2019/08/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にルチル・ラ・ティタニアさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からルチル・ラ・ティタニアさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にルチル・ラ・ティタニアさんが現れました。
■ルチル・ラ・ティタニア > 真円を描いた月が天高く浮かび上がった夜、それにも拘らず盛り上がりをみせる闘技場、それもその筈その日行われているのはどこぞの貴族の趣味が嵩じて開いた裏の大会だから。賞金や賞品は一級品で勝てばそれなりの財産が出来ると思われる代わりに、負ければ女は凌辱され男は奴隷に落ちるといったもの。それでも参加者がなくならないのは表立っての募集では賞金等が魅力的なのもあるが負けた時の事は知らされていないのもあるのだろうか。
「私の出番はまだなのでしょうか。」
更衣室から知りえる舞台上の出来事は勝敗のみ、順番が着たら呼ばれて負けた相手がどうなったのかは分からないようにしている。以前に試合内容を知った者が逃げ出した事があったためにとられるようになった様式。そうとは知らずに準備を整えながらぽつりと呟く。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にヴァイスさんが現れました。
■ヴァイス > そんな闘技場に参加している冒険者であるヴァイスは一人待機部屋で待っていた。
たまには腕試しもよいだろう、それくらいの軽い気持ちで参加していた。
当然易々と負けるつもりはない。魔物との戦いも、戦場も飽きるほど行ってきた。
殺し合いではないイベント(遊び)など、物でもないと考えていた。
「お、出番だな」
係員に先導されそのまま舞台に上がる。手には使い慣れた大剣、腰には分厚いナイフが数本携えている。
そして対戦相手として向かいにいたのは……
■ヴァイス > 《反応がありませんので退出します》
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からヴァイスさんが去りました。