2019/08/05 のログ
ランバルディア > 「確かに強めだが……すごくって程じゃないと思うがなあ……」

自分が自信を持って選んだ酒を褒められれば悪い気はしない。
指ははたき落とされるか睨まれるか、そのどちらでもなく――ちろりと、舌舐めずりをしてしまう。
男からも肩を寄せるように近づき、指だけでなく掌を頬に添えて触れ始める。

「気に入ったんならもう一口飲んじまってもいいぞ。
 腰砕けになったなら、宿にはちゃんと運んでやる……」

黒髪を指先で遊ばせ、それを掛けるようにして耳にも触れて。
もたせたままの酒の処遇を任せつつ、吐息混じりの囁きでも耳を擽って――。

クウ・イリサ > 「凄く……」

この国に来て一番美味しいお酒、ただ凄く強いと感じる。
火照った頬には触れられるのは気持ちよくてついつい無意識な行動。
触れるのが指から手と変われば視線を向けて見つめて。

「ん……じゃ、もう一口……。
運搬は……サービス……して……ん」

もう一口飲むと熱い息を吐いて目がとろりとしはじめ。
髪から耳と触れられるとくすぐったそうに身じろぎをしてしまい。
酒瓶を持ったままに酔いのままに揺れて男の好きなように耳を弄られてはくすぐったそうにして……。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からクウ・イリサさんが去りました。