2016/09/03 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にルミエナさんが現れました。
■ルミエナ > 「まったく……どうして私が。部署違いも甚だしい」
本来なら城で騎士団の物資を管理する身。
それが何故か湾岸都市での船着き場の見回りに即席の部下を付けられて送り出される。
しかも付けられた部下はどうにもやる気などない者揃いともなればもはや諦めるしかない。
港に付き見回りを命じれば我先にと消え、今ごとは酒場か娼館に居るであろうことを考えれば苛立ちも隠せずに。
それでも自分だけは命じられた任務を全うせねばと灯りを片手に港を歩く。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にオーギュストさんが現れました。
■オーギュスト > 夜、情報将校二人を連れたオーギュストは船着場に来ている。
秘密裏の積荷の受け渡しが目的だ。
貴族どもに見つかれば厄介ゆえに、極秘。
見回りの兵士がいるだろうが、ここの連中は皆飲んだくれのごく潰しだ。
今頃酒場か娼館あたりにしけこんで、ロクに仕事なんざしているわけがない。
「おう、来たか」
静かに入港してくる、何隻かの小型船。
オーギュストはゆっくりとそちらに向かう。
今日に限って見回りが居る事には、まだ気付いていない。
■ルミエナ > 愚痴をこぼしながらも前もって渡されていた今日に停泊する船の名簿を片手に一つ一つ確認するようにして歩き。
名簿に合う船を見つければチェックして次へと向かう。
こうしてみれば船はあまり多くはなく見回りも直ぐには終わると思われたが……。
「なんだ…?この時間に船が来るとは聞いていないな」
何隻かの船は足りないが来なかったか出港したのかと後で問い合わせようと決め元の来た道を戻ろうとした時にこんな時間に入港する船を数隻見つけてしまう。
こんな時に目の良さを不運と思ってしまうが見つけたのならば仕方ない。
乗員を締め上げ荷をチェックするしかないと決めて船が寄港するであろう船着き場へと向かう
■オーギュスト > 「ご苦労」
オーギュストが満足そうに船から降りてきた男に言う。
海賊と見間違う男はにやりと笑って、手を上げる。
オーギュストはその手にぱんっと自分の手を合わせ。
「首尾は?」
「上々だ」
再び満足そうに頷き、オーギュストは船の中を覗き込む。
確かに『積荷』は満載のようだ。
さて、問題はこれを何処に移すかだが。