2020/02/03 のログ
ボブ > 「おっとっ!あったあったっ! 確かに一見は入り辛い外観だわな……」

(教えてもらった場所に確かに建物の中から料理のいい匂いが漂ってはきていたが、
建物自体は掘っ立て小屋を何とか修繕したといった感じの……控え目に言ってもボロ小屋と言ってもよいもので…)

「ま……これくらいの場所なら俺でも入れるけどな」

(昔の仕事柄、もっとヤバそうな風情を醸し出している場所にも踏み込んだ事のある男は
美味い物が待っていると分かっている場所ならは怖気づく事はないとばかりに建物の中へと入っていけば
建物の中には4人掛けのテーブル席が6つほど……一人客用の壁に向き合うタイプのカウンター席が8つほどあって
テーブル席の方は4つ埋まっていて…カウンター席の方はがら空きだったのでその中の一つに座っていって)

「さて……何を試していきますかねぇ~~?
焼き魚や焼き貝とかはマストとして、後は店員のお勧め辺りをピックアップしていく感じかなぁ~?」

(ボロッとした紙に乱暴な文字で書かれているメニューらしきものを手に取り、どんな物を食おうかと作戦を立て始めつつ、
男はふいっとテーブル席の方へと視線を向け、今、他の客が食べている料理もチェックして
興味をそそるものがあるかどうかもしっかりと確認していく抜け目の無さも見せていて)

ボブ > (メニューと店内の他の客の食べている物のチェックを済ませ、帰り道の事もあるから
それほど腹いっぱいにならないように考え、これぞと言った感じの品を4品ほど選んで注文していけば
注文と同時に頼んだ酒が先に出てきて、まずは口の中を潤しあげていって)

「んぐんぐんぐっっ……はあぁぁぁ~~。
この一杯飲んだ事によって次に出てくる料理に対しての期待感が徐々に高まってくるってもんだよな」

(カウンターのテーブルの上に片肘を突き、頬杖をしながら料理が届くのを楽しげに待ち受けている男)

ボブ > (周囲は荒々しい雰囲気をプンプンと醸し出している漁師の男たちばっかりの店で鮮度の良い魚料理・貝料理に
舌鼓を打つ……というより連打している状態の男は料理と共に酒がついつい進んでしまって)

「あああ~~~、ヤベェ……この店に入った時の自重の気持ちはどこに行っちまったんだよ、俺…。
それもこれもここが居心地が良過ぎるのがマズイよな……。
これからこっちに仕事できた時の行きつけとしてここをキープしとくか」

(額に手のひらを当てて、お腹が苦しいとまではいかないが、それなりの満腹度が得られるまで食べてしまった事を少し反省しつつも、
店の満足度は高かった事のは自覚し、顔に小さく笑みを浮かべつつ、席を立てば会計を済ませ、気分良く店を立ち去っていった)

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からボブさんが去りました。