2022/09/01 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
タマモ > 港湾都市ダイラス、アケローン闘技場。
色んな試合が行われる、そんな場所。
今もまた、一つの闘いが行われようとしていた。

試合開始、その直前。
己はと言えば、そんな状況にも関わらず、相手を前にして、構えの一つも見せていない。
正しくは、何やら思案に耽っている様子、と見えるだろう。
そんな少女が、どんな事を、思案しているかと言えば…

今日は…うん、始まった途端に、軽くイッて貰おう。
そうして、緩んだ意識に悪戯でも施し、何をしても達してしまう、そうすると面白いか。
あくまでも、己の手に触れられた時だけ達するようにして、それ以外では快楽を得られるだけ。
気が向いたら、逆に溜め込ませるだけ溜め込ませるのも、面白いかもしれない。

何にしても、あれだ。
今日は、真面目に闘う気がしないから、たっぷりと遊ばせて貰うのが良いだろう。

…碌な事を考えてない?まぁ、いつもの事である。

ともあれ、そんな考えに浸っている中。
審判員からの、開始の掛け声が響き渡る。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にリクさんが現れました。
リク > (ガツイィン――胸の前で青年は拳を打ち鳴らす。気合が入ったかのような仕草ではあるが。その顔は気乗りがしていないという様子がありありと)

「……女かよ……」

(愚痴をこぼす。腕っぷしで稼ぐというのは自分の性にはあっているが。女性を殴ったりなんかは気が進まない。しかもアレだ)

「俺が勝ったら…ここで?」

(ここで今目の前にいる、シェンヤンっぽい服装のミレー族、なのかな?な、少女をこの大衆の前で辱めなきゃいけないとか、そんなことを試合直前に言われた。え?普通に恥ずかしくない?とか雑念がたっぷり、それから少し赤い顔で観ないようにしていた対戦相手を見る)

「……ん、まぁ……しょうがない……メシのためだ……打撃じゃなくて組技で…・・・怪我させないように――――闘気……青」

(咳払い一つ、気を取り直して集中。両手を少し広げ、腰を落として。組み付いて転がして、絞め技かなにかでギブアップをとろうとか考える。体に薄く青いオーラを纏う、速力向上)

「リクだ……名字とかは無ぇ……」

(礼儀かなと、名乗り)

タマモ > どうやら、今日の相手は男子である。
ぱっと見て分かるのは、己と同じ、徒手空拳で闘うらしい、との事か。
実は魔術使います!とか、あるかもしれないが、それは、試合開始となれば分かるだろう。
…まぁ、今回の、少女の思考が読めるならば。
本当に、それが分かるかどうか、疑問である。

その表情から、明らかに、やる気が見られない。
ぽつりと零す愚痴から、己が女子である事が原因らしいか。
うんうん、なるほど、その気持ち、分からないでもないが…

「陸?…名字…あー…あぁ、そうか、名前か、なるほどのぅ。
そうかそうか、妾の名はタマモじゃ。
それを覚えるも忘れるも、お主次第、ではあるのじゃろうが…
さてはて、忘れられるような、思い出となるじゃろうか?」

何やら、魔術を使ったみたいだが…何も起こらないのを見ると、強化?付与?そんなところだろう。
可哀想ではあるが、その一寸の間が命取り、となる場合もある事を教えてあげようではないか。

その言葉と共に、ぱちんっ、と指を鳴らす音が響く。
その音が、男の耳に届いた、その途端。
その体は、強制的な絶頂、射精へと導かれる事となるだろう。

リク > 「タマモか……始めようぜ?……」

(これでも二年ほどだが1人で冒険者をやっている。相手が見た目弱そうでも魔術や技術がある、相手が女だからとか、ちょっとかわいいからとかで集中を切らすようなボンクラではないつもりだった。深呼吸一つ、切り替え、集中し。相手がなにかしてきたらさり気なく眼に多めに集中させた魔術でその動きを見てから瞬間一気に間合いを詰め、切り返しで背後か真横に回り込み、崩して抑え込み、あとはゲームセットだと。)

「青風俊動……」

(なにかしてくる、指の音が響いたその瞬間、眼にも止まらぬ速さで踏み込み……踏み込み)

「……ふっぁっ!?。。」

(なんだか先程までの声よりは若干高めの、間の抜けた声が聞こえたかと思うと、タマモの手前で、勢いよく躓いたかのようにすっ転んだ。)

