2016/06/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にリムルさんが現れました。
■リムル > (――自分の腕がどの程度のものか確かめる為に。あと賞金欲しい。そんな闘技大会へと参加する目的としては割りとポピュラーな目的をもって参加登録書にサインをした。控室へ移動する間にすれ違ったじろじとと品定めをするようにこちらの身体を眺める下卑た視線を受けつつ、少々気分を悪くしながらも控室へ向かう。 肌の露出が多い方が客が興奮する、ということで衣装は胸と股間の最低限を隠すような露出度の高い衣装を着せらた。一応、外套は許されたが。また、暴走し、客へ攻撃を行うことがないようにするため、ということで首輪も嵌められた。そんな、ものなのだろうか・・・と少々疑問を抱きつつもそれが参加資格ならば仕方ない、と諦めた様子でそれを装着する。そんな状態で赴いた闘技場、アリーナ内。可愛らしい姿をした小柄なエルフの少女に、わぁっ、と色めきだつ観客に冷めた視線を向けつつ・・・エルフの少女は魔力を高め、ちゃきり、と剣を構えた。対戦相手は大柄な斧を構えた大男。客はあっさりとそのエルフの少女が打ち負け、陵辱劇が始まることが期待していたようであるが・・・)
・・・これで、最後。
(腹を切り裂いた相手の傷口を蹴り飛ばすかのように勢いをつけ蹴りつける。華奢な身体ではあるが、魔力と速さを乗せた一撃で遂に相手は動かなくなった。ふぅ、と軽く吐息を零し、挑戦者の降参を聞き、実況がエルフの3連勝を告げる。あと、2勝。エルフの少女は大方の予想を裏切り、3連戦を制していた。陵辱劇を期待していた客からはちょっとしたブーイングが出ていたりもするが、ここまでは順調である。さて、次はどんな人が相手か・・・ かちゃり、と首に嵌められた首輪を気になるのか、指で弄りつつ次の相手を待って)
■リムル > (首輪のデザインは可愛らしいものだ。少々息苦しいが、綺麗な宝石が散りばめられてもう少し小さければアクセサリー、と言いはっても通じそうなもの。・・・個人的な趣味としては、もう少しおとなしくて素朴な感じなものが好みだが。しかし・・・見た目通りの可愛らしいアクセサリー、とは思っていない。係の人の言うには、暴走した選手を止める為のもの、らしいから。かちゃかちゃ、と引っ張って弄びつつ)
・・・前、何かあったのかな。
(なんて考えてみるけれど、然程歴史なんかに詳しい訳ではない田舎者であるから、考えても思い浮かんだりする訳でもない。 ――実際は反逆された歴史、がある訳でもなくいざという時の為の束縛する道具・・・および、闘技場の運営に目をつけられた選手を強制的に敗北させる、というエルフにとっては好ましくない品物であるのだが。かつての純粋に武を競う場であればこんなものは認められなかっただろう。けれど、今は違う。今は武を競う場でもあるのだが・・・それ以上に、これはショーと化している。快進撃を続ける少年少女。それを、辱める為の。実際に首輪の機能を使われることは然程多くない。その前に闘技場が用意した歴戦の猛者に敗れることが多いからだ。けれど、いざ敗れた時にその選手を発情させるスイッチや、あくまで自然に気取られない程度に不調を促すもの、バランスを崩させるもの・・・、と装着したものに不利を促す首輪である。それを知っているのか、知らぬのか少女を見下ろす観客や実況の人々はその白い肌が蹂躙されるのを今か今かと待ちわびているようだ。――その視線にさらされるエルフは首輪を気に入らないように弄りつつ・・・少々時間がかかっているらしい次の対戦者を待ち、ぐりぐりとつま先で地面を弄りつつ時間を潰し)