2018/08/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/控室」にカイルさんが現れました。
カイル > 「だーっ流石に骨がおれたぜ」
ところどころ血が付着していてそれを布で拭いながらやって来た男。控室について早々にテーブルの上に置かれた酒をとってそのままソファへと倒れ込んだ。琥珀色の液体をまるで水のように喉の奥へと流し込んでいく。

「さすがにあれは反則レベルだったな」

いくらなんでも素手でストーンゴーレムと戦わされる羽目になるとは考えもしなかった。うまくかき回してなんとかしたものの危ういところであった。

そんなレベルの高い魔道士を呼ぶほど潤沢な資金があるのだろう。術者を殺せば話はシンプルなのだが、さすがにあの人混みでは術者を探す余裕もなかった。

カイル > 控室から伸びる廊下の奥から闘技場からの音が漏れてきて、その方を見た。

「おっ、始まりやがったなァ」

確か、自分の戦いの次が女性が挑戦者の戦いだったはずだった。

『俺にはそういうおいしい仕事はあんまり回ってこねェんだよなァ』

男が担当するのは大体ガチな方の戦いだったので、中々そういったイベントの類は回ってこなかった。
戦うのは好きなので不満はなかったがたまには楽をしたいと思う事はある。

カイル > 「まあ、俺はしばらくのんびりさせてもらうぜ。」
控室には誰もいない。少しくつろごうと思いソファに身を倒して大口をあけて欠伸をしてみせれば足を組んで天井を見上げる。
聞こえてくる闘技場の様子だと大分盛り上がっているようだ。見にいおこうとも思ったがどうにもそれがおっくうに思えてしまっていて。

カイル > 「・・・」
男はそのままソファの上で眠り込んでしまう。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/控室」からカイルさんが去りました。