2017/09/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > (月の出る深夜。歓楽街にほど近い船着き場。広い敷地にはあちこち積荷の木箱や酒樽がうず高く積まれ、船に載せられたり都市部へ運ばれるのを待っている。此処からさほど歓楽街まで離れていないため、その喧騒や嬌声がたまに小さく聞こえてくる。――そんな場所の一角に、ランタンを腰に吊るした小さな人影が佇んでいた)
「ふぁ……。――、だめだ、朝まで見張らなきゃいけないのに眠くなってきたよ……。
……あれはクラーケンと小人星、むこうは氷の王冠星……」
(船着き場の暗がりに立って、大あくびをする。ギルドの依頼でとある貴族の積荷の見張り役を引き受けたのだけれど、不意に眠気が襲ってきたのだった。必死に首を横に振って、何とか眠気を紛らわせようと夜空の星座を数えていたものの)
「……すぅ……」
(ほどなく立ったまま、うつらうつらと船を漕ぎ始め。積荷も背後もがら空きの有様)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にウィルバーさんが現れました。
■ウィルバー > 所用で船旅に出ていた帰り。 予定よりもすっかり遅れてしまい、船が港に着いたのは夜も深くなった頃であった。
すっかり暗い船着き場。 一人で出歩くには多少の危険が伴う中、ランタンを腰からぶら下げたと思われる人の姿が目につく。
不寝番だろうかと他人事ながら顔を見に行くと、知った顔であった。
おまけに不寝番と思われるが器用にも立ったまま夢の国に旅立っているようだ。
「やっぱり、冒険者ってのは基本器用だよね。」
僕は一人で感心した後、すっかり御休み中の彼女の傍に置かれた木箱の上に腰掛けることにした。
ギシっと軋んだ音がするが箱自体は動くことは無く。
中身は分からないが相当重いのは確かなようだ。
彼女と違い、こちらは闇の住人だけあって夜目は良い。
不審な者が現れたら、彼女の代わりに追い払う位は容易く出来るだろう。
■タピオカ > (かくんかくん。船漕ぎついでに首が揺れて。完全に落ちかけたところで、どうにか首が持ち上がる。意識も同じような感じ、浮いたり沈んだりを繰り返し)
「……んーっ……、……?」
(森林内での魔族との戦闘があって以来、なかなか会う機会の無かった吸血鬼の紳士。いつもお世話になっている彼がふとした偶然で再会しているともまだ気づかず。背後でギシっと音がするのなら夢見心地の声がもごもご)
(目を指先でこすって目を覚ましかければ、夜の暗がりの中でこそこそと、盗人か誰かがよからぬ試みを企む視線が自分の横を見た後に立ち去るような気配がする)
「……すぴー……」
(闇の住人の存在が近くに居る事で、どこか安心したよな寝息になって。立ち尽くしたままでの居眠りは続くけれど。彼が物音を立てたり、頬を引っ張ったりすると起きるかもしれない)
■ウィルバー > それにしても器用に寝るものだ。
首何てほんの数分の間に右へ左へ前へ後ろへと傾いていた。
それでも起きないし、倒れたりすることは無い。
「ううん、凄いねえ。」
木箱の上で両足をぶらつかせ、思わず声が漏れてしまう。
そして、遠くから人の気配もちらつくがこちらを伺うだけで近づく様な様子はない。
どうやら二人も相手に押し入るのは難しいと踏んでいるのか。
僕としてはそうあって欲しい所だが。
まあ、何はともあれまずは彼女に仕事に戻ってもらうことにしよう。
「ほら、タピオカ。 起きて起きて。」
スカートの中に手を入れ、小ぶりのお尻を撫でまわすことにした。
■タピオカ > 「……~。」
口の中ではむはむ、と何かもごついた。ランタンが下から照らす様子からは、感心するよな彼の声音に「へへーん」と笑って見せているような様子でもあった。
遠くから見える人影は1人。こちらを遠巻きに見て、何やら攻めあぐねているようだ。片方は明らかに職務怠慢しているけれど、もう片方の闇に溶け込むよなスーツの人物は暗闇に居るはずの自分を察知しているんじゃないかと疑っていて。
「……ふぁあっ!?
