2019/05/18 のログ
ホアジャオ > 王城で公主の護衛のアルバイト中、喧嘩にありつけなさ過ぎて相当鬱憤が溜まっていた。
挙句公主のお相手方の護衛をとっつかまえて喧嘩を売りそうになって、暫く暇を出されてしまった…
ならばいっその事、と元々根城のようにしていたダイラスへ戻って、今日一日は色々駆けずり回ってある意味顔見知りのゴロツキをしばいて回って…今に至る。

「はァー……
今日あともう一回くらい、喧嘩したいなァ…」

食後のデザートのような言い回しで呟くと、よっと上半身を持ち上げる。
視線が波間から、空の月へと動いて、その細い目を更に細めた。

ホアジャオ > 規則正しい波の音。
その音に聞き入る様に首を傾げ…その細い目を瞬くと、ふわっと欠伸を漏らす。
涙目になったその瞳を更に瞬いて、紅い唇をもごもごと動かした。

「ンー…我困了(ねむい)……」

空き箱から突き出した足を勢いよく振って、ぽんと飛び降りる。
降り立った場所でもう一度、身体に伸びをくれると、船着き場の出口へと歩き去って行く…

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からホアジャオさんが去りました。