2018/01/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 歓声の収まりを見せる闘技場、今、また一つの戦いが終わっていた。
いや、正確には戦いなんてものではなかったのかもしれない。
運ばれて行く敗北者は、その身に何一つ纏っておらず、ぐったりとしたまま闘技場から消えていったのだ。
戦った後のような、傷痕は一つも無かった…つまりは、そういう事である。
「まぁ…時に、そういう気分もあるものじゃ、うむ」
くすくすと笑いながら、開いた扇子を扇ぎ、運ばれて行く様子を眺める少女。
今日、何度目の対戦であっただろうか?
正確には、対戦と言うか、凌辱劇と言うか…その辺りは、気にしない。
軽く考えながらも、次なる相手が居るかどうかも分からぬまま、待つ事とする。
それなりに楽しんだから、後は賞金を手に帰るも良い。
まだ来るような相手が用意されているならば、また楽しんでやるも良い。
そう、今日はそんな気分だった。
■タマモ > 気紛れがゆえに、結果もそれに伴ったものかもしれない。
急な参加もあったのだし、これ以上の相手は用意出来なかったのだろう。
結局のところ、少女は賞金を受け取り戻ってゆくのである。
とは言え、楽しんだ事は楽しんだのだ、それなりに満足だった。
後はあれだ、最近は何もしてないのだと言われないで済む。
これで少しの間は、また気兼ねなく遊べるのだろう、と。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からタマモさんが去りました。