2017/03/26 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にリーシャさんが現れました。
■リーシャ > 過日の戦いから数日後、少女の姿は再び闘技場にあった。
今回の目的は、この闘技場で身につけさせられた鎧を外すことだ。
魔法の武具として仕立てられた黒革の鎧は、闘技場に存在する『鍵』が無ければ、外すことはできない。
鎧にスリットが付いている為、行為や排泄は妨げないものの、生活には色々と不都合があるもので。
闘技場に辿り着き、受付に交渉をして、どうにか『鍵』を受け取る算段を付けたのが先程の事。
ただし、それもただ渡してくれるという訳ではなく、交換条件付きである。
「……仕方ないとは言え、またここに来るなんてなぁ……」
闘技場の最下部、折に囲まれた円形の中に足を進める。
周囲の観客達は、次の出場者が女で、尚且つミレー族である事を知るなり、熱狂的な野次を飛ばす。
観客の男女は、その全てがこれからの戦い――ではなく、少女が敗北し、嬲られる様を期待していた。
それもそのはず。今夜の試合は、その全てが『最初から勝敗の決まっている戦い』なのである。
その為か、戦場には木馬や拘束台などの器具が最初から設置されており、淫具を詰めた箱も最初から用意されている。
どんな薬品も器具も、転移魔法で自由自在――凌辱に特化した設備が、確かに会場に鎮座していた。
そして当然の様に、司会により告げられる少女の末路は敗北。そうなるように、少女の体にも細工が施されていた。
鎧の下、少女の陰核には媚薬の軟膏を塗った上で、根元を絞るようにして銀色のリングが嵌められている。
対戦相手が念じれば、それだけで引き絞るも、振動させるも、電撃を流すも自在という、女殺しの代物だ。
その上で、前の戦いと同様、少女が敗北した場合は、その身柄を好きに扱うことができるという。
勝たなければならないが、前よりも厳しい条件。それでも、少女はこの場所に立つよりほかはなかった。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にミレイさんが現れました。
■ミレイ > (己の、今宵の仕事場が此処……しかも客席での暗殺では無く、むしろ注目される役目だったりするのだが何もこの闘技場に立つ事が初と言う訳ではなかった。しかして此度の試合は少しばかり特殊なのだと暗に言い含められた後、先に彼女一人が衆目を浴びていたであろう闘技場の、己にとっての入り口となる格子戸が音を立てて上がって行った)
わー……少なくとも健全な競い合いは想定されてないねー……
(呆れ半分納得半分に口元を釣り上げると、対戦相手になるのであろう少女の姿へと目線を注ぐ。まだ少しばかり離れた位置ながらも露出度の高さは眼福そのものと、円形台へ足をかけた……所での、ちょっとした思い付き。己も纏うマントをばさりと放り捨て、矮躯を包むノースリーブとローライズパンツ姿へ。この手の催しならば多少サービスしておく方がいいだろうと踏んだ代物であった)
ふふー、変わった武器だねー?この辺じゃ中々みないかも……
■リーシャ > 目の前、上がる鉄格子の向こうには、自分と同じくらいの女性がいた。
彼女を倒せ、ということなのか、それとも彼女と共に贄になれ、ということなのか。
鋭敏な聴覚が彼女の声を聞き取ると、同意の苦笑が漏れてしまう。
「君に負けるのが、今夜のボクの役割って感じなんだけど……まぁ、よろしく」
円形台に上がってくる彼女が、突如マントを脱ぎ棄てる。
露わになった肢体は美麗で、十二分な魅力と露出度とを兼ね備えている。
しかしそれよりも露出度の高い鎧を着ているものだから、何とも言えない気分だ。
次いで飛ぶ彼女の問いには、腰の刀を示しながら。
「あぁ、こっちじゃ真っ直ぐな剣が多いから、あまり見ないかもしれないね。
少なくともこの国で生まれた武器じゃないだろうし……これは鈍らだけども」
少女の得物は、元々持っていた愛刀を模して造られたレプリカだ。
当然、拵え以外は適当で、刃金などはガタが来ている乱雑な作り。
勝たせる気がないのだから、武器に金をかけても仕方ないということなのだろう。
「……ともあれ、やるからには全力で行かせてもらうよ?
