2018/12/01 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にフィーリスさんが現れました。
■フィーリス > 【お誘い頂いたためソロールキャンセルにて退室】
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からフィーリスさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にリュシーさんが現れました。
■リュシー > (たっぷりとしたマントに身を包み、フードを目深にかぶって、
桟橋の袂に積みあげられた木箱のひとつに腰かけ――――
膝上にはいちおう、最近ぽつぽつと読み進めている分厚い書物があるけれど。
俯いた頬に差すほのかな赤みと、吐息に混じる微かな熱。
マントの下でお腹のあたりをそっと撫でて、はああ、と深く息を吐いて肩を落とし)
さっ、むいなぁ、ここ……。
(呟きどおり、肌は吹き抜ける夜風の冷たさに粟立っている、のだが。
なでなで、と掌で摩るお腹のあたりは――――ぼんやりと、熱くて。)
フツー、空腹ってのは寒くなるもんだよねぇ…。
おなかすいた、って思うたび、あったかくなるってのは、…うーん。
(人間の常識から、まだ、抜け出せない身である。
この身体が感じる空腹のうち、より切実なほうについては――
どうにも、扱いかねているありさま。
ソウイウコト、から物理的に距離をとれば、と思って外へ出てきたが、
―――――たぶん、読書ははかどらないだろうと思えた。)
■リュシー > (しばらくは気もそぞろではあったが、膝のうえで本を広げ、
無理にでも文字を目で追ってゆけば、次第、意識はそちらへ集中しはじめる。
かくして、肌寒さに負けて慎みとは無縁の盛大なくしゃみをしてしまうまで、
己にしてはたいへんに集中した、勉学の時間をもったことだろう―――――。)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からリュシーさんが去りました。