2017/06/07 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にボブさんが現れました。
ボブ > (昔、世話になった恩人の息子が放浪商人に騙され、家業である店を売り払っても
足りないくらいの債務を抱えた事を知った男は一攫千金を狙い、闘技場へと参戦しに来た。

ただ、この男の顔は見られる人に見られてはいけない為、わざわざ覆面武闘会のタイミングを狙って参戦し、
殺傷防止の為に貸し出された木製の槍、木剣を武装し、5人抜きの勝ち名乗りを受けていて)

「こんなものかっ!! アケローンの舞台はっ!
今、客席にいる面々の中にも腕に自信を持っている者も居ろうっ!
今宵は仮面の祭典、今すぐ仮面を借りて、この場に下りてきてはいかがだろうかっ!!」

(元々、闘技場に参加するものといえば名声を求めて、顔を堂々と晒すモノが多く、
顔を隠し、名を隠して、勝ったとしても利益が少ないと参戦する者が少ないため、
この男は客席にまで呷りの言葉を掛け、更に対戦数を延ばそうとしてみせていて)

ボブ > (闘技場の男の煽りに応じたのか…それとも戦わないのならば見る価値がないと思ったのか
複数人の男女が客席から去っていき……それからしばらくしてから4人ほどの挑戦者が現れた事がアナウンスされれば…)

「ほぉ~? この時点で名乗りを上げてきたという事はかなりの腕自慢って事だな?
さぁ~、皆さん、お楽しみはこれからだぜっ!!」

(男は観客を煽り立て、盛り上がるように仕向けつつ新たに現れた対戦者へと視線を向け)

「さぁ、遣り合おうぜ……」

(観客に向けた言葉に対して、対戦者に向ける言葉は少なめで済ませ、
男同様、顔を隠した対戦者と熱戦を繰り広げ、最終的には担架で運ばれる対戦者たちを
見送り、男は歓声の中、控え室へと戻っていけば、覆面を取り)

「まだまだ足りねぇな……、覆面武闘会の際にはまた参加しないとな……」

(恩人への義理を果たす為にまだまだ人知れず戦う事を心に決めつつ、元々の目立たない着衣へと
着替えれば、賞金を受け取り、そっと闘技場を後にしていった)

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からボブさんが去りました。