2019/08/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にリュシーさんが現れました。
セイン=ディバン > 軽口を言い合うだけでいられたのなら。
こうして、行為を終え、そのまままたただの友人に戻れたのなら。
それはそれで。きっと、一つの幸せだったのだろうけれども。

「……」

その一言を、つい口にしてしまった。
オマケに、すぐに冗談だ、ということも出来なくて。
ただただ、赤面し、言葉を失ってしまって。
だからこそ、それが本心だと裏付けてしまう形。

「いや、だから。忘れろ。
 お前がバカじゃないのは知ってるから、忘れろ」

慌てて、なんとかこの場を凌ごうとするも。
それも叶わず、口元隠す手を相手に剥がされてしまう。
露になった口元は、ニヤニヤ笑うような。
あるいは、もごもごと、何かを言いたそうな。

「……本気、っていうか。その、なんだ。
 ……あぁ~! そうだそうだ。
 せっかくお前スタイルいいんだし、パイズリしたかったんだ。
 うんうん。忘れてた忘れてた!」

なんと誤魔化すべきか分からず。男が取った作戦。
それは、まぁ。雑な話のそらし方。
相手を押し倒したかと思えば、腹部に、負担かからぬように馬乗りになり。
そのまま、相手の豊満なバストの間へと、己の猛りを沈めていく。

「あぁ、やっぱ柔らかいなぁ! リュシーのオッパイは!
 あは、あはは、あはははははは……はは、は。
 ……ダメ?」

笑って誤魔化そうとするも、明らかに不自然すぎるので。
誤魔化されてくれませんか? と問う男。マヌケである。

リュシー > (いわゆる、深い仲、になった相手との間に、果たして、
純粋な友情が成立するか、というのは、まあ、ともかくとして。

とにもかくにも、もはや単なる顔見知りとは違う間柄の相手である、し。
好きか嫌いかと単純に問うた場合は、たぶん、否、もちろん―――)

……セイン、…顔、真っ赤。

(ぽそ、とそんな指摘をしてしまう己は、やはり性悪だろうか。
頭の出来には生来、自信がない身なのだから、ここはひとつ、
聞こえなかったふりとか、してやるのが、それこそ友情というものだろうか。
しかし、―――聞こえなかったことにするには、ちょっと、な台詞ではあった。)

セイ、………んっ、ちょ、待っ―――――ぅきゃ、っ!
ちょ……ぉ、っ、こら、こらこら、ぁ……!

(ぼす、とベッドに逆戻り、させられたうえ、
胸の谷間にぎゅむりとアレを押しつけられる、という。
なるほど、この体勢はある種、男のロマンの体現でもあるが、
どう考えても、話題を逸らしたい、誤魔化したい意図が丸わかりである。
鼻腔を擽る雄の香りにうっかり流されそうになりつつも、
何とかかんとか、彼の顔を理性の燈った瞳で見あげてやり)

――――― もー…。
そんな、すぐ誤魔化したくなるんならぁ……、
そゆこと、言うんじゃありませ、んー。

(おバカさん、なんて、己が他人に言われたことはあっても、
他人に言った記憶はほぼ皆無だ。
くふ、と眉尻を下げて笑えば、たぷん、と揺れた乳房が、彼の雄をほんのり刺激するだろう。
そも、寄せて上げる必要のない張りを保った膨らみだが、
きゅ、と両手で更に寄せて、谷間にむにゅり、と屹立を挟みこみつつ)

……しょーがないから、保留にしといてあげよう。
その代わり、……まだ、終わりじゃないよねぇ?

(言葉の最後に、ふう、と。
深い谷間から覗く先端に、あたたかい吐息を吹きかけてやろう。)

セイン=ディバン > 男女間に置ける友情、などというのは普遍のテーマの一つだ。
まぁこの場合。相手は本当は男なのではあるのだが。

「う、うるせぇ」

指摘されずとも、自身の顔が赤くなっているのは分かっている。
だが、指摘されたのならなお赤面強くし。
こういった様子は、男にしては珍しい反応であった。

「……いや、しかしこの柔らかさは……」

話題を逸らすためにした行為であったが。
相手のバストに包まれた感触というのはなかなか極上であった。
張りがあり、しかもやわらかく。暖かくも瑞々しい。
思わぬ拾い物、というやつであった。

「……いや、だってよ。
 お前、本当は男なんだろ?
 ……だったら。迷惑、かと思ってさ」

静かに呟く男。正しく。相手への好意は本物である、という宣言。
そのまま、胸を寄せられ、ペニスへと圧力かけられれば。
更に心地よさが倍増した。じわり、と。先端から透明な先走りが溢れ。
思わず腰が動いてしまいそうになるが。

