2019/10/13 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは港湾都市ダイラスにある、アケローン闘技場。
今日も今日とて、様々な試合が執り行われている。
今、試合の一つが終わり、舞台の上に立つのは一人の少女、そして審判員。
そして、あられもない姿となっている、対戦相手であっただろう女だ。
試合関係者数人が現れ、女を運ぶ者達、女の装備品であった物を片付け回収する者達で分かれ、次の試合に備え始める。

「ふむ…まぁ、そんな試合に挑んだのじゃ、仕方あるまい。
相変わらず、良い稼ぎ所じゃろうて、のぅ?」

ひょい、と床に置かれた砂時計、それに手を伸ばし摘み取る。
砂の落ち切ったそれを見遣りながら、ゆらゆらと揺らす。

「これが落ち切るまでに一撃、簡単そうで難しそうじゃな?
今日もまた、稼がせて貰えそうじゃ」

指先で砂時計を弄びながら、審判員に言葉を掛ける。
ふらりと現れては、勝利を掻っ攫い、賞金を持って行く。
そんな少女の言葉に、審判員は何とも言えぬ表情を浮かべていた。
とは言え、相手が相手であれば、試合を盛り上げている少女。
現れて悪い事ばかり、と言う訳でもないのだから面倒な事で。

今日、現れて提示した条件は、こんな感じだ。
準備した砂時計、それが落ちるまでに一発でも入れば相手の勝ち。
出来なければ、相手の負け。
勝敗が決すれば、素直に終えるか相手を自由にするかは、勝者次第、そんな簡単なルール。

まぁ、それが嫌ならまともに戦えば良いが、それで本当に勝てるかも疑問だろう。
それが出来ない可能性が高いから、そんなルールを持ち出しているのだから。
無駄に自信過剰な感じに見える、のだが…
実際に、それで勝者が出ていないのだから、実力は本物だ。
もっとも、常連客とかとなれば、少女の強さは分かっているか。

のんびりと、軽く体を解したりして寛ぐ少女。
そう経たずして準備も終わり、次の相手を待つ、となるだろう。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (アケローン闘技場、以前に2度ほど来たことのある
場所へと再び脚を踏み入れる。
最近に来たときは対戦相手がいなかったせいで空振りに終わっ
たものの、今回はきちんと相手がいるということで、その特徴
を聞けばどこか楽しげな笑みを浮かべつつ舞台へと上がっていく)

「お久しぶりです、タマモ様。こちらは変わらずしておりまし
たが、お元気でしたか?ここでお会いするのは2度目になりま
すが、覚えてらっしゃいますでしょうか…私の名前も含めて」

(狐の耳、九本の尻尾、そして着物姿と聞けば思い当たるのは
ただ一人。久しぶりに会った相手へとどこか嬉しげに楽しげに
話しかけながら舞台の中央、相手の方へと近づいていって)

「ルールですが、そちらの砂時計が落ちるまでにタマモ様に
一撃入れれば私の勝ち、入れられなければタマモ様の勝ちで
宜しいでしょうか?それからタマモ様からの反撃はあるのか
ないのか…そこはどうでしょう?」

(尋ねながら執事服を脱ぎ、上半身裸になっていって。既に
こちらの正体も知っている相手なら隠す必要もないだろうと
腕を6本に増やして準備をしていく)