2020/10/09 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」に海柘榴さんが現れました。
海柘榴 > ダイラス 船着き場
漁師船 小型船 大型帆船に至るまでが並ぶ場所で、適当な場所で縁に腰を下ろし、ラムを傾ける牛人が一人。
白い革のツナギが豊満な身体を押さえつけるようにギチリと鳴らしながら、顔つきは険しい。

その顔は喧騒の痕のように、殴打の痕や口端で擦った血の痕が目立つ。
末路の証拠のように、船を浮かべる海辺では背を上に向けて浮かぶ男が5,6人。
経緯はどうであれ、喧嘩を終えたのだろうその場でラムを煽りながら、漁礁になりそこなっている奴らを見下ろした

空になった瓶を放る頃には、チッと舌を討ち、思ったよりも傷を負ったことに機嫌は悪そうに。
しかし、体を動かし、魚の餌の手前に変えた結果なら、まだ気分はすっきりとしているのだろう。

「ああ畜生、いてぇ。
 あんなストレート喰らうとかあほかアタシは。」

傷も痛みもそれほどでもないながら、ラムを煽ると傷に響いた。
ジクジクとする痛みに、ラムは味は酔いはあれど気分をよく変えてはくれていない。

海柘榴 > やがて酒か女を求めて、街のほうへと繰り出していき。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」から海柘榴さんが去りました。