「……ん。スマン。
 今夜中には、気持ちはハッキリさせるからさ」

先端に息を吹きかけられつつ、相手の頭をなでる男。
そのまま、男はゆるゆると腰を動かし始める。
ぷりんぷりんの胸の間を、掻き分け、まるで泳ぐような感触。
見る見るうちに先走りは涎の如く垂れ、潤滑剤の役目を果たす。
相手の目の前で、先端が。胸の谷間に隠れたり、ぴょこ、と出て見たり。
ペニスが熱く、硬く、膨張していくのが。
相手には、丸見えになっていることだろう。

リュシー > (肉体関係を持った男女の間で、友情が成立するのか。
それが永遠不変の問題だとすれば、己と彼の間柄なんて、
事情はもっともっと複雑な気がする。

だからこそ、ここはしれっと流さないほうが良いのでは、とか、
めずらしく真面目に考えたりもしたのだが。
意地悪い指摘にますますもって赤面する相手の顔を、
あ、ちょっと可愛い、とか思ってしまったのも事実。
―――――見あげる表情に、そのへんの感情が滲み出ていたかもしれない。)

ん―――――…ぅ、そりゃ、もともとは、ぼくの理想のおっぱいだも、ん。
気持ち良くないわけ、ないじゃん?

(事情の全てを話したわけではない相手にとっては、明らかな謎発言であろう。
しかし、こんな風に挟んで揉みくちゃにしたい、なんて想像していた、
その「妄想」の体現とも呼べる身体であるからして―――
逆の立場になってみると、こう、―――正直コレも悪くない、などと。)

男だったけど、もぉ、戻る予定ないからなぁ……、
嫌われるより、好かれるほうが、ずうっと嬉しいし。
でも、………んん、やっぱり、さぁ、―――――…

(こと、ココに至って、有耶無耶に誤魔化して一夜を過ごした結果、
そのあと、何となく気まずくなってしまって、トモダチですらいられなくなる、
とか、そんなのは嫌だなぁ、と思うわけなのだ。
己のなかにも確かに在る、彼への好意、というのが、
果たして、恋愛感情と呼べるものかはわからないけれど。

だからもしかすると本当は、時間が欲しいのは己のほうかもしれない。
そこで、ただ「考える時間」ではなく、ちゃっかりご馳走ももらおうというあたりが、
色々と台無しなのには目を瞑ってもらうとして。)

ん、ふ………難しいこと、考えすぎて、萎んじゃったり、しないでよぉ…?
ぅん、んっ、なんか、くすぐっ、たぁ、い……コレ、
……ぁは、すごい、どくどく、言ってる、ぅ………はぁ、ん、

(――――とりあえず、集中しよう。
張り詰めた乳房の間を、ずりゅ、ずりゅ、と前後する屹立が、
腋から添えた掌にも伝わるぐらい、どんどん大きく、熱く、
つんと尖った乳首が跳ねるほどの拍動を返してくるのが気持ち良い。

ぬめぬめと先走りの蜜に塗れた谷間で、より深くその熱を感じようと、
無意識に己の乳房を揉み寄せ、揉み寄せ、してしまいながら。
紫の双眸を蕩けさせ、あーんと開いた唇から伸ばした舌先を、
谷間から覗いた先端へ、ちろ、と這わせる戯れを仕掛け)

んっ、ふ……べとべと、ぉ……。

セイン=ディバン > 相手に見上げられる。それだけでも照れてしまう。
つまるところ……きっとそういうこと。
男は、もう。どうしようもなく相手が大切になってしまっているのだ。

「……理想のオッパイ、ねぇ。
 俺ぁ小さいのは小さいので好きだが」

相手の言葉に少し違和感を覚えるものの。
あまり追求しても良くないか? と。軽く流しておく。
実際の所、気持ちいいのは間違いないので。
男としては、まずそこが最優先で最重要だ。

「予定がなくても、戻る可能性はあるんじゃないか?
 ……そうかい。俺ぁ……。
 相手によりけり、かな」

面倒な存在に好かれると、そりゃあもう面倒だったりするのだ。
だからこそ、好かれる相手を選びたい、と思ってしまう。
ただ、相手のその些細な言葉が。
僅かではあるが、嬉しさとか、そう言うものを呼び起こして。

「バァカ。こんな極上の体味わっておいて、萎えるかよ。
 ……う、っく。はぁ……。コレ、マジいいなぁ……」

相手の軽口に、ため息吐きつつ反論する男だが。
既に興奮は最大限まで昂ぶっている。
視覚的興奮。そして、実際に生じる快楽。
さらに、ソコに舌によって攻め立てられれば。
股間の奥底から、ぎゅんぎゅんと精子が駆け上っていく感覚があった。

