2020/02/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にタマモさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にシルヴァさんが現れました。
タマモ > ここは港湾都市ダイラス、そこにある船着場。
その一角に、少女の姿はあった。
灯り一つ無く、月明かりのみの薄暗い中、何かの上に腰掛けながら、海を眺めている、ように見える。
実際のところ、すぐそばに釣竿を固定し、タライを置き、釣りに勤しんでいたりするが。

もちろん、居る理由は気紛れだ。
偶然気が向いて、この場に来た、広がる海にやる事は一つ、と言う訳で。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からシルヴァさんが去りました。
タマモ > とは言え、本日は不調の様子。
水で満たしたタライの中には、魚一匹居やしない。
もっとも、そうであれ、特に気にする事はない。
今回、釣ったところで、食べる予定はまったく無いのだ。

………まぁ、気分的には、釣れた方が良いのだが。

「ふむ…」

すぃっ、と釣竿を掴み、軽く引き上げる。
餌は…残ってる、喰らい付きもしていやしないようで。
反応もなかったし、時期的に、外してしまったのかもしれない。
そう考えれば、軽く思案する。

「…よし、場所を変えるとしようか」

そう考え到れば、ぽんっ、と釣竿とタライを消す。
よいせ、と立ち上がれば、少女はその場を離れて行くのであった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からタマモさんが去りました。