2022/03/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
タマモ > 港湾都市ダイラス、アケローン闘技場。
色んな形式、色んなルールで行われる、戦いの数々。
そんな闘技場の舞台の上、今も試合は行われていた。

今回の試合は、ルールはあってないようなもの、と言った感じか。
相手の降参か、場外か、それ以外はないのだから。
連勝すれば、その連勝数に応じ、賞金が出る…らしい?
とは言っても、連勝するには、それだけ連戦が重なるもの。
なかなかに、そこまでの連勝する相手は居ないものだった。
だが、そこに現れたのが、この少女だった。
そこに立つのは、まずは一人の少女。
ミレー族っぽい狐を模した耳と、複数の尻尾、異国風の着物姿。
…が、今回、この少女は、この試合の開催側に雇われて、の参加だった。
余りに連勝する相手が居れば、叩き伏せる。
相手がそう居なければ、己が参加し、試合を盛り上げる…主に、あちらの方向で。
そして、己が連勝し、賞金は受け取るふりはするものの、それは返金する、と。
うん、バレなければ良いものの、何と言う詐欺行為。
と、言いたいが、別に賞金に興味はない。
楽しければ、それで良い、が少女の考えなのだ。

さて、今、そんな少女が前にしているのは…
まぁ、観客を楽しませる為に、立たされた誰かである。

タマモ > まぁ、今日のところは、後の試合もある感じ。
と考えれば、長々と弄ぶには、向かないだろう。
さっさと終わらせるも、徹底して嬲る方向、となるか。

「ふむ…」

そんな、録でもない事を考える少女だが。
考えている内容は、誰に伝わるものでもない。
何やら考え込む仕草をするも、それが、どう周囲に映るのか、である。

タマモ > ともあれ、考えていても仕方無い。
とりあえず、今は、目の前の相手をするだけだ。

無駄な考えを止めれば、審判員へと、大丈夫、との合図を送る。
そして、次の試合が始まる。
その結末は…

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。