「く、あ、あぁ、ふはっ……今から、もっとベトベトにしてやるぜ……。
 くお、お、おぉっ……!」

そうして、笑う相手に向かい、男は宣言し。
瞬間、男のペニスから精液が爆発するような勢いで溢れた。
胸の中で射精したにも関わらず、どぶどぶと溢れ。
相手が胸を圧迫していたせいもあり。谷間から、噴水か間欠泉の如く、白濁が溢れる。
勢い良く、相手の顔に向かって。
ぶびゅうぅぅぅっ! びゅぐるッ! びゅぶぼぷっ! と、音をたて。
凄まじい量の精液が噴出し、相手の顔も、胸も汚していく。
男といえば、その胸内射精の感覚に、体を振るわせつつ、快感の余韻に浸っていた。

リュシー > あー…… ぅ、ん、そぉ、だねぇ。
ちっちゃい、のは……それはそれで、カワイイ、けど、ぉ……、

(飽くまでも、以前の、男としての己の「理想」であるからして、
今は、ちっちゃくて可愛いのもアリだな、と思ったりもする。
―――えへ、と、駄目押しの誤魔化し笑いをしてみせたが、
どうやら相手は察してくれたようで。)

戻ん、ないよ、たぶん……それこそ、変な術とか使われない限り、
自分では、もぉ、……今のほうが、気に、入ってるし……ぃ、
―――――……ん、ふ。

(もとの己がロクデナシだった自覚はあるので、戻りたいとは思わない。
それはそうと、―――相手によっては、嫌われたほうがマシだと思うような、
そんな経験をしたことがあるらしい、と、彼の顔をそっと窺い見たのは一瞬。
ここは追及しないほうが良い、と言葉を飲みこんで、ついでに彼の切っ先へ、
じゃれつくようなキスをひとつ掠めてみた。

恋愛、よりも、性愛、のほうに縁が深い人生であったけれども、
―――少なくとも、精気を糧としていただくためではなく、
己の身体でもって、彼に気持ち良くなってほしい、と、
思うからこその行為、ではある。

ぎゅ、む、ぎゅむ、っ―――――たわわな果実の間から覗いては沈む穂先に、
謎の愛おしさすら感じはじめたころ。
荒い呼吸と共に投げかけられた宣言を先触れにして、
ぐじゅ、と突き出された砲身から、熱い精が溢れ、迸り、降り注ぐ。
反射的に閉じた瞼に、同じく無意識に開けた唇に、伸ばした舌に、
髪に、頬に、鼻先に――――屹立を挟む肌の至るところに。

浴びせかけられた白濁の、噎せ返るような雄の香りに喉を鳴らし、
舌で掬い、啜り取り、味わいながら飲み下して。
残滓の一滴までも搾り取るべく、ぐにゅ、ぐにゅ、乳房を揉みしだきながら)

ぁ、は………んふ、熱ぅ、い………すごい、いっぱい、出て、るぅ……。
きも、ち、い……なんか、コレ、………染められちゃってる、って、感じが、

(それこそ、嫌いな男の精液だったら、顔に浴びせられる、なんて、
どう考えても切れずにいられないと思うのだけれど。
―――コレ、は、何故だかとても。

キモチイイ、と、思ってしまったのだった。)

セイン=ディバン > 「まぁ、大きいのも小さいのも。どっちにも良さはあるさ」

深く追求するではなく。そう結論付け。
相手に、気を使わせないようにする男。
お互いに色々あるからこそ。
その辺りは、流石に察することくらいは出来た。

「そうなのか。……そうか。
 ……いや、その。だったら、だぞ?
 それこそ……」

それこそ。深い仲になっても、いいのでは。とは言えず。
そこで言葉を切り、もにょもにょと言葉に詰まる男。
先端にキスされれば、腰が浮いてしまいそうな快感があった。

あるいは、同情だったのかもしれない。あるいは共感か。
どんな形であれ。男も呪われた経験があるし。
今では、魔術で肉体を変化させ、女になることもある。
そういう意味では。相手に対して特別な思いは確かにあった。

相手もまた、自身を良くしてくれようとして。
それにより、男はあっけなく絶頂を迎えることになった。
睾丸に溜まっていた精液を、三度目の射精にして、空にしてやろう、とでもいうかのような勢い。
相手の顔を、体を、髪を汚しつくしたところで。
男は、腰をゆっくりと引き。
相手を真っ直ぐに見た。

