2017/07/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にダグラスさんが現れました。
■ダグラス > 王都では今年も祭りが開かれ、貧民ですら無償で食事にありつけるらしい。
が、流石に悪い意味で悪名がある自分が顔を出せばたちまち逮捕されることは目に見えている。
かつて軍にいた頃はこれ幸いと警備もほったらかして片っ端から女を犯して回ったものだ。
「それが今ではこんなところでむさい男を見ながら酒を飲まねばならんとは」
船着き場の目立たない場所で略奪品などを荷下ろしする部下の姿を倉庫に背を預けながらぼやき。
手に持っていた酒瓶をあおる。
こんな時は女でも犯したい気分ではあったが、あいにく今回の航海でめぼしい女は手に入らず。
「せめてその辺に女でもいてくれればいいんだが、やはり部下に一人ぐらい女を乗せてもいいかもしれんな」
それでなくても治安のよくない港の隅にまで顔を出すような娼婦もおらず、少し腹立たし気に酒でのどを潤す。
■ダグラス > 「おめぇら、早く搬出と積み込み終わらせろ。いつまでも待ってたら朝になるぞ。積み込み終えたら俺の付けで飲ませてやるぞ」
航海上がりで疲労の色を見せる部下を叱咤すれば、部下の動きもわずかに機敏になり。
ふと、海に目をやればかつて軍人時代のことを思い出す。
今でこそ、軍人の時よりさらに自由に生きれるようになったものの、やはりアウトローな生き方というのはこういう時の不便もある。
祭りの時期は王都の警備も厳しくなるため商売がやりにくくなるし、貴族どもも尻尾を掴まれないように自分のような人間とは距離を置く。
そのせいもあって祭りの間は商売も上がったりな状態が続いていることも余計な苛立たしさを生んでいて。
「まぁ、そんな時期ももうそろそろ終わりか。終わったら王都女を抱き潰しまくってやる」
■ダグラス > 「終わったか?よし、んじゃ早速行くとしようか」
副官からの報告を聞けば持っていた酒瓶を放り投げ。
凝っていた肩をほぐすように動かしながら、海賊などの荒くれが集まる酒場を目指して歩き出していく。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からダグラスさんが去りました。