一応ちゃっかり勝てるかもしれないなぁって思ってるし。
それに負けたら、ボクはここの奴隷になっちゃうかも、だしね」
前回と同じように引き取られても、鎧を外せない限りはここに戻ってくるしか選択肢はない。
勝つまで続けなければいけない、明らかに不条理な境遇に置かれているが、どうしようもないのだ。
だから、勝つとだけ意気を示すと、腰の刀に手をかけて、試合開始の合図を待つ。
■ミレイ > ふふ、ボクとしては勝負してみたいなーって思わないでもないけど
(そう言いつつ、膨らみも淡い胸元にぴったりと張り付いた上衣と、小ぶりな尻のラインを浮かび上がらせるかのようなボトム姿となっても恥らう様子は無し。とはいえ、その露出度以上に両腕の茨紋がいっそ目立つ可能性もある訳だが)
ふぅん……貴重品じゃない、と……それは一安心かなー、ふふ、ボクだって負けるつもりはないよ?だって……
(と、身を低く構えたその直後、主審なのだろう人物が試合開始の音声を発した。……彼女の敗北をこそ望む者からみれば出来レースめいた開始の合図、それでも一風変わったショウを衆目に披露しようと……駆ける。踏み込み、なのだが初速から全力疾走も同然、その右手には、どこから取り出したものなのか漆黒のナイフが握られていた)
……キミを解体するのがボクへのオーダーだからねー、と、言っても……正確なオーダーは命を、じゃ、無さそうだけど……ね!
(と、地面に擦れそうな低重心の疾走から一転、己のリーチへと踏み込んだ直後に上へと飛び、ナイフの切っ先でもって彼女の胸部を覆う鎧の、その結合部を両断する算段なのだ。―――開始早々に上半身素裸を強いての眼福狙いと、一応はそうする事で腕の鈍りを狙ったものである)
■リーシャ > 「あはは、正々堂々の勝負であれば、君が望むのなら今後いつでも受け付けるよ?
ここに立っている以上、それなり以上の実力はあるだろうし、ねぇ」
少女的にも、彼女の肢体は眼福だ。逆の立場ならまず間違いなく勝ちに行く。
ついでにたっぷりと辱めて楽しんで、一晩抱きしめて過ごしたりするのだ。
彼女の腕の茨の文様は、恐らく魔術の類か何かだと見当をつけるものの、詳細は分からない。
そこまでの知識がある訳でもなく、理解も直感でしかないのだから。
「そ、だね。これは折られても構わないし、ボクが本来持ってる筈の真打は折れないから。
今はこの鎧の所為で呼び出せないし、厄介なことこの上ないんだけれども……」
世間話を軽く終えると、試合開始の合図が鳴る。
刹那、彼女の姿が一瞬で掻き消え、衆目の視点からすれば、立っているのは少女一人になる。
しかし、速度での勝負は元々少女も得意なのだ。相手が取った手段はよくわかる。
身を極限まで低くしながら全力で踏み込めば、姿を見失うのも知っている。
だから相手がこちらに向かってきているのは間違いない。ならば選択肢は下か上だ。
得物は見切れなかったが、彼女の体捌きを鑑みると、距離を詰めないと使えないものだと推測。
短刀か、暗器か、はたまた徒手か。ともあれ、試合の意図から、即死は無いだろうと踏んで。
「っ……速いねっ!でも、今更恥ずかしがれるほど初心じゃ、ないんだっ……!」
感じたのは胸元の違和感。勘で僅かに後退すると、鎧の胸元が切断された。
同時、役目を失った革鎧は黒い光に代わり、少女の首に巻き付いて首輪を形成する。
小さな、しかし頑丈な魔法の錠前を備えた細身の首輪――それが、この鎧の正体だ。
この状態で『鍵』を使えば、そこで初めて外せる、闘技場の奴隷の証。束縛だ。
こうして胸元を露わにされた少女は、拍子を合わせて腰に溜めた刀を抜き放つ。
一閃、振り抜くのは意趣返し。殺さぬ様に意識した刀の軌道は、彼女のノースリーブを斜めに切り裂くようなライン。
しかし踏み込みはやや強めに、彼女の体を刀身で殴打するように繰り出した。
反応できなければ打撃を与え、回避し損ねれば服を断つ。技量に裏打ちされ、研ぎ澄まされた居合が空を走る。
■ミレイ > どーかなー、ボクは『正々堂々』って柄じゃないんだよねー……ただ、実力がどんな感じなのかー、って興味があるのはホントだよ?……なーるほど、折れない剣……それを解体できたらすごぅく楽しそうだけど、やっちゃったらやっちゃったで色々困った事になりそー
(己の能力、こと、物体破断が何処まで貫く事になるか……その思考そのものは利害が食い違って実際に『そういう武具』を身につけた相手が目の前に、となれば結構な死活問題ではあるが、往々にしてその手の装備は高級品か、はたまたなんらかの加護呪いの産物。半魔の己にとっては種類次第では壊す方がリスクになってしまう―――得物が、刃渡りの短い代物となれば尚更だろう)
ふふ、まずいちまーい……恥ずかしがってくれないと困……っとっ!?