「……なぁ、リュシー。
 俺は。お前が好きだ。お前を好ましいと思ってる。
 恋人、ってのは抵抗があるかもしれない。
 だったら、その。こうして、肌を重ねて。
 お前の腹を満たしてやる。そんな、関係じゃ、ダメか?」

真剣な表情。真剣な声色。
男にしては珍しい。本当に珍しい様子で。
男はそう告げ。ゆっくりと、相手の唇に、自身の唇を近づけていく。

リュシー > (――――なるほど、それなら頷ける。

こくん、とひとつ頷いて、胸の話題はとりあえず終了としておこう。
互いに事情がある、らしい、者同士、―――何もかも知るのも、知られるのも、
たぶん、少し怖いとも思うので。

「だったら」―――――の先に続くはずだった言葉を問いただす余裕は、
残念ながら己にはなかった。
ただ、ほんのわずか、物問いたげな眼差しを向けて首を傾げたのみ。

けれど何も知らなくても、何も問わなくても―――
彼に触れられること、彼が己の身体で昂ぶってくれること、
こんな風に昇り詰めてくれること、は、気持ち良いし、嬉しい。
降らされる精の生々しい香りと熱をいっぱいに浴びて、
瞬く睫毛にも白い粒をくっつけた、とても余所様には見せられない顔で。
ずる、と抜き去られるモノを名残惜しげに見やってから、
ゆっくりと彼の顔へ視線を戻した。)

―――今度は、忘れろ、って言わないの?

(まずは、そんな問いかけを。
問いかけというよりも確認めいて―――近づいてくる唇へと、
立てた右手の人差し指を、ちょん、と触れさせて)

……コイビト、ってのは、ぼく、居たことないからさ。
よく、わかんないんだけど……

わかるまで、どのぐらい時間、かかるかもわかんない、けど……

それでも、………いい?
わかるまで、ちょっと特別な、トモダチ、で……いても、いい、かな。

(友達、というくくりにするには、たぶん、あまりにも爛れた関係ではあるが。
目の前の男が、スキか、キライか、と問われたら―――やっぱり、前者なので。
提案は己にとって都合が良くて、魅力的で――――――だから、彼が答える前に。
己は手指を引いて、そっと目を伏せる。
口づけを待つ少女のように、濡れた唇を薄く開いて。)

セイン=ディバン > 思えば。男は、この相手とこうして会話したり、食事したり、なんて。
まだ数度しかしていない関係なのだ。
時間だけで言えば、全然時間を共にしていない。
なのに、なぜこんなに惹かれるのか。

理由なんて。恐らく後付でいくらでも適当に言える。
でも本当は、そんな理由なんて要らなくて。

好きだから。好きになってしまったから、好きなのだ。

「……二回も同じネタで誤魔化したりしないさ」

相手に、唇に触れられながら。
それでも、男は真剣な表情のままで。

「……へぇ、意外。
 元貴族様なんじゃなかったっけ?
 恋人とか、いそうなもんだけど。
 ……い~よ。それで。お互い、ゆっくり距離を測っていけばいいさ」

相手の言葉に、くす、と小さく微笑みながら。
男は優しくそう言い。そして、ゆっくりと唇を重ねる。
行為の最中などにしていた、荒々しいものではなく。
触れ、かすかにだけ舌を差し入れるようなキス。

そうして、男は相手と、どれだけ体温を交換したか。
それは、二人だけの秘密であり……。

リュシー > (数えるほどしか、どころか、ひと目でだって、恋には落ちるものだという。
残念ながら、己にはそんな、甘ったるい恋の思い出は皆無に等しいけれど―――

たとえば、そう、こんな己でも。
精を貪らせてくれるなら、どんな相手でも構わない、というほど、
爛れきってはいないのだ。たぶん。

だから、貴族さまだったのに、などと揶揄されれば、
物凄く顰め面になって彼をひと睨みしてしまうが。)

貴族ってのはさ、気持ちがなくても結婚できるし。
愛してなくても、子ども作れるし。
……そーゆーの、恋愛経験、とは言わないでしょ、ふつう。

(男のころ、貴族の子息と呼ばれていたころ。
ロクデナシの貴族のボンボンには、つまり、まともな恋愛経験がなかったのだ、と。
恋愛に対するポンコツぶりを、なかば開き直りながら自白して、
―――だから直後に彼と交わした口づけは、それだけでふっと、
意識が遠のくかと思うほど甘く感じられた。

夜はまだ長く、満腹にはまだ足りない。
空腹とはまた別の、奇妙な渇望に煽られるまま――――――
伸ばした手指が彼の腕を掴んだ、その先のことは。
二人だけが覚えていれば良い、秘密の時間、として。)