2017/02/25 のログ
ガリア > (食って、飲んで、寝て、喰って、飲んで、寝て。
欲望と本能に非常に判り易く忠実な数日を過ごす予定で在れば
万が一にも懐事情が厳しくなれば、別に生活面で影響は其処まで出なくとも
主に精神面での落胆は相当に大きくなるだろう、食えないのは、辛い
働き口の紹介については、けらりと笑って片掌を横に振り、必要ない事示してから。)

生憎、働き口に関しちゃ間に合ってるんだなァ此れが。 親切に有難うよォ。
ま、どんな働き口なのか興味が無い訳じゃないけどな? 何と無く、刺激は強そうだ。

(――其の、自信もそうだ。 自分、ではなく、自分達と表現した相手に
成る程な、と納得した様に頷いた。 個人ではなく、集団で動く類か、と。
己が混ぜ込んだカマ掛けに、一寸見せた反応が少々愉快で、思わず口端がにぃと吊り上がったけれど
あくまで平静を取り繕おうとする姿を見ては、一寸だけ硬さを見せた其の顔を、ひょい、と覗き込む様に距離を詰めて。)

―――……俺様ってば、鼻が良く効いてなァ。 何と無く、気にはなってたのさ。
そうだなー、もしそんな場面でも見かけたら、其の時は助けてやるさァ。
俺ァ、イイ女の味方だからな?

(けらり、そんな台詞を呟いては、じっと見据える女の瞳。
相手が、己に対してどんな感情を抱くかを見定める様に、暫し眺めては
――不信や嫌悪が混ざるならば、直ぐに笑って身を引こう
或いは、もし困惑程度しか見えないなら、其の儘、相手が困るまで、じっと覗き込んでいる心算で)

イーリス > 「働き口は、さて、どうかな。刺激あっての仕事、という場合もある。
とはいえ…そうか、まぁ、当面食えていけそうならそれ以上望むこともないか」

軽く頷きながら、相手の言葉に応えたものの、困ったらいつでもどうぞ、なんていう気安い言葉も付け加えるのだから、確りとした働き口のアテはあるようで。
残念ながら、彼をスカウトするには至らなかったものの、不意に距離を削ぐように相手が動くと、先ほどの警戒した様子とは異なり、今度は僅かに双眸を見開いただけ。
意地になっているみたいに、平然とした様子を伺わせては、すぐに双眸を細めて、顔を覗き込んでくる相手を見ると、

「…まったく、鼻が利くとはよく言ったものだ。
………あぁ、イイ女の味方、ね。なら、私は自衛するしかないな」

笑う相手を見れば、やれやれ、とばかりに困ったように首を竦めるも、それは本心で呆れているというよりは、戯れ程度に呆れたフリをしているような、そんな軽いもの。
イイ女ではないから、助けてもらうこともない、と言わんばかりの言葉も付け加えたあとで、

「………あー。君の言う通りだ、私は男じゃない。………白状したんだ、そんなに私を見たって、つまらんだろ」

相手の眼差しに、根負けしたのか、それとも単に困惑したのか、ふると首を振って、女だと…正直には言わず、遠回りの言い方であるが白状したのち、ひらと手を振るのも付け加え、みなくていい、と。
ではあるが、特段彼を厭うわけでもなく、ただこうして視線を注がれるのは、こんな恰好をしている故に、特異な目で見られることには慣れているとはいえ、少々居心地が悪く、平然とした表情を作ってはいるものの、視線が彷徨ってしまう。

ガリア > 一理ある、もし今の仕事じゃなかったら、ちょいと考えてたかもなァ?
クク、取り合えず喰うには困らねェ程度には、なァ。

(――何の職業なのかは、敢えて伝えずに置こう。 恐らくは其の方が、良い。
惜しいな、と紡いだのは、決して世辞ばかりでは無いのは確かか
どうも、見られることに慣れていないのか、それともこう言った視線に弱いのか
次第に視線を逸らし始めた相手を、尚もじっと見てやりながら…少し意地悪い響きで、笑い。)

実際そうなんだからしょうがないだろォ? 其れに生憎、イイ女、の中には間違い無く御前も入ってるぜ。
見てて詰らないか如何かは…、……俺が決める事、だろ?

