2019/06/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」に淑華さんが現れました。
淑華 > 王都から到着した大型船より降りてきた帝国の人間が、3人。
そのうち2人はボディガードのようで、真ん中にいる帝国の民族衣装とも違った衣服の女になにか言葉をかけた。
淑華という名の女は、少し考えて。

「先に宿で休め。私は観光してから向かう。……たまには自由に歩きたい」

この国に滞在してから不自由なことが多く、辟易していた淑華はボディガードの言葉を遮って言った。
公主の嫁入りという機会で国同士の関係は変化を見せつつあるが、
彼女たちの存在を危惧する勢力もあることから、喻家当主の身は厳重に守られている。
慣れない土地、馴染まない文化。己には息抜きが必要だ。
少し手間取ったが、ボディガードを説得すると淑華は港に貼られた地図を眺める。
見る限り、享楽の都市といったところか。

(こういう土地には縁がないからな。どこから回ってみるのがよいのか)

淑華 > (カジノでも行ってみるか)

性に奔放であれば娼館付近も興味をそそるものなのだろうが、お堅い彼女には無縁のもの。
それでなくとも多額の金銭が動く施設というのは、いろいろと勉強になりそうだ。
異国の人間だと隠さぬ様相の女の足は、カジノが集まる地域へと。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」から淑華さんが去りました。