2018/06/26 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にヴァレリアさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にブレイドさんが現れました。
■ヴァレリア >
今日もそれなりに活気のある船着き場
商工会を乗っ取ったヴァレリアは今日も舶来品の見定めに余念がない
「ん~、この芸術品なんかは王国の貴族サマが好きそうかな~」
手にとった異国風の坪をまじまじと眺めて
■ブレイド > もうやらないと心に誓っていたはずの人足依頼。
また来てしまった。
その理由は簡単で依頼主に聞き覚えがあったからだ。
「…まぁ、それでも人足は人足…か…」
だが、今回は奴隷の類よりも工芸品やら調度品が多い。
まだ気分的に楽だ。
■ヴァレリア >
壺を眺めていると少し先の地点にその少年の姿を確認する
あら、と思い壺を置くと、てくてく歩いて少年の元へ
「ごきげんよう、ブレイド♪」
まだ日も沈まない時間帯にも関わらず、日傘もささずに元気な表情
にっこりと微笑んで、少年へと手を振っていた
■ブレイド > 荷物を運び出ししながら声のする方へと顔を向ける
依頼主の商工会の主…そして、九頭龍山脈で出会った少女
「よー、ヴァレリ…っと、ここではこの名前はまずいか?」
依頼元の主であることは知っていたが
こんなところまで顔を出すとは思わなかった。
荷物で手がふさがっているため、微笑みには声だけで応える。
■ヴァレリア >
「ふふっ、構わないわよ。今埠頭にいるのは皆うちの商工会の民さんですから♪」
そう言って微笑みを讃えたまま、軽い足取りで少年へと近づいてゆく
よくよく見れば、周辺で働いている人間はどこかみな顔色が悪い
それ以外は普通の人間とまるで区別はつかないが
「ね!それよりもお茶でもしましょう?
私、お仕事が終わるまで待っているから」
そう言うと少女は再び手を振って、そのへんの適当な木箱に腰を降ろす
──どうやら本当に仕事が終わるまで眺めて待っているようだった
■ブレイド > 「そっか。つか、楽しそうっつーか…ごきげんだな。
やっぱこういうの品定めすんのは楽しいのか?」
木箱に視線を落とす。
中身はおそらく絢爛豪華な調度品の数々。
目利きができたり商売だのなんだのに詳しければ楽しいのかもしれないが
自分にはこの中身の物の価値などわからない。
「お茶…時間結構かかるけどいいか?
つか退屈じゃねーのか…あんなところで…」
言葉が終わる前にあるきだす少女を見送って
再び荷運びを始める。終わる頃にはちょうど日が斜めに傾いてきた頃。
■ヴァレリア >
特にこういうことが好きだったわけではないが
魔族の国では交易などそう頻繁に行われるものでもない
たまたま乗っ取った先が商工会で、貿易の真似事に手を出してみたら思いの外楽しかった…
と、いうだけのことであった
結局時折退屈そうに足をぷらぷらさせながらも、結局積み込み等が終わるまでその場で作業を眺めていた
やがて日が傾きかけた頃、ぽんっと大きな木箱から飛び降りるようにして立ち上がる
「終わったかしら?」
■ブレイド > 「終わったよ。やっぱ単純な力仕事は堪えるな…
さっさと風呂にでも入りたい気分だ」
冗談めかしながら彼女の座っていた木箱に歩み寄る。
本当にずっとその場で待っているとは思わなかった。
「つか、退屈じゃなかったのか?
