2018/01/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にマリアージュさんが現れました。
■マリアージュ > 新年になり、学院の騎士クラスでも色々な訓練が、本人の資質に合わせて行われています。その中で、マリアージュの与えられた訓練は
「・・・100人抜きですの?」
首をかくりと小さく傾げさせて、澄んだ瞳を瞬かせます。話を聞きますと、『強くなる訓練』とのことで、認められた方がそういう訓練をすることがあるらしいとのこと。隣のクラスの、とても大きくて力強い騎士見習いの方もそういうのを申し付けられているらしいのです。
頂いた紹介状や、旅程の準備と連れて行ってくれる教員の騎士に導かれ‥‥一人だと絶対に迷子になると思われていたとはつゆ知らず……きたのは、アケローンの闘技場です。
「はい、がんばりますっ」
控室で頭を撫でられて、無事に最後まで、と言われると。少しはにかんだ笑顔を浮かべまして。胸の前で小さく両手を握りしめてから頷いて、闘技場への部隊へと足を進めるのでした。
■マリアージュ > 闘技場ではそれに先立ちまして。
マリアージュの容姿や簡単なプロフィール。
王族とも親しい関係であることなどが説明されておりまして。
また、間違った性知識しか知らないことや、ペニスが大きくなることを呪いや病のように思っており、精液を出すことが治療だと思っているようなこと。
精を身に入れると身体を癒すらしことまで伝えられていたのです。
それだけでなく、既に撮影されて流通している幾つもの映像を、何度も破瓜の血を流す姿を。
マリアージュが舞台に上がる前に流され、販売もされていたのです。
そのあとで、ちょこちょこと小動物の様に現れ、きょろきょろとした様子を見せるマリアージュ。
無垢や清楚という言葉が似合うであろう、まだ何も知らないような表情や雰囲気の姿をみせ。
「あ、あの。よろしくお願いいたします」
ぺこり、と小さくご挨拶をするのです。
■マリアージュ > きょろきょろとするたびに、軽やかに靡く銀糸のような髪。
澄んだ菫色の瞳を子供っぽく輝かせていて。
見た目にも不釣り合いな銀の鎧があっても、大人の太物程度しかない細く手折れそうな腰の線。
同じ歳の貴族子女と比べても華奢と言える身体つきに、腰の細い短い剣でさえ重そうで不釣り合いに見えます。
■マリアージュ > 大勢の視線を感じるのに、両手を胸の前で重ねて。
鎧の上から胸を抑えるようにして、どきどきするのを抑えようとします。
少し頬を桜色にして、太ももを少し擦るようにもじっとさせてしまうのは。
今までの色々な経験から……。
少し、深呼吸を二度、三度。
今日は騎士としてなのだから、と。
ゆっくりと手を腰に、そこからショートソードをゆっくりと。
慎重に抜きます。
日ごろは周囲から決して剣を抜かないように、同級生からも教師からも言われているのですけれど。
両手で剣を持ち、剣先を持ち上げようと…‥しているだけで、県はぷるぷると震えます。
腰は引けて、内股気味にの構え。
――見た目にもあまりにもへっぴりごしでまるで似合わない姿なのです。
■マリアージュ > (その後、様々に好きなようにされてしまい……)
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からマリアージュさんが去りました。