2017/12/15 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にデューさんが現れました。
デュー > 夜風に海風も混ざってこの時間とても冷える船着場。
当然人の気配などほとんどしない場所であるがゆえにデューにとっては落ち着ける数少ない場所でもある。
毛並みのおかげでそんなに寒くないし、今日はフードを被っているからあんまり人の目も気にならない。それに闘技場での出番はないらしいので久しぶりに穏やかな気持ちで過ごせそう。
でも男娼として呼び出されたりもするからやっぱり気持ちはちょっと沈む。

「海かぁ…底が見えなくて怖いなぁ…」

人間はこんな怖い水の上でよく平気だなぁとか思ったりする。
あまり泳ぎは得意じゃないからこんな場所でも水場からはちょっと離れた位置でちょこんと座って漂う船を眺めている。
森暮らしの男の子にはあらゆる物が新鮮ではあった。

デュー > 「ううっ……」

さすがにいくらなんでも寒くなってきた。
風邪は引きたくない、ご主人に怒られてしまう。
あんな牢屋みたいな部屋に戻りたくはないけれど、仕方がない。
腰を上げて立ち上がるとフードを深く被って住処に帰っていくのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からデューさんが去りました。