見てるだけじゃ楽しくなかっただろ。
で、お茶だっけか?どっかいい店でも知ってるのか?」
自分はダイラスにはあまり詳しくない。
ハイブラゼールにも二度くらいしか行ったことないし。
■ヴァレリア >
「力仕事、って感じの体格はしてませんものねえ」
小さく笑いながらそう返す
お世辞にも屈強には見えない少年の前に立って──
「港町ですもの。
ハイブラゼールまで足を伸ばさなくても色々あるわよ?」
そう言って自然な所作で少年の片手をとって、歩き出そうとする
──しばし歩いてついたのは、少し大きな港酒場のオープンテラス
席に付けば、少しばかり薄暗くなってきた辺り、店員が薄明るく光るランプと共にメニューを置いて去ってゆく
「お茶と言ったけど、別にお酒や普通の食事でも構わないわ、ご馳走してあげる。
新鮮なお魚のお食事なんかは王都ではなかなか食べられないでしょうし♪」
■ブレイド > 「チビだしな。でも、それほど非力でもないんだぜ?」
ヴァレリアの言うことは確かではある。
屈強ではないが貧弱というわけでもない。
ちょっとした強がりではあるが。
「まぁそっか、前に来たときは疲れ切ってたからな
街見て回る余裕もなかったし…まかせるぜ」
少女に手を取られればそれに従う。
ちょっと気になるのは自分の汗の臭いくらいか。
力仕事の後だし。
つれてこられたのはオープンテラスのある酒場。
こういう雰囲気はあまり一人では味わえないというか。
「そういやそうだな。魚…ね。ま、ここで遠慮したら、アンタに恥かかせちまうか。
果実酒と…そうだな、オススメの魚料理でも食うか」
■ヴァレリア >
ヴァレリアのほうは特に何を注文するでもなく、
少年がメニューを眺めて注文する様子をにこにこと眺めていた
店員オススメのメニューは白身魚と貝のソテーと、海鮮パエリア
どちらも王都ではまず食べることができない、新鮮な海鮮素材を使った料理だ
「にしてもダイラスくんだりまで来てへとへとになるまで力仕事だなんて、
冒険者って大変なのねー…あちこち行かなきゃいけないなんて」
そんなことを口にする
どこかに宅を構えているなら自然とその周辺が活動範囲になる筈、
もしかしたら、根無し草なのかもしれない…なんて思いながら
適当に会話を続けていれば、やがて料理とお酒が到着することだろう
■ブレイド > 「?ヴァレリアはなんも食わねーのか?」
注文をしない彼女の様子に首を傾げ。
笑顔なのはいいのだが、奢ってもらうだけというのも
なんだか悪い気がする。
「アンタの会社が依頼主じゃなけりゃもうやんねーって思ってたけどな
商船の荷降ろしの人足なんかよ。
ま、いわゆる『何でも屋』みてーなもんだし、大変なのは否定しねーよ
っと、来たな…えーと…ヴァレリア、乾杯くらいはしてーからよ。グラスだけでもとってくれ」
注文しなかったことを考えれば、酒がダメなのか、今は空腹ではないのか。
それでもまぁ、再会を祝してということで、ヴァレリアにもグラスを差し出す。
■ヴァレリア >
「うん、私普通の食事じゃお腹が膨れないしね♪
気にせず食べちゃってー、ふふっ」
にっこりと笑顔を讃えたままに言葉を返す
「ん、そーお…? それじゃああ、はい♪」
果実酒を適当に注いだグラスを掲げる
グラス同士が合わさると小気味良い音が辺りへと小さく響く
「私の商工会だったから?なんて言うと、君が私に合うために仕事しにきた、みたいに思っちゃうよ~?」
■ブレイド > 「ああ、そういやそうか…
んじゃ、遠慮なくいただくぜ。ありがとよ」
笑顔のたえない少女につられて笑顔を返す。
そして、グラスを受け取ってくれたことにも礼を。
「おう、乾杯」
小気味のいい音が響くと果実酒を一口。
ふぅっと一息ついてから食事を始める。
なるほど、王都では味わえないとはよくいったものだ。
「はは、あわよくばみてーなとこはあるけど、知り合いの会社の依頼ってなると
まぁ、やるきっつーか…少し気が楽って感じなんだよな。
そりゃわりー知り合いなら話は別だけどさ」
白身魚をいただくと、目を丸くして。
言葉にはしないが気に入った様子で食べていく。
■ヴァレリア >
