2022/01/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にディミナさんが現れました。
ディミナ > 日も暮れたダイラスの港。
荒くれ者に交じり、今しがた仕事を終えたような態で船から降りてくる筋肉質な女がいた。

「ふぅ~……… ホント、一筋縄じゃいかねぇな」

大きく溜息をつき、ガシガシと潮焼けした髪を掻き回す。
とりあえず今は、酒が飲みたい気分。辺りを見渡すが、男どもは早速夜の街に繰り出したのか人気もない。

「出遅れちまったか」

舌打ちを一つ。まぁ一人の方が割合楽なこともある。
とりあえずと女は歩き出した。腰に提げた短刀の鞘がカシャン、カシャンと小さく音を鳴らす。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にバーニィさんが現れました。
バーニィ > ダイラスの港町での仕事を終え、報告後にギルドの外へ出て夜の海でも見に行こうかと、屈強な男たちが騒ぎながら港から繁華街へと向かっていく。

むさ苦しい波に逆らうように歩いていると、娼婦に勘違いしてやじる男たちに冷たい目で見てからはっと、鼻で笑い軽口を返しながら流しつつ、自分ほどではないが長身の女を見かけるとなんとなしに興味が沸いてそちらへとゆっくりと進んでいく。

ディミナ > 遠く、船乗りの男達が騒ぐ声が聞こえてくる。
それを何となくBGMにしながら歩いていると、此方に歩み寄ってくる気配を感じて視線を向けた。

自分より幾らか背の高い女が近づいてくることに気づくと、少々意外そうに瞬く。
見てくれは兎も角、海賊に好き好んで近づこうとする者は少ない。

何か用だろうか。
興味を持った女は立ち止まり、ほんの少し見上げながら女を迎える。

バーニィ > 厚手のジャケットの上からでもわかる鍛えられた女の豊かな体。
そちらを見ていると、自分の視線に気づいたのか向けられる視線。

人懐っこそうな笑みを浮かべ、ひらりと手を小さく上げ、挨拶しつつ、口を開く。

「船を降りてきたところだろ? さっきの連中とはつるまないのかい? 良かったらアタシと一緒に一杯どう?」

声をかけつつ、相手の前を立ち、間近で相手の事を観察するように視線を合わせ問いかける。