2016/11/29 のログ
■エイジ > あれあれ、なんだか大通りが騒がしいぞ。ちょっと行ってみよう。
掏摸だーって声が聞こえてきたよ。そして人相の悪い男が町の人を突き飛ばしながら走っている。
ははあん、あいつが掏摸だね。ようし僕が捕まえちゃうぞ!
「無限掌……」
よし上手くいった。掏摸の奴ころんだぞ。ころんだ掏摸はすぐに町の人たちに取り押さえられた。やったね!
これが僕の忍法無限掌さ。
僕の掌は取り外しができて、僕の思うがままに動くんだ。僕は無限掌を先回りさせて掏摸の足首を掴んでやったんだ。
だから掏摸は転んじゃったという訳。この忍法で僕はいろんな任務をこなしてきたんだよ。
あっ無限掌が戻ってきた。おかえりなさい。
無限掌は左右二つあるけど、たまに両方とも使わないといけない時があるんだよ。
そんな時は不便だね、何しろ両手が使えないんだもん。
でもそういう時のために、僕は足の指も手の指みたいに使いこなせる特訓を積んだんだよ。
だから足の指でお箸を使ってご飯を食べることもできるんだ。
でわでわ散策を続けよう。
やっぱり人が多い町だと色んな出来事があるね。
■エイジ > 家と家の間にある狭い物陰でこっそりと隠形歩行の術を解くよ。
すぐ側に猫ちゃんがいたけど何もなかったかのように呑気に尻尾ふってお昼寝してる。
隠形歩行の術は小動物には効果がないんだよね。きっと人間にはない感覚があるんだろーなー。
さてさて街もあらかた散策したし、お腹も空いちゃったから宿の手配でもしようかな。
忍者だからっていつも草むらで臥したり木の上で眠っているわけじゃないんだよ。
やっぱりお布団の上で寝たいし、ベッドの柔らかさも試してみたい。
今夜はダイラスで一泊したら、朝一番にマグメールに向かう予定さ。
王都なんて呼ばれてるんだから、きっと物凄く大きい街なんだろうね。ワクワクしてきたよ。
それではみなさん、おやすみなさい!
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエイジさんが去りました。