2018/09/27 のログ
リュシー > ―――――なに、冷静に分析してんだ、ばか……、

(戻る手段を確かに持っているからこそ、なのだろうが、無性に癪にさわる。
今宵、何度目かも知れぬ「ばか」というひと言を投げつけて、奥歯をきりりと噛み締めた。
女のほうが寒さに強い、などと言われても、己だって水泳がしたいわけでもなく。
それにきっと、もう、いまの状態では―――――力が上手く入らなくて、
溺れてしまう未来しか見えない。

それでも―――――大人しく、やられっぱなしでいたくないと思ったのは、
相手が常と違う身体に、ソレで得られる感覚に、明らかに慣れていない、と見て取ったからでもあり。)

ぼ……くが、言うのも、アレだけど、ね。
好奇心、とか、あんま、り……持ちすぎると、良くない、らしいよ、ぉ……?
―――――…… ん、いま、なら……って、言った、だろ……。
次の、機会、とか、……甘いこと、考えん、な……ぁ、…ッふぅ、は、っ……、

(びくん、とまた一度、大きく腰が跳ねてしまった。
押し殺した声、彼の指を飲みこんだ個所から、びゅくりと弾け散る快楽のしるし。
片手で彼の腰を、もう一方の手を彼のお腹のあたりへ宛がって、しばし、
襲い来た喜悦の波をやり過ごして、から。
は、と短く息を吐いて―――――再び、手を伸ばす。
濡れた指先を彼の着衣の裾から忍ばせ、捲りあげながら淡くけぶる恥丘を擽り撫ぜて。)

ん――――― っ、はぁ、……は………んっ、……

(さわ、さわ、はじめは掌で撫で降ろし、また撫であげるのみ。
濡れた指先をそっと蠢かせ、「新品」だという閉じた割れ目を、くち、くち、となぞり。
ひた、とごく浅く沈ませて、膣口を指先で柔く擦り、わずかに滲む蜜を掬いあげ、抜き去る。
繰り返し、繰り返し、―――――ときおり指先が震えるのは、己自身が彼の手管に負けて、
絶頂を味わってしまうせい。
それでも、次第に深く―――――花びらの内側を擽っては、微かに秘芽を掠めて、また戻り。
腰を捕らえたもう一方の手が前へまわって、彼の下腹あたり、
女の大切な器官がある、はずのあたりを、やんわりと撫ではじめる。

―――――幾度も達しているために、己の息遣いはひどく浅く、熱く、忙しない。
眉根を寄せて絶頂を堪えては、耐え切れずに身を跳ねさせてしまう、
そんな状況での仕返しが、果たして、どれほどの効果をもつものか―――――。)

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