「……は?……ぇ?…な…なに、を?……」

(自分に何が起こったか理解できていないというような戸惑いの表情、ズボンの上から股間を押さえる。たしかに今、馴染みのある感覚で、自分は、射精した。顔を真赤にして、恐れるような戸惑ったようなそんな顔で、タマモを見上げ)

タマモ > 女子だと、そんな呟きを零していたものの。
試合は試合と割り切る、その姿勢は悪くはなかった。
だが、試合前に聞いてたはずだ、ここでの試合は、その手の結果が待つ、そんなものであると。
なのに、真っ当な試合を想定し、挑み掛かって来るのは、己からしたら減点材料である。
いや、ある意味、やり易くて助かる、とも言えるのだが。

「はて、どうかしたかのぅ?」

目の前で転ぶ男に、そんな言葉を向ける。
言葉だけ聞けば、心配するようなものなのだが。
楽しげな笑みを浮かべる、その表情を見たならば、そうでない事が理解出来るだろう。

混じる感情を抱く表情を浮かべ、見上げる相手を見下ろしながら。

「何を…あぁ、何をされたのか?何が起こったのか?
まぁ、少なくとも?何が起きているのかは、分かっておるんじゃろう?
ふふ…こんな場所で、な?」

崩さぬ笑みで、見下ろしたまま。
続けて伝えつつも、今度はゆっくりと、片手を見え易いように、前に向ける。
先と同じように、指を鳴らすのだと、それをしっかりと分からせるように。
さて、そうする事でどうなるか、理解していようと、していまいと。

ぱちんっ、もう一度、指が鳴らされる音。
そして、どうやっても抗えない絶頂が、再び男を襲うのだ。

リク > (舐めていた……つもりはないがやはりそうだったのだろう。自分は強いと思っていた。だからまぁ苦戦はするかもしれないが最終的にはなんやかんや組み勝って、お茶を濁す程度にそういうことをして、観客のブーイングでも受けながら退場すればいいと。)

「なんだそりゃ……反則じみてやが……ま……」

(多分、この女は自分から見ると化け物レベルだ。せめて悪態の一つでもついてやろうと思ったところで、見せびらかすような女の手。何をされるのか仕草で察すれば)

「ま、……いまは……ま……ふ゛ぅっ!?……」

(二度目の射精は来るとわかればなんとか情けない悲鳴を上げることは耐えたが、立ち上がれず、股間を押さえてうずくまる)

「っ……ぁ……ッ……こん……なの……誰が喜ぶんだ……って」

(真っ赤で、やや涙ぐみそうになる顔を上げると。いや、白けている男の観客もいるけれど、喜んでいるのもいた、男女混じって、チラホラと)

タマモ > どうやら、今回の相手は、純粋に強化型の徒手空拳の使い手だったらしい。
特に、最初に使った…魔法?からは、そうした類もしてこないし、間違いなくそうだろう。
そんな相手からすれば、確かに、己のような力の使い手は、反則染みていると言えるのだが。

「いやいや、何をしても構わない。
この試合、そうあったじゃろう?
そんな試合で、もしや、まともに闘おうなんて思っておったのか?ん?

…?…いや、居るじゃろう。
ほれ、あそことか、あの辺りとか?
お主のような可愛らしい男子でも、需要はあるんじゃ、分かるかのぅ?」

二度目の絶頂、男子の射精は、一度で結構な体力を消耗する、と聞いた事がある。
…まぁ、一般論で、の話だが。
疲れか、絶頂の余韻か、息も絶え絶えの文句、それを意に介する様子も見せず。
こちらを見上げる視線、その視線を見詰め返せば。
今度は、その視線を通じ、じわりと力を流し込むのだ。

抵抗…は、出来ないような状態にしたんだ、頑張っても、もう受け入れるしかないだろう。
流れ込む力は、最初に思案していた通りだ。
必死に耐えるのを、まるで嘲笑うかのように、その体は火照り、疼き、着ている衣類でさえ、僅かな刺激を受けてしまう、それ程にまで感度を上げる。

それに気付き、即時に視線を逸らしたりすれば、少しはマシになるのだろうが。
ただ見詰め返すだけに見える、己の姿に、そんな警戒をするかどうか。

リク > 「………」

(正論だ、返す言葉もない。だから睨み返すしかなかった、のではなく、両手で支えながら上半身だけは起こし睨み返すその眼にはいまいち迫力がない)

「――――かわいら……ぅ……」

(タマモが指し示す需要とやら、妙齢のマダムはまだいい、下卑た視線を向けてくる中年男性なども目に入る、気色悪いはずなのに。服の下の二度も射精したはずの男根は服を汚しながら硬さを失わず、胸のあたり。これではまるでメスではないかというくらい乳首が固く尖り、こすれるだけで体がしびれるような快感が襲いかかる)

