2017/11/07 のログ
■アルマ > 齢で言うと20歳前後であろうか、楽しみの為にエントリー情報を確認していなかったが格好を見るにおそらく冒険者だろう。
それが闘技場のギミックにより固定された上で無数の浮遊する腕に全身を蹂躙され、更にその姿を記録装置に撮影されている。
「せっかく冒険者自体の装備を掘り出して気合いれていたのにこれじゃ肩透かしもいいところよ?根性見せるか出来なければ体でこの大会収益に貢献なさい?」
女性がこの大会を募った理由、それは金と運動という極めて単純な理由であった。
いくら不老とはいえ魔法に頼った生活では肉体面での衰えは生まれて来てしまう。
故にこういった場で肉体面を研ぎ澄ませながら、適度に敗者を嬲り、辱めその映像記録を販売することで収入も得るという打算しかない行いであって
■アルマ > 「さぁてと、そろそろ骨のある挑戦者さんでも来ないかしらね…」
腕を組み、小さく嘆息してゲートの方へ視線を向ける。
そろそろ腕に敗者を虐めさせるのにも飽き始めていたところだ。それにやはり当初の目的を達成出来ずに不完全燃焼というのスッキリしない。
ワガママな欲望と承知しつつも女性は次なる相手を待つ