えっ……え……、あ!ウィルバー!……いつ此処に来てたの?」
触れられるお尻は剥いたばかりの白い卵みたいな感触。ショーツごしに彼の指先にそんな体温が伝えられて。裏返った声を出して双肩がびくんと震え上がると目を覚まし。動揺しつつ振り向いたら久しぶりに見る金色の瞳。声音を弾ませて木箱に座る彼を見上げた。
……盗人はこちらの様子を見ると形勢不利を悟ったのか、すっと背を向け。夜影に紛れての散歩に戻る振りをする様子。
■ウィルバー > 眠っている筈の彼女が得意げな表情を見せた。
何か楽しい夢でも見ているのだろうか。
基本的には、彼女はいつも前向きで面白い奴ではあった。
遠くから伺う気配はまだこちらが気になるようだ。
長居されそうならば追い出しにでもかかろうかと思っていた所で彼女が起動する。
「ついさっきだよ。 あんまり楽しそうに寝ていたから起こそうか悩んだのだけど、やっぱりこんな所で寝ていると物騒だからね。」
つるつるした、肌触りの良い感触が指に却ってくる。
久しぶりの感触が心地よく、彼女が目を覚ましてからも指先は夢中になった尻を弄っていた。
そして、怪しい気配は次第に遠ざかって行った。
最早彼女に告げるまでもないと判断した僕は彼女には何も言わず、肌の感触を楽しんでいた。
■タピオカ > 「そっか、ずいぶん遅くにダイラスに来たんだね。
起こしてくれてありがと。……見張りのお仕事中ですっかり寝てたみたい……。
それにしてもさ……えへへ。久しぶりだね、ウィルバー!」
一度、首を振って前髪を軽く左右に揺らす事で眠気を振り払い。わざわざ起こしてくれた事にお礼を言うと再会を喜んで。にーっ、と笑顔を咲かせる。たぶん一月ぐらいしか間は空いてないけど、ひどく久しく彼の顔を見た気がして。
「あっ……あの……ウィルバー……、
そんなにお尻触ったら……僕……
あっ……、はっ……ぁ……」
スカートの中で彼の指がお尻を行ったり来たりする。そのたび、小尻のまろみが瑞々しく弾んで。だんだんと、その感触が艶めかしい心地を下腹部に響かせ始める。ランタンのかすかな灯りごしでも頬の色が赤らみ。ときおり混じる甘い呼気。ぴく、と腰裏が跳ねる。スカートの中の体温が昂ぶっていき。
■ウィルバー > 「そうなんだよ。 仕事で外に出ることがあってね。
本当はもっと早くに着く予定だったんだけど船だからどうしてもね。」
珠の様な笑顔を見せてくれる彼女を見ていると温かくなってくる。
口角は上がり、にんまりと笑っていたことであろう。
「触ったからどうしたの?
タピオカ、君はまだ仕事中だよ?」
途切れがちに口を動かす彼女に意地悪く問いかけ、指が這いまわる。
そのうち、ショーツをずらし直接割れ目へと触れていく。
淫唇を指先が掻き分け、指の腹で薄い肉を擦り付けて。
■タピオカ > 「そうなんだ。大変だったね。
驚いたなー。こんなとこで会うって思ってなかったから」
色んな偶然はこの世にあるけど、この類の偶然は嬉しいとばかり。笑顔を深めて彼の顔を見上げるけれども……。
「はあっ……はあ……っ、
ううぅ……、ずるいようっ……、そう言われたら……動けないよ……。
ひっ、ああっ!……んっ、うううっ……!」
職務中で見張り役を止めるわけにもいかない。
そこを逆手にとって彼に意地悪されてしまうと、じくんと奥から蜜が小さく染み。吐息が熱っぽいものへ。小尻は温もって桃尻へと。這い回る指を払う事もできずに震える内腿と声音。ショーツをずらすと、こんもりと膨らむ幼い恥丘。ふにゅんと甘く、淫唇が指の腹を包んで。くちゅくちゅ、薄桃色の柔肉が彼の指へ吸い付く。愛液がほろり、彼の指の付け根まで一筋伝う。