「冒険者への依頼なんて、紛い物も多そうだものねー…。
確かに知ってる名前なら、少しは安心して請け負えるのかな?」
ふんふん、と納得したように頷いて見せる
「ふふっ、あわよくばでも会いたいと思ってもらえたなら嬉しいな♪
しっかり約束を守ってくれるんだね、ブレイドくんは。
女の子にも優しいし、ほっとかれないでしょ?」
テーブルに頬杖をついて少年の食事する様子を笑顔で見つめつつ、そんなことを尋ねてみたり
■ブレイド > 「ま、そういうことだな。それに、うまくやりゃぁ報酬に色もつくし…
今回は別にそういう期待はしてねーけどさ。
アンタのとこなら安心できるかなって思ったのも事実ではあるか」
納得する彼女に説明しつつ
次はパエリア。
米…あまり食べない穀物だが、なるほど味わいがあって美味しい。
噛みしめると魚介の風味がさらにひろがるというか。
「『質問の答え』ってやつも気になるしな。それだけじゃねーけど。
話して楽しい相手なら、また会いてぇって思うだろ?」
食事を勧めながら応えるも優しいと言われると苦笑して
「それはよく言われるけどよ、ふつーだって。この国がイカれてんだ。
弱いもん踏みつけてもなんとも思わねーほうがどうかしてんだ」
ほっとかれるかほっとかれないかはともかく、優しいというよりは
自分の価値観がそうであるからそれに従っているだけなのだ。
グラスの中身を飲み干して。
■ヴァレリア >
「ヴァンパイアの乗っ取られた商工会の依頼が安心だなんてふつーは思わないんだけどなー?
それってもしかして私個人への信頼~?」
くすくすと楽しげに笑う
食事も気に入ってもらえているようで何よりだ
「うんうん、その気持ちはよくわかるよね。
話してて楽しくない人とはまた会いたい!なんて絶対思わないし~、
質問の答え?ふふ、なんだっけ?」
笑みのまま小首を傾げている
とぼけているのかも知れないし、そうではないのかもしれないが…
■ブレイド > 「そういうこった。アンタはオレにとっちゃ別にわりーやるでもねーし
乗っ取ったにしたってアンタの商工会がちゃんと機能してるってこたー
オレにとっては安心できることだってわけだ」
少しばかり照れくさいのか、頬をかいて。
食事はもちろん気に入っているが
それは話す相手がいるからこそでもある。
「そーだろ?アンタはなんつーのかな…ニコニコ笑ってて楽しそうだしよ
オレもついつられちまうっつーか、なんか心地いいっつーかな」
彼女の笑顔につられてこちらもつい微笑んでしまうのは
魅了の瞳がきいているわけでもなくただ自然なこと。
「なんだっけって…アンタがいいかけたんだろ?
オレの…なにがなんなんだって。途中で言葉切るもんだから
気になってしかたねー」
行為中のことだったためか、少し頬が赤い。
自身の手でボトルからグラスに酒を注いで一口。
■ヴァレリア >
「ん?ああほらほら♪
えっちの途中って大体の男の人は独り善がりで終わっちゃうのに、
キミみたいな優しい子はたくさん女の子に好かれちゃいそうだなーって」
特に音量を絞るでもなく、あけすけに言い放つ
にこにことした表情を崩してはいないが、僅かに細まった視線はほんのりと妖艶さを醸している
「うーん、でもなんか心配だよねー。
キミ、悪い女に簡単に騙されちゃったりしそう」
居心地が良いとまで言ってしまう、
そう言いながら、再びまじまじとそんな少年の顔を見つめてみる
■ブレイド > 「そうか?お互い気持ちよくなんなきゃ意味ねーだろ。
まーそういうやつもいるのは知ってるけどよ。
でもよ、オレなんざ目つきのワリーミレーのガキでしかねーよ。
別にでかいわけでも上手いわけでもねーさ、それでも好いてくれるやつはいるけどさ」
相手の気持ちよくなってる姿も見たいし、お互いが気持ちいいほうがもっといい。
好きだという感情がさらに行為を良くするのならば、お互いそうある方がいい。
だからできればそうしたいというだけで、あけすけに語る少女に苦笑いを返しつつも
真摯に答える。
「わりー女か。んー、騙されやすいかもしれねーけど
いいことと悪い事の区別くらいはつくつもりだぜ?
