2016/07/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にアシュレイさんが現れました。
■アシュレイ > 地下闘技場の控室にて、椅子に座り試合の様子を見つめている娘。
この試合が終われば次は己が舞台上で戦う番だ。
普段は観客席で賭けに参加する方であったが、今回は選手として参加することに。
当然、自分が勝つ方にベットしているのもあるが、今回参加を決めて理由はもう一つあった。
「よりどりみどり、ね。」
ショーとして集客をよくする為、見目形の良い、有体に言えば犯して絵になるような選手を連れてくるこの闘技場であるが、本日はその中でも一際娘好みの選手たちが出場すると聴かされていた。
そして、その情報は正しく控室で待機している選手は男も女も娘が食指を動かしたくなるに十分すぎるほどの選手ばかりであった。
■アシュレイ > 控室にいる選手たちを見渡しながら、どのように戦うかを考えている。
何せ、最近になって新たに魔法を覚えたばかりだ。
それも、一対多数を相手にしても使い勝手の良い魔法を。
「おしえてくれた先生に感謝だわ~。 今度はちゃんとお礼しないと。」
椅子の上で両足をばたつかせる娘。
他の選手からうっとおしそうな視線を向けられるも、気にせす様子もなく。
やがて、試合終了の合図が鳴る。
視線を向けると、筋骨隆々のベテランと思われる選手一人を残して他は皆倒れていた。
余程の腕前でありながら、人としても徳のある選手なのだろう。
負けた選手たちには大きな外傷もなく、それでいて悪戯された様子もなかった。
「凄い選手だけど、ここではあまり呼ばれそうにないわね。」
ここでは試合そのものもそうだが、それ以上に負けた選手が無残に蹂躙される姿を観客に見せなければならない。
そこは私が頑張ればいいかと、娘が笑みを浮かべていると控室の扉が開かれ、合図が流れる。
試合開始の時間だ。 一斉に舞台上に上がる選手の中に娘も居た。
■アシュレイ > 試合開始の合図が鳴ると、娘も戦いを始める。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からアシュレイさんが去りました。