(詰らない訳じゃない、と言葉にするよりも寧ろ、相変わらず愉快げに覗き込んでいる方が伝わるんじゃなかろうかと言う
何れにしても、相手が自ら女で在る事を白状したなら、再び歯を見せる笑い方を見せては
ふと、一度女の視界から消えて見せよう。 其の背後へと移動しては、背中へと抱き付く様にして腕を回し
其の肩へと己が顎先を載せては、耳元で、言葉を響かせる。)

―――……少なくとも、俺は好みだし、気に入ったけどなァ。
少なくとも、口説いて、抱いてみたいって思うくらいには。

(――オブラートに包みやしない、ド直球な物言いは、ひどくあっけらかんと紡がれる
決して冗句では無い、それが自分の、相手に対する素直な評価だと伝えながら
其の横顔を、再び、見詰めて)。

イーリス > 「今の仕事が合うんだろう、君も、私も、な。お互い食うに困らぬ生活をしているようだし」

あえて仕事を効かないのは賢明なのだろう。お互い、現状で満足なのだろうから、それ以上の話を持ち出すこともない。

「あぁ、イイ女、か。それは…。………まったく」

何とも返答に困る、と言わんばかりに言葉は詰まり、ついでに視線も泳ぐ。
しかも、相手は楽しげに笑っているし、その言葉尻に少々意地悪な響きもあるから、まったくもって始末が悪い、と言わんばかりに恨めし気に眉を顰め、相手を見遣る。
はぁ、とため息をついて、つと視線を海に向けた時、僅かに傍にあったはずの気配が揺らいだと思ったとき。

「………っ!」

思わぬ形で、相手の気配を感じたから、思わず身体が緊張に強張ってしまう。
声を発しようと僅かに唇が動いたが、それよりも早く耳に届いた言葉には、閉口せざるを得ない。
しかも、己の辞書にないそのストレートすぎる言い方に、思わず頭を抱えそうになりながら、

「あ、あのなぁ…、その何だ…兎に角、気に入ったというなら、それは…まぁ、感謝はするが!
見て解るだろ、私は一応「男」でなきゃならないんだ、それを、だっ、抱いてみたいというのは、お前、その、もう少し考えろ」

「ただの」女であれば、相手の言葉に素直に感謝もしたし、ともすれば喜んで腕を拡げて彼を受け入れるかもしれない。
が、立場上「男」であろうとする己には、相手のストレートな言い方は好ましくもあり、羨ましくもあるが、同時に、どう対応していいのか、困惑したように、否、むしろそういうストレートな言い方故に、羞恥と照れもあるようで、あたふたしてしまう。

ガリア > ……回りくどいのは、アンマリ得意じゃなくてなー?

(だから、口説く時だってそうだ。 吟遊詩人や貴族の男みたいに詩的な表現で
御前は何々の様だ、だとか、何々が美しい、だとかややこしく言うのは性に合わないのだ
ただ、『雄』として、目の前の相手を『雌』と認識している。 其れが己の評価の仕方で、最大級の賛辞。
判り易く動揺している様子の『女』に、愉しげに笑みを浮かべたならば
片腕を女の胸元へ廻し、もう片方の腕を、其の下胎へと回して抱き寄せ。)

まぁ、何か事情が在るのは見りゃ判るけどなァ。 別に、其れと此れとは別問題だぜ?
立場が如何とか、事情が如何とか関係無く、御前、イイ女なんだし。
……イイ女だったら、素直に抱きたくなるのは当たり前、だろ?

(オスだったらな、と、其の耳元で笑って告げたならば
ふと、其の下胎へと掌を緩く滑らせて――ぎゅう、と、掌で其の場所を押し込み、抑え付けて仕舞おうとする、か
男で在ろうとする相手の、けれど、如何しようも無く雌で在る証、其の子宮を捕える様に
同時、其の首筋へと軽く顔を寄せたなら、柔く噛み付くみたいにして素肌に歯を立て
濡れた感触を塗り広げるかの様に、ちろりと、舌を這わせてみようとする、か)。

イーリス > 「回りくどくすべき、時とっ、場合があ………っ!」

る、のはいまだと思われるが、それはこちらの都合。
男であろうとする己にとっては、心の準備なる面倒くさいモノが必要だが、どうやら彼には不要らしい。
それは実に羨ましくはあるが、抱きすくめるように腕を回されてしまうと、思わず小さく息を詰めてしまう。
毅然として、理性と規律と信念の中で過ごしている普段であれば感じ得ない、自分が女だということを思い起こさせるには十分なほど、相手の腕は逞しかった。

「言っておくがっ!私は、目の前にイイ男が居ようと、抱かれたくはならんからなっ!」

なんだかもう、相手のペースに飲み込まれてしまって、当たり前だと断言した相手の言葉に、食って掛かるみたいに否定しては、ぶんぶんと大きく首を振る。
そうでもしないと、抱きすくめられたまま、己の女の部分を揺さぶるような相手の言動に流されてしまいそうで、そうなることへの不安と恐怖とに声を上げる以外なく。