「ふぐっ!?……っぁ♡……」

(タマモと再び眼が合えば、やや高い声が漏れる)

「……ぅぁ……も……」

(座り込んだまま、ずるずると後退り。それでも眼をそらさないのは、背を見せることが危険だと思っているから。相手が野生動物であればそれは正解かも知れないが、それが悪手になっているとも気づかない、というより気づく余裕がない)

タマモ > 「…と、言う訳でじゃな?
諦めて、妾の慰み者となるか。
その場合は、そのままの意味じゃのぅ?
で、諦めず、妾とまだ闘う意思があるのならば?
もう、今みたいに、無理矢理に射精をさせる、そんな力は使わずにいてやろう。
ふふ…ほれ、選択肢はお主で決めよ」

くすくすと笑いながら、後退りをしようとも、己はその場に突っ立ったまま。
そんな言葉を、男へと伝えるのだ。
もちろん、視線による力は流し続けているし、選択をした時点で、それも切るつもりではあるが。
ぶっちゃけ、現時点でも、まともに闘える体ではないだろう。

ちなみに、相手に闘う意思があると、そんな選択をしようとも。
己もそれに従うと、そう言った覚えはないし。
使う力も、絶頂させる力だけしか言ってない。
それ以外にも、弄ぶ手段なんて、幾らでもあるのだ。

リク > 「み……観ない…で……も……頭……変に……」

(タマモにも、観客にも観られるだけで体が疼いて、今にも自分で服を脱ぎ自分で自分を慰め、痴態を晒してしまいそうだった。そこで)

「―――っぁ……は…。がんばって……戦う……なら……」

(術は聞いている、ガクガクと震える膝、荒れる呼吸、何一つ収まっていないけれど)

「なら……手ぇ抜いてやる……ってか?……ごめんだ……ね……」

(立ち上がるまではいかない、片方の膝をついたままなんとか体を起こし、相対しただけ。多分、自己治癒力を高めたりすれば、この術の効果が増すだけではという判断で、結局何も改善案は出ないけれど。意思だけは押し通すと)

タマモ > 「ふむ…」

男の回答に、再び、軽く思案する仕草。
そうした為か、視線が外れ、力の浸食は続かなくなるが。
加減して闘うのは嫌だ、かと言って、諦めた訳でもない。
それならば、と出した結論は…

「よし、では、加減無しでやってやろう」

うん、と一つ頷けば、それだけを呟くように答え。
たんっ、と一度床を蹴り、距離を置けば。

『リクは、リクの意思で倒れる事叶わず。
同じくして、降参の言葉も発せられず、それに準ずる行動も出来ぬであろう。
そして、リクの体は、妾が直接触れなければ、絶頂に到る事無きなり』

与えられるのは、力ある言葉。
それは、まさに言葉の通りの効力を発揮し。
どんな状況となろうと、男は倒れる事が出来ず、唯一の逃げの手段、降参や場外等も封じてしまう。
そして、受け続ける快楽の捌け口は、己に直接触れられる刺激のみに限定するのだった。

「さぁ、楽しもうかのぅ?」

そして、浮かべる笑み、その唇の端を釣り上げれば。
ゆっくりと、片手を男へと突き出し。
その手を、何かを撫で回すような、そんな動きをさせてみせるのだ。
すると、男の股間から、まるで動きと同じような、撫で回されるような刺激が走り始める。

リク > 「……っは……呪言……」

(不意に少しだけ、体が軽くなる。両の足で地面に立てれば警戒するように構えをとろうとするが)

「……早まった……かな?……」

(もう苦笑いを浮かべるくらいしかできない。試しにさりげなく自分から前に出て前転して踏み込むような動きをしようとしてみたが、タマモの方に数歩勧めただけでなんだかぎこちなくつまづきそうなでも転ばないみたいな変な動きになる)

「っぁ♡……」

(タマモが中空で手を動かすと、股間に触れられる感触。また射精させられるのかと体をこわばらせるが、そうじゃない。快感はあるが、が。触れられていないはずなのに}

「……こ……んなの……ふっぐぅっ!?……んっ♡……ンゥウウ!!」

(倒れてうずくまることもできない。服の下からおもらししたように汚れたズボンのまま勃起した様や、メスのような声を上げることは憚られて。股間と自分の口をそれぞれ押さえて、膝をガクガクさせながら前かがみに体を丸める)

タマモ > 【本日はこれにて中断、待て次回】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からリクさんが去りました。