2018/11/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にホアジャオさんが現れました。
ホアジャオ > 季節が移り替わりつつある夕暮れの港町。相変わらずの人の賑わいの港だが、働く人々や行き交う人の格好はすっかり変わってきている。

「嚄(へえ)……」

港の一角、積み荷の空箱が並んでいる上に腰かけて、お使いの駄賃代わりにもらった林檎をかじりながら、退屈そうに足をぶらぶらさせている女がひとり。
積み荷の大きさ、船便の多さなども違いが出てきて、しばらく港でうろうろしている身としては少し、興味深い、こともない。

ホアジャオ > (どおしよっかなァ…)

港町で喧嘩相手を探し始めて暫く経って、ここで使い走りをするようになって、何だか次の手が思い付いていない。
少し離れたところだが、戦争もやってるらしいし、兵の募集もそこそこあるらしい…

(獲物ありの喧嘩ってェとこだろけど)

戦争へは未だ手を出していない。何だか気が進まないだけだが…思いっきり身体を動かすなら、最早そっちなのかも…

ホアジャオ > 半分までかじった林檎を傍らに置いて、両手を後ろについて夕空を見上げてみる。秋も過ぎて冬の入り口、空の色は若干薄い気がする。

(獲物使った喧嘩自体、結構ご無沙汰だしね…)

悪くない考えかもしれない…のかもしれないけど。
食べかけの林檎を海鳥の群れに放り込んで、空き箱から飛び降りる。
兵の募集を見たのはどこでだったろう?港の掲示板だったか、酒場だったか…

(も一度見て、考えよ)

客船も最終便が立ったところ。見送りの人々が三々五々する中に混じって、女は港を後にする

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からホアジャオさんが去りました。