「っ、ぁっ!………おまっ、えっ…痕はっ、残すなよっ、絶対…っ、んはぁ…」

軽く、大した痛みもないが、硬質な感触が僅かに肌に食い込むのを感じると、慌てたように声を発して。
思わず零れる吐息に、驚いたように唇をかみしめて我慢しようとする。
が、そもそも、その行為をやめろ、ではなく、痕をつけるな、と釘を刺す辺り、無意識のうちにこの行為を受け入れているようで。

ガリア > あー、それはアレだわ、初対面だから判らん。 今俺に判るのは、以下略って奴だな。

(イイ女だから、抱きたい、と言う其の感情と、本能だけが自分に保証出来る全部。
相手の都合は、少なくとも相手の事など何も知らぬ今では、推し量る事は出来ないので――気にしない、か
抵抗すれば、もしかしたら女にも脱出の機会位は在ったかも知れない、けれど其れをしないなら
抱き締めるこの雄の腕から、逃れようとする素振りすらも、見せないのなら
――やっぱり、虐めてみたくなるじゃないか、と。)

あー、まァ、それはそうかもな、オスとメスじゃ違うし。
んでも、抱かれても良いかも知れないって思う事が在ったら…、……それが今だったら。
少なくとも、俺は嬉しいんだぜ?

(否定はしない、己は雌ではないし、感じるのは個人の問題だ。
けれど、と前置きながら、其の耳元へ、鼓膜へと流し込んでやる音は
今までに、一度もそう言った事を感じたりしなかったか、と言う、本能への問い掛け
噛み付く事ではなく、痕が残る事への不満が毀れたなら――ノーコメント
ぷつり、不意に其の歯先を肌へと更に食い込ませれば、僅か薄く肌を穿ち
其処から、牙を通して染み出させた毒を、ゆっくりと、女の微細血管へ染み込ませ様
媚毒と言う名の、甘露染みた毒を、穏やかに巡らせて行く為に。)

――――――……なめほきゃなおう。

(相手の首筋に、噛み付いたままだから、そんな発音。
『舐めときゃ治る』と言いたかったのだろうが、果たして通じたかは判らない
ゆるりと、滑らせた掌が女の下胎を鷲掴みにするかの如く、指を押し込み
其の胎の奥底を揺さぶり立ててやりながら、熱を、本能を――雌を、煽る。
次第に、樽の上から女の腰を一度浮かせてしまえば、代わりに自分が樽へと腰掛けて
己が腰上へと、女の体躯をご招待して仕舞えば――きっと、触れ合うだろう、女の臀部に
雄たる熱が、雄たるカタチが――其の、圧倒的な威容が、くっきりと感じ取れる、か)。

イーリス > 「初対面だからこそ、遠慮ってものがあるだろうっ!」

初対面なのに、この直球。あー、もうっ、とすっかりペースを乱されたことへのいら立ちに、思わず地が出たみたいに唸ってしまう。
しかし、それはそれで、ある種の心地よさもあるのか、いざとなればこの腕の戒めなど解くことだってできなくはないのにしないのだから、結局相手の思うつぼ、なのかもしれない。

「あのっ、なぁ…っ!お前っ、そういう言い方はっ…。
…っ、とにかく、もういい加減「抱いた」だろ、そろそろ腕を解け」

まるで己の真意を問うみたいなことを言うから、己の奥底にある女でありたいと願うそれもひっくるめて否定するように、やや声を強めてしまう。
が、すぐに冷静さを取り戻したみたいに、息を一つついてから、努めて落ち着いた声で低く告げる。
だが、それが意味を成さなかったのは、首筋に走った痛み。
思わず眉を顰めるようにして、その違和感に声を発しようと唇を動かしたが、零れたのは声ではなく、驚くほど熱っぽい吐息で。

「っ、ぁ…な、に?…お前、何を…っ、した…?」

相手が口にした言葉の意味は理解できず、眉を寄せて怪訝そうな顔をしながら、その腕を解こうと、ついに両手で相手の左右の腕を掴む。
が、どういうわけか、指先に力が入らない。それどころか、噛みつかれた首筋は、その痛みからか、それとも何か別の理由か、熱を孕んでくる。

「…んっ、ぁぁ…お前…っ。待て…私、は…っ」

抱き寄せられて、相手の下肢へと座ってしまうと、その不安定さと共に、抱きすくめられた以上に感じる男の存在に、困惑が隠せず。
それに、明確に己の臀部に伝わってくる男の存在の逞しさに、じくっと下腹部が、その場所を示すように相手の大きな手が触れる場所が甘く疼く感覚を覚え、否定と拒絶をするように、ふるっと首を振るが、身体は嬉々として蜜を垂らし始めてしまう。
あっという間に下着を濡らし、スラックスにまでその蜜が染み出してしまえば、よもやそれが、相手が己に流し込んだ何かが原因などとは想像もつかず、己の浅ましさに一気に頬を赤らめ、借りてきた猫みたいに大人しくなる。

