2017/10/22 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (夜、既にダイラスの港は凡そ其の機能を休ませている頃合。
けれど、其の港にて、この宵闇の中で在るからこそ、静かに入港する船も在る
船が接岸し、程なくして下ろされ始める積荷の数々を検閲する幾人かの娘
恙無く進む作業の様子を、少し脇の邪魔にならぬ所で、のんびりと眺め見守りながら
傍を通り掛った船員たちに、時折労いの声を掛ける。)

―――……御苦労様、今回は、何か面白い物でも手に入ったかな?

(『そいつは見てのお楽しみさ』だなんて、荷を運ぶ船員の一人から声が返れば
成る程、と小さく微笑んで肩を竦め様。 確かに、後で荷を検めれば判る事だ。
山の様なものの中から、そう言った「面白いもの」を見つけ出すのも、其れは其れで面白い。
とは言え、所詮定期的な資材の搬入であり、大多数の荷物は別段問題の在るモノでは無い

――勿論、大多数は、だが)。

ルヴィエラ > (己が居なくとも、作業自体は滞り無いだろう
が、あくまで監督者の立場で、この場に居る事に意味が在る
荷物はまだ降ろされている最中、今しばらくは見守る必要が在るだろう
もし、この場に何か問題でも起きたなら、其の対処は己が行う事になるのだ
そう言う事まで娘達に任せる訳にはいかない、と言うよりも対処は難しいだろう
仕事は出来るとは言え、彼女達の殆どは、何も知らない唯の奴隷や
勉学を学べなかった類の子達なのだから。)

……余り重い荷物は無理に運ばずに置きなさい、無茶をして腰でも痛めると大変だからね。

(一言、注意の様に声を娘達へと届けては、己は近くの木箱へと腰掛ける
――まだ、夜明けは遠い。)

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からルヴィエラさんが去りました。