2018/06/20 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 人足としての仕事、二日目。
今やっている仕事は…奴隷の運び出しだ。
臭いもひどいし、あまり好まれない仕事だ。
男の奴隷は労働目的で使われることが多いため、まだ足取りもしっかりしている。
もちろん、目は死んでいるのだが。
女の奴隷は…性奴隷になることが多い。
目的に応じて、調教を受けていたり受けていなかったり。
なんにしてもあまり良い食事を貰っていないことが多い。そのため歩みが遅い。
現場の監督はさっさと引っ張っていけというのだが……

「………」

こちらはゆっくりと彼女らを引く。ただでさえ気の重い作業だっていうのに…。

ブレイド > 処女であることを求められている奴隷はまだいい。
だが、完成した性奴隷として求められているものは悲惨だ。
この船旅の間、どういう目にあったか…
容易に想像できる。
船の上では水も貴重なため、臭いがより酷いのがそういう目にあった奴隷だとすぐにわかる。
市場に出される前には洗浄を受けるだろうが…
見るに耐えないものがある。

「同じ人間だってのに、よくやるぜ…」

ほぼ呆れたような声。
誰にも聞こえはしないだろうが、ため息とともに漏らす。

ブレイド > 奴隷たちを小屋に運べば、一旦の昼休みだ。
奴隷たちに気力を座れたかのごとく、肩を落とし
船着き場まで戻る。
いちいち飯屋を探すのも面倒なので、近くで保存食を食べることにする。
なるほど、人気のない仕事なわけだ。
これがまだ数日続くというのだから当然だ。
船はまだ一隻残っているし、今荷降ろししている船もまだ半ばと言ったところ。
そのうえで輸出品の積み込みもあるので、全部おろしたところでまだ仕事半分なのだ。

「つぎは、やめとこ…」

なんか、毎度このセリフ言ってる気がする。