ま、騙されてることに気づかねーとかあるかもしんねーけどな。
心配してくれてありがとよ」
その可能性がないこともないだろう。
善意を向けられると弱いし、女性に強くでれないというのも相まって。
色香に狂って悪をなすことはないだろうが。
■ヴァレリア >
「ふ~ん……」
少年の答えに、まじまじと覗き込んでいた少女の笑みが深まってゆく
「やっぱり相性はいいのかも、でもなぁ…」
クスっと笑って、グラスに果実酒を注ぎ足す
相手のものにも、自分のものにも
どうやら飲めないというわけではないらしい
「もうちょっと汚れてるくらいだったら、血を吸っちゃうのも面白かったけど。
キレイすぎてちょっと躊躇っちゃうよねぇ…?」
頬杖をやめて、椅子の背にその身を預ける
■ブレイド > 「相性?」
少女のつぶやきに首を傾げて
グラスに口をつける。
体の相性という意味であれな少し照れくさいが…
すでに食事はのこっておらず、あとはお酒のみ。
彼女と一緒に飲むお酒
美味しくはあるが、ヴァレリアの言葉には首をかしげるばかり。
「綺麗って…んなこたねーよ?見ただろ?
小金のために人も殺すし、貧乏で、長旅の間風呂に入らねーこともある
そんでもって、一途ってわけでもねぇんだ。綺麗なもんかよ」
ケラケラと笑って。
■ヴァレリア >
「そう、相性。
私もね、一緒に気持ちよくなれないとヤなの。
だから気に入った子は血を吸って、眷属にしちゃって、
永遠の快楽の中でそれだけしか考えられないようにしちゃうの」
にこにこと笑いながら、言葉を紡いでゆく
楽しげに話すその言葉はどこか狂気じみたものにも感じるだろうか
「でも君にそういうことをしちゃうと、君の良いところを奪っちゃうよね。
キレイ、っていうのは清潔だとか、血に濡れてるだとかじゃないの。
必要悪も何もかも飲み込める、清濁併せ持った生き方…。
整えられた在り様を言うのよ」
そこまで言って、グラスを傾ける
「それでいて女の子にも優しいんだもん。軽く引っ掛けられちゃう子も多いと思うんだけどな~」
■ブレイド > 「そっか、そのへんは一緒だな。
オレは永遠ってのはねーけどさ
それでも、できりゃまた会いたいってやつは多いさ。
でも、快楽だけじゃもったいねーっつーか…その…ヤるだけじゃねーからさ。
オレもオレのことを好きになってほしいけど、オレが好きになるのは、オレに染まったそいつじゃねーしな」
永遠があるなら自分も同じかもしれない。
自分の意見は定命ゆえの言葉かもしれない。
彼女の狂気にもにたそれは、種というもののサガなのかもしれない。
きっと、気に入ったものを失うのは寂しいことだから。
「はは、なんか褒められてるな。
自分じゃそんないいタマじゃねーと思うけどよ。
眷属ってのがどういうもんかしらねーけどさ…それでオレが変わっちまうなら
アンタが好きになってくれたオレじゃなくなるなら…ってとこか」
一緒にグラスを傾け、空にして
「引っ掛けられる側かもしんねーけどな。聞いての通り、スるときはお互い好きになるようにしたいし。
相手が引っかかってんなら、オレも引っ掛けられてんだろ、きっと」
■ヴァレリア >
「そっかぁ」
似ているようで違う価値観
むしろ、だからこそ愉しく生きていけるのだろう
どこまでも快楽に沈みたい自分、染まっていく様を愉しむ自分───
しかしこの少年は、そうやって遊ぶとその良さが立ち消えてしまう
ちょっどだけ、悩むのだった
「眷属っていうのはね、簡単に言えば私のイイナリ、絶対服従…。
永遠に私に忠誠を誓う、私だけのモノになるの。
……なれない子もいるけど、ね」
細まった瞳を笑みのままに向ける
引っかかってる側…今のこの状況は果たしてどちらか
■ブレイド > 「ヴァレリアの種族はどんだけ生きるかわかんねーけど、長生きなんだろ?
