2022/07/16 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
タマモ > 港湾都市ダイラスにある、アケローン闘技場。
表舞台と言えど、純粋な闘いから、一方的な凌辱までもが行われている場所だ。
さて、少女が今回居る、そこで行われている試合はと言うと…

どちらかと言えば、後者の試合だ。
ただし、選ばれる相手は、それなりの猛者から、何でこんな試合に出されたのか、と言えるような者まで千差万別だ。
…まぁ、どんな経緯で参加したかは知らない。
純粋に腕に自信があったり、何かに釣られたり、脅されたり、そんな相手だろう。

とりあえず、己が参加者として呼ばれた時、言われた言葉。
『好きに暴れていいから、遊びでも負けるのだけは勘弁してくれれば良い。
何試合かあるから、それを全部終えたら、賞金か用意した景品から、欲しい物を言えば与えよう』
…うん、もちろん、参加するからには好きに暴れるが。
負けるなって事は、己に勝ったら、相手にとってかなり良い景品やら条件やらが出るのだろう。
それに反し、己に用意した物は、普通に出される物だ、と。
楽しめれば良い、それがモットーな己としては、良い人材なんだろう、そう思う。

「ふむ…あー…次は、何試合目じゃったか?
次で終わりか、まだあるのか…さてはて」

舞台の上、のんびりと、先の対戦相手が運ばれていく様子を眺める。
担架に乗せられた相手の姿、その状態は…まぁ、言うまでもない。
何も身に纏っておらず、時折、痙攣したように体を打ち震わせており。
体中に浮かぶ凌辱の跡が、生々しく残っていた。

タマモ > 今のところ、なかなかの相手は居た、それは確かだ。
しかし、相手が悪い。
常連客ならば知っている、このミレー族らしき少女は、蹂躙する猛者。
目を付けられたが最後、この大観衆の前で凌辱され、その立場を絶対なものとされてしまう。
負けて失うものがなければ、負けを宣言して逃げれば良いだろう。
そう思う者も何人か居るだろうが、なぜか、それをせずに嬲り者にされている。
いや、正しくは、出来なかったのだが、それを知っているのは本人のみだ。

「まぁ、次もさっさと終わらせるに限る。
早くすべてを終わらせて、帰りに何か美味しいものでも食べるとするか。
本当は、良さそうな者が居れば、手に入れてってのもあったんじゃが…
今回は、大当たりは無し、って感じじゃのぅ」

ぐ、ぐっ、と体を解しながら、呟く言葉は。
相手が聞けば、何と思うものか。
ともあれ、次の相手が現れるのを待つだけだ。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にレモンさんが現れました。