2022/12/13 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にレナードさんが現れました。
レナード > 日も傾いて冬の夜空広がるダイラス船着き場近くの桟橋。
船の出す波も主な船着き場からは離れているために波も緩やかながら
近海の魚も顔を出すことがあるために、釣り人達もよく訪れる釣り場。

そんな場所で夜釣りをと、桟橋の縁に腰を下ろして竿から糸を垂らし
傍らには持参した東方の酒の徳利と銚子を並べ。

「―――釣れないねぇ…。」

何度目か数えるのをやめた台詞を零す。
別段釣果はどうでもよく、ただゆったりとした時間に身を委ねながら星見酒でもしたい男は、特に竿を動かすでもなく垂らした糸の先の水面を見るでもなく、手にした銚子を傾けて酒を楽しんでいた。

レナード > 他の夜釣り客も一人、また一人と今夜の釣りを終えて帰ってゆく。
男も徳利の酒が空になったのならば、今夜は引き上げるかと垂らした釣り糸を眺めては、また酒を一口。

そうして釣果は0で酒も無くなった男は、釣竿を仕舞うと今夜の宿へと引き上げていった――。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からレナードさんが去りました。