だから…そうやってとどめておかねーと、老いてしんじまうもんな、ふつーならさ。
言いなりってーのはちょっと困るけど
寂しい思いはさせたくねーなっていうのはあるな。
あ、いや、オレじゃなくても別にいいんだろーけどさ」
眷属の説明を聞けばうなずく。
そういえば吸血鬼だった。
吸血鬼とはそういうものなのだと聞いたこともある。
が、彼女が邪悪であるとは全く思えなかった。
しいていうならば、純粋か。
「ヴァレリアは…オレを自分のものにしたいのか?」
根本的な質問をしてみる。
どうしたいのか、どう見てるのか。
そこが気になって。
■ヴァレリア >
「ええ、滅ぼされない限りは、"私は"不滅…」
吸血鬼であること、人の天敵であることをこれほど話しても少年は変わらず接する
普通は、怖がったりなんだりするのに
「ふふ、悩んでるところー♡」
問われれば人懐っこい笑みでそう返す
「そもそも手に入れようと思えば今この瞬間にでも私ものに出来ちゃうもの。
前に使った魅了(チャーム)もその手段の一つなんだから」
瞼を閉じ、得意げな顔で腕を汲んだ
「でも君の君らしさがなくなるならしたくない。
──そういうキミは、どーなのかな…?」
■ブレイド > 「へぇ、そりゃ…まぁ、暇だろうな。
誰かが側にいなきゃ」
怖がることもなく、かと言って、憐れむわけでもない。
不滅であるなら、そうでもしなければつまらない、寂しい、哀しいだろうと思う。
感情がある、こうやって会話ができるなら彼女は敵ではない。
ただの別の種族の女の子だ。
「悩んでるところ、か。はは、この場では勘弁してくれよ?あれ。
人前だってのにアンタの前でおっ勃てたくねぇ」
彼女の言葉に笑って返すも、質問を返される。
自分は、どうなのか。
「オレがオレじゃなくなるなら断るしかねー。
アンタの自由にコントロールできるだけのオレがあんたを愉しませられるわけもねー。
でも、そうだな……アンタ、オレが死んだらどうおもう?
哀しいか?寂しいか?そう思うなら、オレも少し考えるよ」
■ヴァレリア >
「ヒマ?うーん、まあヒマだよね。
だからこうやって人間の国まで遊びに来てるんだし」
うんうん、よくわかってる、と頷いて
「あっ、それも面白そうかな?」
笑って返す少年に悪戯な笑み
実際こんな場所でイタズラなんてしてみたら…楽しそうだ
「キミが死んだら、かぁ……。
こうやってお話できなくなったりえっちもできなくなるからきっと喪失感はあるよね。
でも私も不死者だから、もう慣れちゃったかなー♪気にしないでいいよ♡」
■ブレイド > 「だろうな。
ま、オレらはすぐ死ぬぶん必死だしな。
そういう自分と違うものを見たり遊んだりしてーってのはわかるさ」
長い長い時間なにもないときがずーっと続く感じであれば
何かを見たり何かと遊んだりしたいと思うだろう。
「出入り禁止になりそうなんだけどよ…」
彼女のいたずらがどのレベルにまで達しているかはわからないが
性的ないたずらならただではすまないだろう。
「慣れちゃったか。まー、そういうコトいっぱいあったんだろうな。
ヴァレリアのお人形ってのじゃなければよかったんだけどな。
オレの知ってる女…つか、オレが王都で初めてあったやつも人じゃなかったから
オレが先に死んじまうかもしれねーし、考えてもいいとはおもったんだけどさ
でも、気にはするぜ?ヴァレリアがオレを気に入ってくれてんのは嬉しいしさ」