(調子付いた声音の最中、刃の気配を感じて慌ててサイドステップする事で直撃は避けた……のだがカウンター気味に放たれた一閃を潜りきる事はできず、殴打衝撃を忌避して軸を外したものだから、丁度、淡く膨らんだその真上を横一文字に裂かれてしまっていた)
むぅ、油断も隙も無いなぁ……上半身裸で、みーんなに乳首まで丸見えになってるのにぃ……つまり、もーっと、もーっと恥ずかしい格好にしなきゃだめって事かな?
(元々肌にフィットした素材なものだから裂け目からくるりと捲れ、あとほんの少し捲れれば桜色が完全に零れるだろう位置で止まる……が、同じフィールド上に居る程の近間となればぷくりと勃ちつつある蕾を覗く事も容易いだろう)
なら……こーだ!
(と、そのまま再度、身を屈めるものの先ほどと比べれば精々が中腰だ。その狙いは至極単純、またも何処から取り出したのかと思えそうな、今度は指二本分程の幅を持つ銀の刃を右手指に三本摘み、それを一斉に投射。……矛先はミニスカートの左右腰、及び股座を掠める位置。上で懲りないのならば下も剥いでのフルヌードをと企み……どころか、意地悪く笑み零すと事前に控え室で渡されていた魔道具に意識を集中。投射タイミングと少しずれる形で、彼女の肉芽に仕組まれていた罠が微細な震動を送り始めてしまうだろう)
■リーシャ > 「ん、そうなんだ。あ、ボクが言ってる正々堂々は、単純に変な魔法具装備してない、って意味だけど。
ぁー、神刀を解体されるのは困るなぁ。まぁ、たぶん解体できないとは思うのだけれどもっ……!」
少女の愛刀は、本来ならば強力な身体強化と不死の加護、そして各種耐性を付与するものだ。
ついでに言えば、少女の一族が心血を注いで鋳造し、魔術を刻み込んだ完全な一点物である。
折れず、曲がらず、刃毀れもせず、魔法すらも腕次第では切り裂ける一刀――それが、しかし今はない。
少女が作り出す魔術の空間に仕舞われているが、鎧の力で空間の蓋を外せないのだ。
その結果として、今の少女は一般的な腕利きの冒険者、と同等の実力を持つ娘に成り下がっている。
「っ……実際は、恥ずかしいけどさ……恥ずかしがってたら、負けるじゃない?」
だから、恥ずかしくないことにする、と力強く宣言し、刃を振るった。
彼女の言う通り、この程度は慣れてしまっているというのも要因の一つだ。
カウンター気味に切断した彼女の衣服は、しかし甘く入りすぎた様子で布切れにまではならなかった。
それでも、時間が立てば徐々に生地の伸縮性で引き絞られ、切れそうな感じにはなっている。
くるん、と丸まった下の蕾は、同性も好むが故に、非常に魅力的だった。
一度残心を取った後、再び二つの影が動き始める。
今度の彼女は、何やら銀の短剣を数本、こちらに向かって放り投げる様子。
ならば、と抜いた刀を抜き身のまま体の横に備え、剣圧で弾き飛ばそうとする。
そして、拍子を合わせ、踏み込み、一閃を放とうとした刹那に、甘い痺れが駆け抜ける。
「ん、ひぁあぁぁああっ!?な、ぁっ、やっぱ、りかっ……!」
媚薬軟膏を塗りたくられた陰核は、すでにリングの中で痛いほどに勃起し、熟れきっている。
媚薬で感度を跳ね上げられ、興奮を煽られ、もともとそれなりだったはずの陰核は、ぎちりとリングに噛まれている。
そしてそのまま、根元から直接揺さぶられたならば、快楽神経の塊がただで済むはずがない。
強制的に与えられた快楽で歪んだ剣閃は、二本を叩き落したものの、残る一本は軌道をわずかに変えるだけに留まる。
軌道の変わった短刀はそのまま股座に吸い込まれ、そのまま少女の陰核に噛んでいたリングにぶつかった。
運動エネルギーが強烈な衝撃に代わり、陰核を押しつぶす。それは、快楽神経を思いきり刺激されたのと同義で。
「はひゅっ!?う、ぁ、ぁあぁあああぁあっ♪」
体が跳ね、意思に判してがくがくと震えて、刀がすっぽ抜けて飛刀の様に飛んでいく。
強烈すぎる快楽に膝をついた少女は、そのまま体が後ろに仰け反り、秘所を持ち上げたような姿勢に変わる。
強調された秘所は、彼女の短刀によって綺麗に切られており、充血して真っ赤になった陰核が裂け目から顔を出していて。
絶頂による潮吹きで股座の生地を湿らせながら、深い絶頂の余韻に浸り、行動不能に陥って。
それでも司会が勝敗を告げないのは、この程度では到底足りない、という意思表示なのだろう。