあるが、自分の推しの選手をボコボコにされてもうやめてくれと叫ぶ客もいる。
■クレイ >
「声聞く限りだと……観客からランダム指名って感じか? 良いぜじゃあそうしてやる」
観客席を見回す。
そう宣言すればサッと身を隠す者、自分の友人や恋人を守ろうと前に出る者。それらははじめから興味が無い。
こちらはヴィラン役であって根っからのヴィランじゃない。
つまり、狙うはそう言われて目を輝かせた奴。自分が出られるチャンスがある。負けた時のリスクを考えても出たいと思っているような奴。もしくはこういうのに慣れていそうな奴。それらを狙う。
普通にそれらを見破るのは難しいかもしれない。だがこの男の本業は戦争。非常に臭いに敏感だ。
そしてそういった所謂火遊びが好きな奴は独特の臭いを持っている物だ。そうして観客のひとりに目を付ける。
「おいあんた! よければどうだよ。俺に勝てたら俺が貰うはずだった賞金。ザッと2万ゴルド。そっくりそのままくれてやる。負ければ……まぁ、お楽しみだな。どうするよ」
その指さした相手の反応はいかに。
■クレイ >
見抜かれたかとばかりに立ち上がる男。
指定された人物。その本業は同じ傭兵。つまりは同類だった。
だからこそ、目に付いてしまったのだ。
「……へぇ、立ったら意外と良い目してんじゃん。剣抜かせてくれよ」
なんてニヤリと笑う。
その勝負はかなりの激闘になったとかならなかったとか。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレイさんが去りました。