ガリア > だーかーらー、回りくどいの苦手なんだっての。 生憎俺様は、常にこうなんだなァこれが。

(だって、面倒くさい。 伝えるべき事が在るなら、素直に伝えれば良いのだ、とか
理屈なんぞ放り投げている様な言葉を響かせた後で、先刻までとは異なり、恐らくはそれが女の素なのだろう
創ったのではない、素直な叫びが聞こえたなら、何処か満足気に笑みを深めた。
己が腕の中へと、より深く抱き締め、捕えてしまえば、離せと訴える女とは裏腹か
ぐり、ぐり、と女の臀部へ腰を押し付ければ、尻肉と、或いはスラックスに隠された菊孔と、膣肉とへ予感させる、熱。
既に濡れ始めた布地とローブが擦り合えば、ほんの微かに、濡れた音が波音に紛れて。)

……抱いた? ……其の抱くとは意味が違うね。
まさか、子供みたいに、ぎゅーって抱きついて終わり、なんてホントに思ってる訳じゃない、だろ?

(――そんな事では無い。 一度、僅かに首筋から牙を剥がしては、否定の言葉を紡いで
そして、再び、其の素肌へと歯を立てる。 今度は、先刻よりも更に深く――脈を、捕えるまで
其の歯先に、命の脈動を捉えたならば、牙より流し込む媚毒を最も力強い血流に乗せて
女の身体へと、巡らせて仕舞え。
どくりと、次第に女の子宮が、心臓みたいな熱と脈動を帯びて行く事になる、か
女として、雌としての本能を、覚醒めさせられて行く様に。
そうして、胸元を抱えていた掌が、女が大人しくなった頃を見計らってスラックスの留め具に触れる
指先で、其の戒めを解いてしまうのは簡単な事だ、何せ男物の衣服なのだから
ベルトを寛げ、そして、前をゆるりと広げてしまえば、後は、其の布地をゆっくりと、足先にまで、滑り落とさせて。)

……自分で、欲しがってみるか?

(問い掛ける声は――やっぱり、意地悪だったかも知れない。
ローブの腰元は、紐を解けば簡単に広げられてしまうだろう
なら、今は布地に隠された、雄のカタチを間近に目にする事は、直ぐにでも)。

イーリス > 回りくどいのは苦手、なのだとすでに、十分に理解に至っている。だからこれ以上、反論しても無駄だとも悟ったのか、唇をかみしめて、ともすれば零れてしまいそうになる甘い吐息を我慢することに専念し。
てみたけれど、臀部に伝わる逞しい感触と、明らかに蜜が溢れ、とろりと伝い落ちていく感触に、ぞくりと身を震わせては、

「そういう…っ、「抱いた」でいいだろ…っ。もう、十分…―――っ、ぃっ、ゃ…」

首筋に感じた痛みは強く、鋭いモノになったことに思わず悲鳴めいた声が上がる。
その痛みのせいか、それともやはり何かの効果なのか、痛みより熱が強く、じんじんと熱が広がっていく感覚。

「待て…っ、んっ、ふ、はぁっ…待って…っ」

耳に届く金属音。相手の手によって露わにさせられていく下肢。
すらりとした、男とは異なる肉感の素足を淡い月明かりの元に晒してしまうと、羞恥と外気の冷たさに、身が震え、思わず女々しい声が零れてしまう。

「はぁっ、はっ、はぁ…っ、馬鹿っ、誰がっ…」

息を弾ませ、羞恥に耐え、明らかに男を、相手を求めている己の身体と心の変化に戸惑いながらも、精一杯の悪態めいた言葉を吐き出したが、それは甘く蕩けたもので、意地悪する相手に戯れで吐き出したような、そんな色を含んでいる。

「私は…っ、はっ、ぁ…どうしたというんだ…」

どうして自ら相手を求めるように、片腕を相手の腿に伸ばし、弄るようにその存在へと指先を伸ばしているのか、理解はできていなかった。
だが、本能がそうさせるのだから、抗う術はないといってよかった。

そして…。
ついに、相手の前に陥落してしまうと、あとは欲望の赴くまま、身体と心が求めるままに相手を欲し、女の悦びに打ち震え。
時が許すまで、女の悦びに溺れていき………。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイーリスさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からガリアさんが去りました。